『GTA 6』発売時はマイクロトランザクションと生成AIを導入せず
Rockstar Gamesは、2026年11月19日に発売予定の『GTA 6』について、発売時点ではマイクロトランザクションと生成AIを導入しない方針を示しました。長年待たれてきたシリーズ最新作で、ゲーム内課金と生成AIという論争の多い要素が見送られる点が注目されています。対応機種はPS5とXbox Series X/Sです。
発売時のゲーム内課金と生成AI
この情報は、ゲームプレイ映像「GTA 6: Extended Look」に先立って行われたプレビューイベントで、Kinda Funnyの出演者がRockstar Gamesに確認した内容です。Andy Cortez氏が現実の通貨を使ってゲーム内の要素を購入できるのか尋ねたところ、Rockstar側は「このゲームにマネタイズはない」と回答したとされています。
続いてGreg Miller氏が、生成AIを本作で使用しているかを率直に質問しました。これに対して開発チームは、ゲーム内で「AIは使っていない」と説明したとのことです。記事では、Clair Obscur: Expedition 33やArc Raidersなどでも生成AIの扱いが開発者にとって問題になっていると紹介されており、発売前から議論を呼びやすい要素を避けた形になります。
ただし、今回の説明が将来にわたる課金要素の完全否定を意味するのか、発売後の方針まで示したものなのかは明らかになっていません。Rockstar Gamesが説明したのは、少なくとも発売時に、現実の通貨でゲーム内コンテンツを買う一般的なマイクロトランザクション方式を採用しないという点です。
Ultimate Editionには限定コンテンツ
通常版でゲームを購入したプレイヤーが、現実の通貨を使って追加コンテンツを入手する道は残されています。本作にはUltimate Editionが用意され、通常版の購入者は後から同エディションへのアップグレードを購入できると、公式サポートページで案内されています。
Ultimate Editionには、コスメティックパックのほか、車や銃、ショップなどの限定コンテンツが含まれます。ショップの例として、Electric Fang tattoo parlorやStock 305 clothing storeが挙げられています。これらは通常のプレイ中に誰でも購入できるマイクロトランザクションとは異なり、エディションの違いによって利用できる内容が分かれる仕組みです。
公式サポートページは、Ultimate EditionのボーナスがJasonとLuciaの物語全体に組み込まれ、各チャプターを進めることで新しいアイテムが見つかる構成になると説明しています。限定要素が単なる発売時特典にとどまらず、2人のストーリーに関係する形で配置される点も特徴です。
GTA Onlineの今後は不透明
今回の発表は、シングルプレイを中心とする本作を、発売時からゲーム内課金なしで遊べる作品として受け止められる材料になります。一方で、記事はこの方針がGrand Theft Auto Onlineの新バージョンや大型アップデートに関する新情報を示すものではないと指摘しています。Rockstar Gamesは、次世代のオンライン要素について現時点で具体的な動きを明らかにしていません。
発売までには、ゲームプレイや登場人物、収録楽曲など、さらなる情報が公開される可能性があります。しかし少なくとも2026年11月19日の発売時点では、マイクロトランザクションと生成AIをめぐる要素は本作の特徴として前面に出ない見通しです。