『Stellar Blade』が韓国のコンソールゲーム開発に挑戦を促す存在に
2026年08月31日 | #その他 | GamesRadar+
韓国発のコンソールゲームが相次いで存在感を高めるなか、『Stellar Blade』とLies of Pが、同国の開発者に新たな挑戦を促しているようです。Shift Upのテクニカルディレクター、Dong-ki Lee氏は、これらの作品が韓国ゲーム業界に与えた影響を、中国におけるBlack Myth: Wukongの存在感になぞらえました。
韓国で広がるコンソールゲームへの挑戦
Lee氏はGamescom 2026でGamesRadar+の取材に応じ、本作とLies of Pが韓国の開発者にコンソールゲームへ挑戦するきっかけを与えたと説明しています。「韓国でこうしたゲームが登場したことで、開発者たちはコンソールゲームにもっと挑戦するようになった」とのことで、現在はCrimson Desertも加わり、作品同士が互いに影響を与えているとしています。
韓国では長くモバイルゲームやオンラインゲームが大きな位置を占めてきましたが、本作の成功は、家庭用ゲーム機やPC向けの大規模タイトルにも十分な市場があることを示す事例になりました。Lies of Pも韓国発の作品として海外で評価され、本作と同じく続編が予定されています。さらにShift Upは、こうした成果を背景に、同社が「AAAクラス」と位置づけるProject Spiritsのような、より野心的な作品にも取り組んでいるとのことです。同作は2026年中に公開予定とされています。
中国のゲーム業界との共通点
Lee氏が比較対象として挙げた中国では、主にGenshin ImpactやBlack Myth: Wukongの成功をきっかけに、ゲーム業界の構図が大きく変化しました。韓国でも、本作やLies of Pがモバイル・オンライン中心だった市場に対し、コンソールおよびPC向けゲームの可能性を強く示した形です。
Black Desertの流れをくむ大規模作品としてCrimson Desertが登場し、Black Myth: Wukongの続編にあたるBlack Myth: Zhong Kuiでは、期待を抱かせるデモが公開されています。一方で、Shift Upは現在もモバイルゲームGoddess of Victory: Nikkeを運営しており、同作はスタジオにとって重要な収益源です。モバイル事業を維持しながら、コンソールやPC向けの大型作品へ領域を広げている点も、現在の韓国ゲーム業界を象徴しています。
Switch 2版にも注力
Shift Upにとっては、Nintendo Switch 2も重要なプラットフォームになるとLee氏は語っています。本作の移植では、PS5とPC向けの開発で得た技術やノウハウを活用し、Switch 2上で作品の魅力を示したい考えです。Lee氏はゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドをお気に入りの作品として挙げ、Switch 2で本作を披露できることを喜んでいるとしています。
Switch 2版は、2026年9月に開催される東京ゲームショウ2026で初めて一般向けにプレイアブル出展される予定です。記事では、PC版の移植品質が高く評価されたことにも触れられており、同じ水準の仕上がりを期待する声が高まっていると紹介されています。