『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』全130曲を収録した8枚組アナログレコードボックスが登場
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のサウンドトラックが、全130曲を収録した8枚組のアナログレコードボックスとして発売されます。Nintendoとゲーム音楽レーベルのLaced Recordsが手がける商品で、任天堂のサウンドトラックが日本国外向けにアナログレコード化されるのは今回が初めてです。34曲を収録する2枚組エディションも用意されています。
8枚のレコードに分けられた全130曲
8LPボックスセットは、本作の楽曲をディスクごとにテーマを設けて構成しています。たとえば2枚目のA面には、徒歩や馬でフィールドを探索する際に流れる複数のフィールド曲を収録。B面には、小型ボスとの戦闘や祠でのバトルなどに使われる戦闘曲をまとめています。
4体の神獣に関わる各地域の物語にも、それぞれ専用のディスクが割り当てられています。各ディスクには、その地域の英傑や町、ダンジョンに関連する楽曲を収録。さらに1枚目のB面は、ハイラル各地を旅する吟遊詩人カッシーワの楽曲を中心とした内容になっています。ゲーム内では好きな順番で体験できる音楽を、レコードではテーマごとに整理し、ひとつのサウンドトラックとして聴けるようにした形です。
原文筆者は、8枚すべてにテーマを持たせた選曲を高く評価しています。フィールド用レコードを聴けば探索の記憶を振り返ることができ、戦闘曲や神獣関連の楽曲を続けて聴けば、ゲーム中の場面をまとまった流れで思い出せる構成です。各レコードのテーマとジャケットのアートも連動しており、フィールド用のスリーブには旅立とうとするリンクと馬、リトの村に関するスリーブには神獣ヴァ・メドーの上空で風のカースガノンと戦うリンクが描かれています。
アートワークとパッケージの仕様
ボックスは内側の厚紙ケースを引き出す構造になっており、8枚のLPは三角形のスリーブに収められています。ケースを開くと、夕日を背にしたハイラルの山をリンクが登るアートが現れます。各ディスクも専用スリーブに入っており、それぞれ異なるキーアートを採用しています。
アート自体は、これまでの関連グッズでも使われてきたものが中心ですが、原文筆者は絵画的なタッチがレコード用のビジュアルとしても映えているとしています。レコード盤は白を基調に、青と金のスプラッター加工を交互に施したデザインです。一方で、原文筆者は通常の黒いレコード盤を好むため、この点については別エディションで選べる黒盤のほうが好みだとしています。
音質と実際の再生状態
原文筆者はオーディオマニアではないものの、レコードを手に取り、盤をセットして聴く行為そのものを好み、これまでにもLaced Recordsによる逆転裁判のボックスセットや、Celeste、ASTRO BOT: RESCUE MISSIONなどのゲーム音楽レコードを集めてきたとのことです。そのコレクションと比べても、今回のボックスセットはすでにお気に入りのひとつになったと評価しています。
16面すべてを確認した結果、盤の反りは見られず、表面ノイズも気になったのは1〜2面だけだったとしています。音楽面についても、各ディスクのテーマに沿った選曲だけでなく、レコードとしての再生品質にも満足しているとのことです。
本作の音楽は、シリーズ従来の壮大で印象的なフィールドテーマから離れ、静かで環境音楽的なピアノやミニマルな音使いを重視しています。原文筆者は、この方向転換によってサウンドトラックがやや過小評価されている面があると指摘していますが、ボス戦や町、4人の英傑に関わる場面では、オーケストラによる大きく展開する楽曲も数多く使われています。8枚組に収められた130曲は、そうした静かな曲と壮大な曲の両方を含む内容です。
コレクター向けの商品としての位置づけ
原文筆者は、提供されたサンプルを手元に残さず、個人用のボックスセットをすでに予約したと明かしています。提供品は、過去30年にわたって集められてきたゼルダ関連の記念品とともに、IGNのロサンゼルスオフィスで保管される予定とのことです。
一方で、8LPボックスセットは、ゲーム音楽を所有物として楽しみたいファン向けの商品だと位置づけられています。収録曲は任天堂のNintendo Musicアプリでも聴けるため、音楽を聴くだけならレコードは必須ではありません。原文では価格が記載されていますが、提示された記事データでは具体的な金額が欠落しており、ここでは紹介できません。
34曲を収録する2LP版について、原文筆者は実物を試していないため、音質やパッケージの詳細な評価はしていません。ただし、8LP版の仕上がりを基準にすれば、2枚組版も良い商品になるのではないかと見込んでいます。今後については、NintendoとLaced Recordsが再び組み、続編のゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダムのサウンドトラックもレコード化することを期待しているとしています。