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固定主人公を持たないメトロイドヴァニア7選、複数キャラクターで進む作品に注目

2026年09月07日 | #ゲーム紹介 | DualShockers

固定主人公を持たないメトロイドヴァニア7選、複数キャラクターで進む作品に注目

メトロイドヴァニアといえば、サムス・アランやシモン・ベルモントのように、シリーズを象徴する主人公を操作する作品がよく知られています。一方で、特定の1人を主人公に固定せず、複数の仲間を切り替えたり、死亡や周回によって別のキャラクターを操作したりする作品も存在します。原文では8本のタイトルが示されていますが、実際に紹介されているのは7本です。

仲間を切り替えながら探索する作品

Aliens: Infestation

WayForwardが開発したAliens: Infestationは、Nintendo DS向けの2Dメトロイドヴァニアです。映画『エイリアン2』後の世界を舞台に、USSセフォラの部隊「Fireteam Fox」がUSSスラコへ乗り込み、敵対するロボットや新たなゼノモーフの発生に遭遇します。その後、部隊はLV-426へ向かうことになります。

ゲーム開始時に操作するのは、Cameron、Whistler、Johnston、Paulsonの4人です。ただし、彼らは無敵の主人公ではありません。探索中の戦闘で隊員が死亡する可能性があり、その場合は艦内やLV-426で見つけた生存中の海兵隊員が新たな操作キャラクターになります。隊員を失わずに進むこと自体が難しく、部隊の生存状況によってプレイ内容が変化する仕組みです。

Astalon: Tears of the Earth

LABS WorksによるAstalon: Tears of the Earthは、1980~90年代の2Dドット絵ゲームを思わせる作品です。プレイヤーは、剣と盾を使うArias、弓を扱うKyuli、魔法の杖を使う魔術師Algusの3人を操作し、村を救うために謎の暗黒勢力が潜む塔へ挑みます。

3人はそれぞれ能力と得意分野が異なり、塔内のキャンプファイアで自由に切り替えられます。特定のキャラクターでしか突破できない場所や、能力の組み合わせを求められる仕掛けがあるため、単純に1人で進む作品とは異なる探索が展開されます。3人の特性を把握し、適切な場面で交代することが攻略の要になります。

Castlevania: Portrait of Ruin

Castlevania: Portrait of Ruinは、Nintendo DS時代のメトロイドヴァニアの中でも、複数キャラクターの活用を前面に出した作品です。舞台は従来の中世的な世界から大きく離れ、第二次世界大戦期。Jonathan MorrisとCharlotte Aulinが、ドラキュラの復活を阻止するために戦います。

2人は同時に連れて歩くことができ、探索中にいつでも操作を切り替えられます。Jonathanは近接戦闘、Charlotteは魔法を得意としており、場面に応じて役割を変えることが重要です。また、本編以外のモードではLorettaとStella Lecarde、Richter Belmont、Maria Renardなども操作できます。物語の中心となる2人だけでなく、別モードを通じて複数のキャラクターを使える点が特徴です。

協力プレイや周回で操作キャラクターが増える作品

Guacamelee! 2

DrinkBox StudiosのGuacamelee! 2は、前作から協力プレイと操作キャラクターの幅を拡大した作品です。前作では2人協力プレイに対応し、シリーズの主人公Juan AguacateとルチャドーラのTostadaを操作できましたが、続編では最大4人での協力プレイに対応しています。

本編と追加コンテンツを合わせると、Aguacate、Tostada、Flame Face、Chamoya、Coscorrona、Ramirez、Uay Coco、El Muneco、Uay Pek、Jaguar Javierなど、8人を超えるキャラクターが登場します。それぞれに固有の特徴があり、同じエリアでも選んだキャラクターによって操作感が変わります。1人での再プレイだけでなく、友人との協力プレイでもキャラクター選択が変化を生む構成です。

Valdis Story: Abyssal City

Valdis Story: Abyssal Cityは、海底に沈んだ都市Sitheilを舞台に、剣士Wyattと魔術師ReinaがWyattの父親を探す作品です。2人は都市で悪魔や天使の大群と戦うことになり、激しい2Dアクションを繰り広げます。原文筆者は、戦闘の印象から本作を「2D版のDevil May Cry」と表現しています。

ゲーム開始時には、剣を使うWyattか、より霊術寄りの能力を持つReinaを選択します。どちらを選ぶかによって戦闘や成長の感覚が変わるため、最初から固定主人公だけを操作する形式ではありません。さらに、1周クリアすると、悪魔のGildaと銃を使う天使の実験体Vladynがアンロックされます。クリア後に新たなキャラクターで遊べるため、複数の戦闘スタイルを試しながら再プレイできます。

The Mummy Demastered

The Mummy Demasteredは、2017年の映画The Mummyと同じ世界を扱う映画連動型のメトロイドヴァニアです。映画で描かれたトム・クルーズ演じる主人公の冒険と並行して、プレイヤーは複数の名前のないProdigium兵士を操作し、エジプトのミイラ王女Ahmanetと、その不死の軍勢を追います。

この作品では、操作キャラクターが死亡すると、ゲームの開始地点へ戻され、別のProdigium兵士として再出撃します。前の兵士が持っていたアイテムはその場に残されるため、失った装備を回収するには、アンデッド化した前の操作キャラクターを倒さなければなりません。死亡が単なるゲームオーバーではなく、次の兵士へ交代する流れにつながっている点が、固定主人公を持たない本作の大きな特徴です。

主人公を定めず世界そのものを探索する作品

Revenge of the Savage Planet

Revenge of the Savage Planetは、一般的な2D横スクロール型とは異なり、三人称視点で広い惑星を探索するタイプの作品です。名前のない宇宙飛行士として5つの惑星を調査し、現地の生物を研究・捕獲しながら、新しい道具を作成して探索範囲を広げていきます。

特定の英雄の過去や人格を追うのではなく、未知の惑星とそこに生息する生物、そして探索の進展そのものが中心になります。道具の作成とアンロックによって新たな場所へ進めるようになるため、メトロイドヴァニアらしい進行構造を持ちつつ、より開放的な見せ方を採用しています。ローカル画面分割とオンラインによる2人協力プレイにも対応しており、友人と一緒に惑星を調査できます。原文筆者は、カラフルなアートスタイルとコミカルな内容を本作の特徴として挙げています。

DIVE or DIE - Children of Rain

Drop Rate StudioのDIVE or DIE - Children of Rainは、厳密にはラヴクラフト風のローグライトですが、広大なつながったエリアを探索し、特定のアイテムを手に入れて進行する構造から、メトロイドヴァニアとしても捉えられる作品です。プレイヤーは、沈没した都市の遺跡や異形の海の怪物が潜むAbyssal Poolへ潜り、キャンプの資源を集めます。

目的は、超自然的なBlack Rainと、クトゥルフを思わせる存在Makerから人類を救うことです。猶予は40日で、プレイの各段階では生存者たちが危険な潜水を繰り返します。最初に操作するのはJoe Saltmanですが、負傷したり海の怪物に食べられたりすると死亡する可能性があります。

Saltmanを失った場合は、別の生存者を回収して訓練し、キャンプのために再びAbyssal Poolへ送り出します。つまり、1人の主人公を成長させ続けるのではなく、状況に応じて生存者を入れ替えながら探索を続ける仕組みです。2026年発売の本作は、ローグライト、ホラー、探索アクションの要素を組み合わせ、固定主人公を置かない作品群の中でも、死亡と交代の関係を特に強く打ち出しています。

これらの作品では、主人公の物語だけでなく、複数キャラクターの能力差、隊員の生死、協力プレイ、そして探索によって変化する世界そのものがゲームの中心になります。固定された1人を操作する形式に慣れている場合でも、キャラクターを切り替える意味や、失った仲間を別の人物で補う仕組みが、メトロイドヴァニアの遊び方に別の変化をもたらします。