← 最新記事一覧

Xbox 360のメトロイドヴァニア、短時間で遊べる8作品を紹介

2026年09月10日 | #ゲーム紹介 | DualShockers

Xbox 360のメトロイドヴァニア、短時間で遊べる8作品を紹介

広大なマップを何度も往復する作品が多いメトロイドヴァニアのなかから、Xbox 360で比較的短時間に遊べる8作品を原文筆者が選出しました。短いプレイ時間に加え、分かりやすいパズルや任意の探索、マップを移動しやすくする仕組みを備えた作品が中心です。長編ゲームを避けがちなプレイヤーにも向くタイトルとして、Xbox Live Arcade作品から大型アクションアドベンチャーまで取り上げています。

短時間で遊びやすい作品を選んだ理由

メトロイドヴァニアは、能力を手に入れて以前は進めなかった場所へ戻る構造が魅力である一方、クリアまでに何時間もかかり、同じ場所を行き来する場面も多いジャンルです。原文筆者は、こうした設計を理由に、長いゲームよりもFPSのCall of Dutyシリーズや、物語を重視しないパーティーゲーム、スポーツゲームを選ぶプレイヤーもいると説明しています。

今回の選出では、クリアまでの時間が比較的短いことだけでなく、探索の負担を抑える仕組みも重視されています。すべてのエリアをくまなく調べなければ進めない作品ではなく、寄り道を後回しにできることや、後から以前の場所へ戻りやすいことがポイントです。そのため、ジャンルの基本である探索と能力による進行を楽しみながら、長時間のプレイを求められにくい作品が並んでいます。

8位から5位までの注目作

8位はInsanely Twisted Shadow Planetです。Xbox Live Arcadeで登場した作品で、会話はほとんどなく、冒頭の映像で物語の前提が示されます。謎の影の存在が星とその周囲の惑星を汚染し、怪物のような「影の惑星」へ変えているという設定です。プレイヤーは空飛ぶ円盤を操作し、感染した惑星の内部を探索します。

本作のクリア時間は平均で約5時間とされ、物語を大量の会話で説明するタイプではありません。その代わり、クラシックなアニメーションを思わせるビジュアルと、円盤を使った探索を軸にしたゲームプレイが特徴です。原文筆者は、Xbox 360時代にXbox Live Arcadeで登場した小規模・インディー系作品の多くが後に忘れられていったなかで、本作もそうした作品の1つだと紹介しています。

7位のShadow Complexは、Xbox 360版のメトロイドに近い作品を求めるプレイヤー向けのタイトルとして扱われています。主人公のジェイソン・フレミングは、恋人のクレアとともに洞窟内の地下施設を発見しますが、クレアが武装組織プログレッシブ・レストレーションに連れ去られ、施設へ乗り込むことになります。救出と同時に、組織の計画を探る展開です。

Xbox Live Arcade向けの作品としては物語にも力が入っており、敵のデザイン、グラフィック、アクションがまとまっていると原文筆者は評価しています。基本のプレイ時間は約5時間ですが、施設の隅々まで探索し、すべてのエンディングを見る場合は10時間を大きく超える遊び方も可能です。短く終えることも、探索を深めることもできる構成が選出理由になっています。

6位はOutlandです。本作では、現代のシャーマンが3万年前の英雄の転生であることを知り、光と闇の力を習得して世界を滅ぼそうとするカオスの姉妹に立ち向かいます。最大の特徴は、光と闇の能力を使い分けるゲームシステムです。

光の力で倒せる敵や進める場所がある一方、闇の力でなければ対処できない場面も存在します。状況に応じて能力を切り替えることが攻略の軸になっており、原文筆者はXbox Live Arcadeのメトロイドヴァニアのなかでも興味深い仕組みを備えた作品としています。クリアまでの時間は約7時間です。

5位のBionic Commando Rearmed 2は、シリーズのなかでも低く評価されがちな作品としてではなく、原文筆者が「犯罪的に過小評価された続編」と位置付けるタイトルです。1987年にアーケードで始まったBionic Commandoシリーズは、現代向けの再始動が何度も試みられましたが、2008年にGrinが初代をリメイクしたBionic Commando Rearmedは、2009年の三人称アクション作品Bionic Commandoより好意的に受け止められました。

その続編となる本作では、前作から物語を引き継ぎながら、主人公ラッド・スペンサーがバイオニックアームだけに頼らず、ジャンプできるようになっています。さらに、マップ選択画面から過去のレベルへ戻れるため、後のステージで新たなアイテムや能力を入手したあと、以前のエリアへ素早く再訪できます。能力を得てから戻るというジャンルの基本要素を、移動の手間を抑えながら楽しめる作品です。

4位と3位はリプレイ性や独自性が魅力

4位はDuckTales: Remasteredです。タイトルの通り、アニメシリーズを題材にした作品ですが、内容は1989年にNESで発売されたDuckTalesのHDリメイクです。プレイヤーはスクルージ・マクダックを操作し、ヒューイ、デューイ、ルーイとともに世界各地、さらには世界の外へ向かい、財宝を集めます。

チュートリアルの後は、5つのメインステージへ好きな順番で挑戦できます。クリアまでの時間は4時間未満とされていますが、短い本編だけで終わる作品ではありません。高い難度で隠された財宝を探したり、コンセプトアートや音楽などの追加要素を解除したりできるため、短時間のクリアと繰り返し遊ぶ楽しさを両立しています。原文筆者は、Xbox Live Arcadeで登場した作品のなかでも、懐かしさを味わえるメトロイドヴァニアとして紹介しています。

3位のCastlevania: Lords of Shadow 2は、伝統的な2Dメトロイドヴァニアとは異なり、三人称視点のアクションアドベンチャーに近い作品です。前作に続いてガブリエル・ベルモントが主人公ですが、今作ではドラキュラとなった彼が現代の世界でサタンを完全に倒そうとします。

広い世界を探索し、能力を得てから過去の場所へ戻る要素があるため、シリーズの進行構造にはメトロイドヴァニアらしさが残されています。クリアまでの時間は約14時間で、今回の8作品のなかでは長めです。それでも、前作より数時間短く、原文筆者はXbox 360でプレイヤーの時間を尊重するCastlevaniaとして本作を挙げています。

2位はGuacamelee!です。メキシコの民俗芸術とルチャリブレを組み合わせた独特のアートスタイルが大きな特徴で、原文筆者はXbox 360で遊べる作品のなかでも、とりわけスタイリッシュで創造的なメトロイドヴァニアと評価しています。

主人公は、リュチャドールとなったアガベ農家のフアン・アグアカテです。死者の軍勢を率いるカルロス・カラカが、現世と死者の世界を支配するために恋人ルピタを生け贄にしようとしており、フアンは彼女を救うために戦います。メトロイドヴァニアの探索と、敵を連続して倒すベルトスクロールアクションを組み合わせた内容で、基本のクリア時間は約6時間です。隠された試練まで制覇する場合は、さらに長く遊べます。

1位は探索と物語を両立した大型作品

1位に選ばれたのはBatman: Arkham Asylumです。バットマンがジョーカーに占拠されたアーカム・アサイラムを奪還し、施設内に解き放たれた囚人たちを止める物語で、ジョーカーはベインのような超人的な犯罪者たちを利用してゴッサム・シティ全体を脅かします。クリアまでの時間は約11時間です。

本作はステルス重視のアクションアドベンチャーであり、一般的な2Dメトロイドヴァニアとはゲームプレイが異なります。それでも、バットマンが新しい装備を入手することでアーカム・アサイラム内の新たな場所へ進めるようになり、以前のエリアへ戻って謎を解く構造を持つことから、同ジャンルの作品として扱われています。リドラーのパズルも、新たに手に入れた装備を使って攻略します。

原文筆者は、本作をXbox 360でプレイヤーの時間を尊重する最良のメトロイドヴァニアと位置付け、物語とゲームプレイの完成度を評価しています。短時間で終わる作品だけを集めたランキングではなく、広い世界を探索しながらも、無制限の長時間プレイを要求しない作品を選んだランキングである点が、今回のリストの特徴です。