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『Warframe』が2026年後半に新太陽系Tauへ拡大、6人協力モードも導入

2026年09月11日 | #ゲーム紹介 | Polygon

『Warframe』が2026年後半に新太陽系Tauへ拡大、6人協力モードも導入

長期運営を続ける『Warframe』が、2026年後半に新たな太陽系Tauへ進出します。新エリアだけでなく、新Warframeやゲーム内ハブ、6人協力モードも相次いで追加される予定で、過去の要素を見直しながら遊びの規模を広げる展開が注目されます。

Tauへの進出と秋の大型展開

Tauは、本作にとって完全に新しい太陽系です。開発チームはこの新天地に向けた準備を急ピッチで進めており、Rebecca Ford氏は、開発における難題は「新しいものへ進むのか、過去の要素を再訪するのかを選ぶこと」だとPolygonに説明しています。新規コンテンツの投入と既存要素の改修を並行してきた本作らしい方針といえます。

2026年9月23日には、秋のアップデートとしてThe Iceblade of Narinが配信されます。このアップデートでは、新たなWarframeとゲーム内ハブが登場する予定です。さらに10月15日には、特別イベントEpoch Operation: Tauが始まります。イベントの詳細はまだ限定的ですが、巨大な裸の人型に見える、超高層ビル級の宇宙船を操縦する内容が含まれるとのことです。Ford氏は、この説明を本作をよく知らない人に見せたとき、どのような反応をするのか楽しみにしていると話しています。

6人協力モードは過去のレイドと異なる試み

同じ時期には、6人で遊べる新たな協力モードGlacial Defenseも導入されます。開発側はこのコンテンツを「レイドではない」と強調していますが、少人数の通常ミッションよりも高い連携や対応力を求める、新しいプレイ規模を試すものになりそうです。

Ford氏は、過去に存在したレイドについて「レイドは存在し、役割を終え、そしてなくなった」と説明しています。本作のレイドにあたるTrialsは2018年に廃止されました。当時は、モードの維持に開発チームの大きな労力と時間が必要だった一方、実際にプレイするユーザーが十分に多くなかったと説明されています。

ただし、かつてのレイドを知るプレイヤーのなかには、現在も当時の体験について語り続ける熱心なファンがいるとのことです。今回のGlacial Defenseは、そうした過去のレイドをそのまま復活させるのではなく、6人規模でやや難度の高い遊びに需要があるのかを確かめる試みです。Ford氏は、6人で本作を遊びたいものの、現在の編成では常に2人を外さなければならないプレイヤーグループが存在するのか、そしてその社会的な居場所を作れるのかは「まだ分からない」としています。

高速化したゲームプレイに戦略性を加えられるか

本作では、強力な武器やスピーディーなアクションを駆使し、プレイヤーが短時間でミッションを突破できます。高レベルのプレイヤーが装備や能力の相乗効果を理解している場合、ネオンの爆発を連発しながら、経験の浅いプレイヤーをクリアまで連れていくことも可能です。

この爽快感は本作の魅力である一方、開発側は「難しさの不足」という課題にも直面しています。戦略的な連携を通じて達成感を得たいプレイヤーにとっては、単純な火力や速度だけでは物足りない可能性があります。Glacial Defenseは、既存の高速なゲームプレイを否定するのではなく、そこに6人での役割分担や判断を求める余地を加えられるかが焦点になります。

Ford氏自身も、友人たちとDeadlockを遊ぶ際に、本作では6人グループのうち2人を外さなければならず、全員で遊べるコンテンツがないと感じることがあると明かしています。ただし、6人で集まって本作を遊びたいグループがどれほど存在するのか、今回のモードが実際にその需要へ応えられるのかについて、開発側は慎重な姿勢を示しています。

過去の改修が示すライブサービス運営の難しさ

Digital Extremesはここ2年の間に、複数のWarframe、ストーリークエスト、新たな太陽系を追加してきました。同時に、2015年にさかのぼる顔のアニメーションを作り直し、古いWarframeの性能や能力構成も、現代的で流れるような本作のゲームプレイに合うよう定期的に見直しています。

しかし、こうした変更が常に好意的に受け入れられてきたわけではありません。ホラー要素を取り入れたモードFollie’s Huntは、敵を容易に圧倒できるゲーム体験に慣れたコミュニティにとって、安定性を崩すものになったとされています。Ford氏はこの反応について、2026年のこれまでのなかでも「低い地点のひとつ」だったと振り返りました。裏を返せば、その後は状況が上向いているという認識も示しています。

宇宙船Railjackを使ったドッグファイトも、プレイヤーの評価が分かれてきた要素です。開発チームはRailjack向けのミッションを追加する予定ですが、Ford氏はこの要素を再び扱うことは、開発者にとって危険な判断だと語っています。ライブサービスでは、どの改修もプレイヤーの反応を伴う賭けになります。それでも、過去のコンテンツを放置せず、大胆に手を入れ続けることが長期運営には必要だとしています。

Ford氏は、開発者が考える「楽しいゲーム」と、コミュニティが「自分たちのゲーム」と捉える本作の間には、簡単には埋まらない差があると説明しています。プレイヤーから「これは自分たちのゲームであり、開発者は自分たちのために作っている」と突きつけられる瞬間こそ、ライブサービス運営の厳しい現実だという考えです。時間やリソースがもっと欲しいと思っていても、最終的にはコンテンツを届けなければならないとしています。

Tau発表で高まる期待

TennoConでTauを公開したことは、開発チームが抱えていたプレッシャーをいくらか和らげたとのことです。Ford氏によれば、発表を見た人々からは「これまで取り組んできたものはこれだったのか」という反応があったといいます。

一方で、Ford氏は、ライブサービスゲームが自動的に利益を生み続けるという見方には否定的です。そのようなゲームを担当する開発チームは非常に厳しい環境に置かれるためで、成功が約束されているわけではないとしています。長年支えてきたコミュニティへの感謝を示しつつ、今後も開発チーム自身が楽しんで作れる、予想外で楽しいコンテンツを届けていく方針です。