『WARDOGS』Steam評価が「非常に好評」へ、サーバー障害から急回復
2026年09月13日 | #ゲーム | DualShockers
新作マルチプレイFPSの『WARDOGS』が、ローンチ直後のサーバー障害でSteam評価を落としながらも、迅速な対応によって「非常に好評」まで回復しました。大作やライブサービス型タイトルが並ぶ市場に、買い切り型の大規模対戦ゲームとして挑んだ作品です。3チームによる歩兵戦と車両戦を同じ戦場で展開する内容に加え、マイクロトランザクションに頼らない方針も注目されています。
ローンチ直後にDDoS攻撃と接続障害
開発元のBULKHEADは、無料ベータ週末に大きな反響を得ていた一方、ローンチ当日には繰り返しDDoS攻撃を受けたと説明しています。攻撃によってプレイヤーがゲームに接続しにくい状態となり、初日の稼働に深刻な影響が出たとのことです。
攻撃が収まった後も、サーバーの混雑によってマッチへの参加に時間がかかったり、接続中に切断されたりする問題が発生しました。BULKHEADは、想定を上回るプレイヤーが一斉にアクセスしたことでサーバーが対応しきれなかったとみられる状況に対し、ローンチから2日ほどで問題の解消に動いています。原文筆者は、プレイヤーが多すぎたこと自体は本来なら好材料だとしつつ、最初の印象を損なうと作品の認知拡大を大きく制限しかねないと指摘しています。
Steam評価は「賛否両論」から回復
発売時点のSteam評価は、サーバーの不安定さやロビーの挙動が一定しないことを理由に「賛否両論」となっていました。しかし、問題への修正が進むと評価は急上昇し、現在は「非常に好評」に戻っています。最近投稿されたレビューでは、BULKHEADがコミュニティからの苦情に素早く対応した点を評価する声が目立つとされています。
本作では、現代の対戦ゲームに多く見られるライブサービス要素を前面に押し出しておらず、マイクロトランザクションも確認されていません。継続的な課金要素よりも、購入したプレイヤー同士が集まって遊ぶ体験を重視している点が、支持を集めた理由の1つと考えられます。
3チームが争う軍事サンドボックス
ゲーム内容は、Battlefieldのような大規模戦闘を軸にしながら、Armaに通じる軍事サンドボックスの要素も組み合わせたものです。歩兵が地上で戦うだけでなく、車両を使った戦闘も同じマップで発生し、3つのチームが大規模な目標をめぐって争います。単純なルールで理解しやすい一方、戦場全体では複数の戦闘が同時に進む構成です。
BULKHEADは、The Turing Testや複数のマルチプレイシューターを手がけてきたスタジオです。原文筆者は、派手な機能を追加するよりも、地上で兵士として戦う感覚に焦点を絞ったことが本作の強みだと見ています。大手メーカーのシリーズが存在感を持つジャンルで、小規模スタジオが新たな選択肢を提示する動きとしても位置づけられています。
本作は2026年8月10日にリリースされ、パブリッシャーはTeam17です。ローンチ直後の混乱を乗り越えた現在、BULKHEADにはこの評価とプレイヤーの勢いを、今後の運営とアップデートで維持できるかが問われています。