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『GTA 6』元Rockstar開発者がUIを「時代遅れで奇妙」と指摘も10年遊ばれる作品に期待

2026年09月17日 | #ゲーム紹介 | GamesRadar+

『GTA 6』元Rockstar開発者がUIを「時代遅れで奇妙」と指摘も10年遊ばれる作品に期待

発売を控える『GTA 6』について、元Rockstar Gamesのアニメーターが、公開された映像の一部を「少し時代遅れで奇妙」と厳しく評価しました。一方で、完成後はアップデートによって問題が改善され、前作のように10年単位で遊ばれる作品になるとの見方も示しています。特に注目されたのは、主人公ジェイソンとルシアの性格や役割の対比です。

元Rockstar開発者が見た2人の主人公

RockstarでGTA 5やRed Dead Redemption 2の制作に携わった元アニメーターのMike York氏が、TechRadarの取材で本作の印象を語りました。同氏は、Rockstar作品にはユーモアや個性を持つキャラクターが登場することが多いとしたうえで、ジェイソンについては、現時点の映像だけではその魅力が十分に見えていない可能性があるとしています。

一方、ルシアはジェイソンとは対照的な人物として描かれているとのことです。映像では、ジェイソンが銃を使う状況のほうが気楽だと話すのに対し、ルシアは「魅力的に振る舞って」と返しています。York氏はこの場面から、ルシアが無口で慎重なジェイソンを外の世界へ引き出そうとしているように見えると説明しました。

同氏の見立てでは、ジェイソンは状況を考えて動く戦略家タイプで、ルシアは勢いよく行動しながら現場で答えを探すタイプです。ミッションでは、2人の異なる能力や判断の仕方を使い分ける展開になる可能性があるとしています。ただし、これは映像から読み取った現時点での見解であり、実際のゲーム内容を断定したものではありません。

Rockstarの徹底した情報管理

York氏は、Rockstarの社内では情報の外部流出を防ぐため、従業員に対して、どこであっても制作内容を話さないよう強く求めていると明かしました。SNSを利用している社員が少ないのも、勤務先や制作情報に結びつく発言を避けるためだとしています。

同氏自身も在籍中はほとんど何も語らなかったと振り返っており、RockstarではSNSを使うことすら、会社の厳格な情報管理から一歩外へ出るような感覚があったとのことです。長期間にわたって詳細を伏せたまま開発が進められてきた本作だけに、今回のような元開発者の発言は、映像からは分からない制作側の事情を知る手がかりになっています。

UIには「時代遅れで奇妙」との指摘

公開された映像全体については評価できる部分がある一方、York氏はUIに強い違和感を覚えたと話しています。ゲーム全体の雰囲気や、これまでRockstar作品で慣れ親しんできたデザインとUIが一致しておらず、一部の要素は「少し時代遅れで奇妙」に感じられるという指摘です。

同氏は、Rockstarには大規模で優秀なチームがあるため、必要と判断すれば発売前に該当部分を変更できるはずだとしています。ただし、発売までに実際に修正されるかは別問題であり、開発現場ではUI以外にも優先して対応すべき課題が多数あるだろうとも述べました。つまり、映像で確認できる仕様がそのまま製品版に残るとは限らないものの、必ず改善されると決まったわけでもありません。

長期的なアップデートとオンライン展開

York氏は、発売時に細かな問題が残っていたとしても、その後のアップデートやパッチで長期的に調整される可能性が高いと見ています。前作のように、発売から長い期間が経ってもプレイヤーが遊び続ける作品になり、本作も10年後までプレイされる存在になるとの期待を示しました。

さらに、オンライン要素については、時間とともに内容が変化し続ける「メタバース」のようなものになり、シリーズを長く支える可能性があるとしています。完成時点のUIや細部だけでなく、発売後の修正とオンライン展開まで含めて、Rockstarが本作をどのように育てていくかが今後の焦点になりそうです。