← 最新記事一覧

『World of Warcraft: Forever』の見た目に懸念、開発者がゲーム内での判断を呼びかけ

2026年09月17日 | #ゲーム紹介 | GamesRadar+

『World of Warcraft: Forever』の見た目に懸念、開発者がゲーム内での判断を呼びかけ

『World of Warcraft: Forever』をめぐり、公開されたスクリーンショットやデータマイニング情報から「リテール版に似すぎている」と懸念するファンが現れています。これに対し、Classic開発者のJosh Greenfield氏は、画像だけで判断せず、11月のリリース後にゲーム内の文脈で確かめてほしいと呼びかけました。Classicの雰囲気を期待するファンにとって、アートスタイルが大きな注目点になっています。

「Classic Plus」ではなく「リテール版マイナス」なのか

本作はBlizzCon 2026で大きく紹介され、Classic版を土台に新たな要素を加える「Classic+」を期待していたファンからも注目を集めました。一方で、発表後に共有されたキャラクターモデルやスクリーンショットを見た一部のファンは、アートスタイルやモデルが現行のリテール版World of Warcraftに近いと指摘しています。

コミュニティでは、本作が「Classic Plus」というより「リテール版マイナス」に見えるのではないか、という議論が広がりました。2004年に登場した初代World of Warcraftの世界に長く親しんできたプレイヤーほど、当時の雰囲気やプレイヤーモデルとの一体感を重視しており、新しいモデルがClassicの世界に自然に合うのかを疑問視しています。単にモデルの品質や新しさを問題にしているのではなく、ゲーム全体の美術的なまとまりが保たれるかどうかが焦点です。

開発者はデータマイニング情報だけでの判断に注意

ファンから、なぜアートディレクションがClassicではなくリテール版の美学に沿っているように見えるのかと尋ねられたGreenfield氏は、実際にゲームを体験するまで判断を保留するよう求めました。同氏は「データマイニングで見つかったモデルやスクリーンショットだけで判断せず、ゲーム内で世界全体と一緒に見られるまで評価を保留してほしい」と説明しています。

さらに、データマイニングで確認できるものは、ゲームエンジン上での最終的な見え方を完全には表していない可能性があるとも述べました。Greenfield氏は詳細については語れないとしながらも、抽出されたモデルがゲーム内でどのように配置され、周囲の環境やエフェクト、ほかのキャラクターと組み合わさるのかを確認する必要があるとしています。

この説明は、データマイニング情報が開発途中の素材や限定的な状態を示している可能性を踏まえたものです。トレーラーや静止画では、実際にプレイヤーが世界を移動したときの印象や、モデル同士が並んだ際のまとまりまでは判断しにくいという考えです。現時点で見えている素材だけを完成版の表現とみなすべきではない、というのが開発者側の立場です。

懸念は残るものの、ファンは判断を保留

Greenfield氏の投稿に対しては、説明に納得し、当面は評価を保留すると応じるファンがいました。「コミュニケーションに感謝する。判断は保留しておく」とする反応が寄せられた一方、懸念が解消されたわけではありません。別のファンは、今は判断を保留するものの、公開されたモデルがClassicの世界やプレイヤーモデルと調和しないほど異なっているのではないかと、なお心配しているとしています。

ほかのコメントでも、アートスタイルについて確信を持てないという意見が複数見られました。つまり、開発者の説明によって議論が収束したというより、実際のプレイ映像や製品版を確認するまで結論を出さないという状態に落ち着いた形です。

本作の見た目がClassicらしい世界観として受け入れられるのか、それともリテール版に近い印象を強く残すのかは、11月のリリース後に明らかになります。現段階では、スクリーンショットやデータマイニングで切り取られたモデルだけで結論を出さず、ゲーム内で世界全体がどのように組み合わさっているかを見て判断することが求められています。