← 最新記事一覧

『Marvel's Wolverine』でマップ境界まで到達できる場外グリッチが発見される

2026年09月18日 | #ゲーム紹介 | IGN

『Marvel's Wolverine』でマップ境界まで到達できる場外グリッチが発見される

『Marvel's Wolverine』で、通常の進行では入れないマップ外へ簡単に抜け出せるグリッチが見つかりました。YouTuberのTurnedが公開した動画では、建物をよじ登ったりトラックを飛び越えたりするだけで、ミッションの外側に広がる大規模なエリアを探索できます。浮遊する木や地面の下へ続いているように見える場所など、開発中のデータを思わせる光景も確認されています。

建物を越えるだけでミッションの外側へ

Turnedは、ミッション「The One That Got Away」で、見た目には何の変哲もない建物を登って乗り越え、ローガンをエリア外へ移動させています。通常のプレイ空間は一本道に近い構成ですが、その外側には予想以上に広い領域が残されており、最終的には地面が四角く途切れるマップの境界まで到達できるとのことです。

場外では、地面の判定が不安定な場所や、地中へ落ちる可能性がある箇所など、通常のゲーム進行では見られない現象が続出します。動画では浮いた木や不自然な当たり判定も映されており、ミッション用に用意された空間の外側まで、一定量の背景データが配置されていることが分かります。

日本エリアでは車両を飛び越えて脱出

別の動画では、日本を舞台にしたエリアでも同様の現象が紹介されています。ローガンは複数のトラックを飛び越えるだけでミッション区域から離脱でき、通常なら発生する自動的なリスポーンも回避できるとされています。

エリア外へ出ると、車が壁をすり抜けたまま直進し、やがて消滅する様子を確認できます。歩行者は周囲の異常に反応せず、そのまま活動を続けているとのことです。さらに、内部が存在しない建物、空中に浮かぶNPC、キャラクターが両腕を広げたまま停止するTポーズなど、複数のグリッチが見つかっています。

日本エリアの場外部分は「The One That Got Away」よりも作り込まれており、飲食スペースや店舗の内部まで用意されているとTurnedは伝えています。プレイヤーが通常のルートで訪れることを想定していない場所にも、環境用のモデルや内装が残されているようです。

発見の容易さと修正の可能性

ゲームのマップ外を調べる動画自体は珍しくありませんが、今回注目されているのは、壁を登る、車両を飛び越えるといった単純な操作だけで脱出できる点です。原文筆者は、これほど再現が容易ならプレイヤーに発見されるのも不思議ではなく、Insomniac Gamesが早い段階で穴を塞ぐ可能性が高いと見ています。

TT Gamesの開発者Tim Spencerは、こうした不具合が残る理由について、品質保証の段階で発見されていても、制作側が優先度を下げ、発売時の対応を後回しにする場合があると説明しています。Spencerは「QAが見つけている可能性は99%ありますが、制作側が優先度2以下に下げ、出荷を急ぐ段階で後のパッチに回したのでしょう」としています。

Insomniac Gamesは今週、フィードバックをもとにプレイヤー体験をさらに改善する計画を示しています。今回の場外グリッチが修正対象になるかは明らかになっていませんが、コミュニティでは、ローガンの移動を補助する“fart gas”こと臭いの軌跡を無効化できる機能を求める声も出ています。誘導が強すぎるとの不満が背景にあり、開発側が今後どこまでプレイヤー補助機能を調整するかにも注目が集まりそうです。