『Overwatch』新ヒーローDoctrineは高い汎用性で早期ナーフ候補に
2026年09月19日 | #噂・リーク | GamesRadar+
『Overwatch』の新サポートヒーロー、DoctrineがBlizzCon 2026で試遊可能となり、幅広い役割をこなせる性能が注目されています。原文筆者は初めて触れたにもかかわらず、通常は苦手としている本作でチームに大きく貢献できたと報告しており、正式参戦後の早い段階で弱体化される可能性を指摘しています。Doctrineは10月6日に本作のヒーローラインナップへ加わる予定です。
初見でも扱いやすかった新サポート
原文筆者は、長年にわたってプレイしているものの、本作では目立った活躍をなかなかできず、得意なラインハルトを使っているときでさえ、数百試合の中でMVPを獲得した記憶がほとんどないと説明しています。ところが、BlizzCon 2026でDoctrineを初めて使った数試合では、MVPこそ逃したものの、普段の実力から考えれば驚くほど安定して戦えたとのことです。
Doctrineの通常の遠距離攻撃は直感的に扱いやすく、移動速度にも優れています。さらに、味方を回復しながら速度を高めるドローンも備えており、複雑な操作を十分に理解していない段階でも、攻撃と支援の両方で役割を果たしやすかったと原文筆者は伝えています。普段なら味方に運んでもらっている感覚になりがちなプレイヤーでも、自分がチームへ貢献していると感じられるほどだったとしています。
ただし、原文筆者は自身が突然上達したわけではなく、Doctrineの性能が単純に優れていたのではないかと見ています。初見で一定の戦果を出せたことが、熟練プレイヤーに使われた場合の強さを考えると、将来的なバランス調整、とりわけ弱体化を予想する理由になっています。
攻撃・機動力・支援を兼ねる性能
Doctrineはサポートヒーローでありながら、十分なダメージ性能を持ち、近距離から遠距離まで柔軟に対応できます。Infuseを使えば飛行による機動力を得られ、戦闘への進入や離脱だけでなく、高所への移動も可能です。さらに、アルティメットのDeliveranceは敵の体力を大きく削る効果と、味方全体を回復する効果を同時に持っています。
この構成により、Doctrineには現時点で明確な弱点を見つけにくいと原文筆者は評価しています。攻撃力、回復、移動性能、交戦距離の選択肢が1人のヒーローにまとまっているため、状況に応じて役割を切り替えられる点が大きな特徴です。特に、敵の体力を低下させながら味方を回復できるDeliveranceは、プレイヤーが性能を理解した後に強力な定番手段になる可能性があるとされています。
原文筆者は、Deliveranceが最初のバランス調整で主要な対象になるのではないかと予想しています。また、InfuseはDoctrineの突進とドローンの挙動を変化させるため、対戦相手から見ると次の行動を予測しにくい能力です。さらに、Infuseのダメージと回復のクールダウンを大幅に短縮するパークもあり、採用時にはこの不確実性がいっそう高まると説明されています。
開発側が見る難しさとメタへの影響
原文筆者はDoctrineの汎用性について、ゲームディレクターのAaron Keller氏にも質問しています。Keller氏は、Doctrineには高いエイム技術が求められる点を弱点として挙げつつ、機動力と柔軟性を持つヒーローであることを認めています。「高いエイム力が必要です。そこに加えてかなりの機動力もあり、Infuseでダッシュを強化すれば、戦闘への参加、離脱、高所への移動までできます」と説明しています。
一方で、Keller氏はDoctrineが既存ヒーローの誰に取って代わるのか、最適なシナジーが何になるのかは、まだ明確に判断できないとしています。それでも、柔軟かつ十分に強力なため、最終的にはメタへ組み込まれるだろうとの見方を示しました。単一の役割に特化するのではなく、チーム構成や戦況に応じて複数の仕事を担えることが、採用理由になると考えられています。
Keller氏は、新ヒーローが強すぎるのか、弱すぎるのか、適正なバランスなのかを事前に見極めるのは難しいとも話しています。開発チームは新キャラクターを多くの時間をかけて検証しているものの、テストするのは数百人規模のチームであり、参加者ごとにプレイヤースキルも異なるためです。
高ランク帯での定着が焦点に
Keller氏は、Doctrineについて高いスキル上限と戦略性があると説明しています。エイムの正確さだけでなく、Infuseをいつ、どのような目的で使うかを判断する必要があるため、誰でも簡単に最大性能を引き出せるタイプではないとのことです。特に、飛行や機動力を攻撃に使うのか、撤退や位置取りに温存するのかによって、同じ能力でも結果が変わります。
開発側は、過去にJetpack Catが登場直後にサポートのメタを大きく支配したような状況を、Doctrineで再現することは避けたいと考えているようです。Keller氏は、高ランク帯で非常に多く使われる一方、低ランク帯では採用率が伸びない可能性にも言及しています。反対に、初心者にも扱いやすく、熟練者が使えばさらに強いヒーローとして、すべてのプレイヤー層に広がる展開も考えられます。
正式参戦前の試遊だけで結論を出すことはできませんが、初見のプレイヤーでも攻撃、回復、移動の各面で成果を出せたという点は、Doctrineの設計を考えるうえで重要です。原文筆者は、操作に慣れていない段階でもチームにとって有用な存在になれたことから、ランク戦で半年ほど使い込んだ熟練者が操れば、さらに大きな影響力を持つのではないかと懸念しています。そのため、10月6日の正式参戦後にプレイヤーの研究が進んだ結果、早期のナーフが必要になる可能性があると見ています。