『ポケモン』30周年記念TCG、GameStopが市場価格より有利な選択肢に
発売前から高額設定で批判を集めていたGameStopの『ポケモン』30周年記念TCG商品が、発売後の市場価格が落ち着くにつれて、相対的に割安な購入先として注目されています。定価に近い価格ではないものの、品薄と転売によって価格が高騰するなか、急いで入手したいコレクターにとって有力な選択肢になっているとのことです。
GameStopは発売前に価格設定をたびたび変更
GameStopは2026年7月、30周年記念セットの価格を発表した際、通常の希望小売価格を大きく上回る設定で販売しようとしました。この対応はファンから強い反発を受け、同社はその後、商品の価格を複数回にわたって変更しています。
発売後も、同社の価格表示は依然として高額に見えました。しかし、時間が経つにつれて一般の販売店や転売市場における価格も上昇し、当初は割高に思えたGameStopの価格が、比較対象のなかでは低い水準になっています。対象商品にはElite Trainer Box、Poster Collection、Knock Out Collection、Tech Sticker Collection、Ex-Boxなどが含まれますが、記事中では各商品の具体的な販売価格と希望小売価格は示されていません。
正規店でも入手しにくい状況に
30周年記念商品を希望小売価格に近い金額で確保できた購入者にとって、GameStopの価格が受け入れがたいものである点は変わりません。一方で、今後は商品そのものを見つけることが難しくなる可能性があります。大型量販店や地域のカードショップでは、次回の補充時期を販売担当者も把握していないケースがあり、入荷しても転売目的の購入者が短時間で棚を空にする状況が起きているとのことです。
原文筆者は、仕事や家庭の都合で店舗を何度も回れない一般の購入者にとって、適正価格の商品を探し続けることは現実的ではないと説明しています。Facebook Marketplaceのような個人間取引は、出品者や商品の信頼性を確認しにくく、リスクがあります。地域のカードショップも、転売購入者による買い占めで損失を被ることを避けるため、価格を大幅に引き上げている場合があるとされています。
供給量が多くても転売で品薄になる可能性
ミネアポリスのカードショップでは、Elite Trainer Boxが店舗によって大きく異なる価格で販売されており、市場価格を下回る商品はすでに売り切れている可能性が高いと原文筆者は伝えています。比較対象としてTCGPlayerの市場価格も挙げられていますが、記事中の具体的な金額は空欄になっています。そのため、GameStopと他店の価格差を数値で確認することはできません。
長年のファンの間では、メーカーが今回のセットを過去に例がないほど大量に印刷しているため、いずれはどこでも簡単に買えるようになるという見方があります。発売時期の直前は、期待感と買い逃しへの不安が最も高まりやすく、現在の品薄感が一時的なものにすぎない可能性もあります。
ただし、供給量の多さだけでは問題は解決しません。記事では、メーカーがこれまでにない規模で数十億枚のカードを印刷している一方、転売業者が倉庫単位で商品を購入すれば、実際の店頭では不足が起こり得ると指摘されています。さらに、今回のセットは高い確率で人気カードを引けるため、転売業者が利益を出しにくくなり、今後の買い占めが弱まる可能性もあるとのことです。
それでも現時点の市場価格は高く、転売業者にとっては、過去に高値で取引されたAscended Heroesよりも30周年記念セットのElite Trainer Boxのほうが利益を上げやすい場合があるとされています。価格が下がるまで待てない購入者にとっては、GameStopが最も負担の少ない選択肢に見えるものの、原文筆者はそれをあくまで相場と比較したうえでの「お得」と位置づけています。