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『マジック:ザ・ギャザリング』のホビットセットは、装丁風カードでトールキン収集家を魅了します

2026年10月03日 | #ゲーム紹介 | IGN

『マジック:ザ・ギャザリング』のホビットセットは、装丁風カードでトールキン収集家を魅了します

『マジック:ザ・ギャザリング』が再び中つ国を舞台にした「ホビット」セットを発売しました。書籍の装丁を思わせる独特のカード加工が、トールキン作品のコレクターにも注目されています。

トールキン作品の記念品を思わせるカード

中つ国への訪問は今回で2度目で、おそらく最後になるでしょう。今年5つ目のセットという多さもありますが、内容はかなり魅力的です。ファンタジー作品の定番を数多く形づくった原作にちなみ、ドラゴンやゴブリン、ドワーフなどが登場します。セットの規模はロード・オブ・ザ・リング版より小さいものの、いずれもマジックのカードに影響を与えてきた存在です。

一方で、関連商品は入手しにくいこともあります。スマウグの財宝の中からアーケン石を探すようなものですが、その宝探しの感覚も、どこかセットにふさわしく思えます。

J.R.R.トールキンがファンタジーに与えた影響は計り知れません。初版本が高額で取引されるのも、その人気を物語っています。2025年には、ロード・オブ・ザ・リングの初版本全巻に著者の署名が入ったセットが、約28万7700ポンド(約33万7000ドル)で落札されました。同じ年には署名のない初版本も25万ドルで売れています。また、エルフ語のメモを含む著者の原稿コレクションも、20万ドルを超える価格で取引されています。

ピーター・ジャクソン監督の映画にまつわる品も高値で取引されます。小道具や衣装、限定版のアートプリントはもちろん、ホビット映画の関連品も人気です。こうした記念品の価格は、セットで最も高価なカードと比べても桁違いですが、カードにも共通する魅力があります。

ロード・オブ・ザ・リング版では、登場人物を前面に出したフルアートカードと洗練された枠のデザインが目を引きました。対して「ホビット」セットは文学作品としての原点に立ち返り、本の表紙を思わせるデザインを採用しています。読み込まれた本のような風合いがあり、多彩な加工を展開するマジックの中でもひときわ個性的です。

筆者はこの加工のGandalf, Goblins’ BaneとSmaug, Wicked Wormを引き当て、どちらもすぐにお気に入りのカードになったといいます。表面の質感が、トールキン記念品の長い歴史に新たに加わった品のように感じられるからです。近年登場した加工の中でも特に気に入っており、本格的なコレクターにとって理想的なカードだと評価しています。

ただし、カードを見つけるのは簡単ではありません。