元リード開発者、EAの毎年発売方針が『Dragon Age: The Veilguard』失敗の一因と指摘
2026年10月09日 | #その他 | GamesRadar+
BioWareで『Dragon Age』シリーズ全作の開発に携わった元リード開発者のMark Darrah氏は、『Dragon Age: The Veilguard』が苦戦した背景として、EAが同スタジオに毎年の作品発売を求めていたことを挙げました。開発中の人員やスケジュールにも問題があり、チームが作品を広い視点で見直す余裕を持てなかったと振り返っています。
開発を支える幹部が不在に
Darrah氏によると、同氏がAnthemの開発に参加していた2017年から2019年にかけて、『Dragon Age: The Veilguard』のプロジェクトには最も経験豊富な幹部がいませんでした。
また、発売日の変更が何度もあった一方で、延期は小刻みでした。そのため、日程が変わっても開発チームは常に発売日が近い状態で作業を続けることになったといいます。Darrah氏は、プロジェクトをいったん遠くに置き、全体を見直して大きく作り変える機会がなかったと説明しました。
毎年の発売を想定した計画
Darrah氏は、こうした問題の背景に、EAの年次発売方針にBioWareが合わせようとしていたことがあると話しています。同スタジオの大型RPGを毎年発売するのは難しく、当初は2013年以降、Dragon Age: Inquisition、Mass Effect: Andromeda、Anthem、Dragon Age 4を年ごとに送り出す計画だったといいます。
この計画は実現せず、各作品の延期が連鎖しました。その結果、『Dragon Age: The Veilguard』は2024年後半に発売されましたが、商業面で苦戦し、反応も限られたものになりました。BioWareとシリーズの今後は不透明で、Mass Effect 5の開発は伝えられているものの、長らく新しい情報はほとんど出ていません。