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ギャリオット氏、2027年に『Ultima』の権利をEAから取り戻す見通し

2026年10月10日 | #その他 | Polygon

ギャリオット氏、2027年に『Ultima』の権利をEAから取り戻す見通し

リチャード・ギャリオット氏が、米国著作権法の規定を利用して『Ultima』の権利をElectronic Arts(EA)から取り戻す見通しです。EAは異議を示しておらず、権利は2027年に同氏へ戻るとされています。

著作権法の規定でシリーズの権利回復へ

ギャリオット氏は2026年4月、EAに書面で通知しました。米国著作権法には、著作権の譲渡から35年が経過した場合、元の権利者が権利を取り戻せる規定があります。現在の権利者には、少なくとも1年前に書面で知らせる必要があります。

ギャリオット氏は1981年に最初の『Ultima』を発売し、コンピューターRPGを代表するシリーズへと育てました。約10年後、シリーズと開発スタジオのOrigin Systemsを3,000万ドルでEAに売却しています。

再発売や続編の可能性も

権利が戻った後に何をするかは、まだ決めていないとギャリオット氏はインタビューで語りました。「少なくとも初期の『Ultima』を再発売できますし、続編を作ることもできます」と話しています。現時点で、新作の計画が発表されたわけではありません。

1990年代に人気を集めたオンラインRPGのUltima Onlineは、ゲーム内経済やプレイヤー同士の交流システムで、このジャンルの基準を築きました。1997年8月8日には、開発中の負荷テストでギャリオット氏のキャラクター「Lord British」がプレイヤーに倒される出来事も起きています。サーバーの予期せぬ停止でキャラクターの無敵状態が解除されていたことに気づいたプレイヤーが、火の呪文で攻撃。その後、開発チームが悪魔の大群を出現させ、周囲のプレイヤーも倒しました。

ギャリオット氏はその後、短命に終わったMMOのTabula Rasaを手がけ、2008年には国際宇宙ステーションに12日間滞在しました。筆者は、ゲームを取り巻く環境が21世紀に大きく変わったことを認めつつも、同氏がその変化にひるむことはないだろうと見ています。