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『Doom』作曲家ミック・ゴードン、生成AIに「AIなんてクソくらえ」と反発

2026年10月12日 | #その他 | IGN

『Doom』作曲家ミック・ゴードン、生成AIに「AIなんてクソくらえ」と反発

『Doom』などの音楽を手がけた作曲家ミック・ゴードン氏は、生成AIを創作に取り入れる考えを否定し、「AIなんてクソくらえ」と述べました。生成AIには人間が生み出す新しいものを作れないと考えており、人と人とのつながりを重視しています。

生成AIは学習データの範囲を超えられないと指摘

ゴードン氏はPAX Australia 2026でIGNのインタビューに応じ、生成AIについて「人間がすでに作ったものをもとに学習するため、常に人間の後を追うことになる」と説明しました。学習データから論理的な結論を導き出す仕組みである以上、そのデータに限界があり、人間が生み出す新しいものを予測できる段階にはならない、という見方です。

また同氏は、人々はこれからも機械より人間と交流したいと考えるだろうと述べています。今の生活に入り込んだ「デジタルの感染」から離れ、人とのつながりを求める理由を、AIが増やしているとも語りました。

骨やチェーンソーの音も取り入れた作曲家

ゴードン氏は、実験的な作曲手法で知られています。2013年のKiller Instinctでは、伝統的に人の大腿骨や脛骨から作られるチベットの楽器カンリンを用い、骸骨のキャラクター、スピナルのテーマを実際の骨の音で作り上げました。2016年のDoomでは、本物のチェーンソーの音をサンプリングし、独特なギターリフを生み出しました。

『Warhammer 40,000: Boltgun 2』や『Defect』にも参加

ゴードン氏が音楽を担当したWarhammer 40,000: Boltgun 2は10月14日に発売予定で、同氏はFPSのラスボス戦の楽曲を手がけています。また、サイバーパンクを題材にした分隊型シューターDefectのサウンドトラックにも取り組んでいます。開発チームはDoomやCall of Dutyに携わったベテランで構成されています。

さらに、2027年のRADARフェスティバルではヘッドライナーを務める予定です。DoomとDoom Eternalの楽曲をフルバンドでライブ演奏するのは、今回が初めてとなります。