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実写版『Street Fighter』新作、Rotten Tomatoesで28%の低評価 ダンの出番が多すぎるとの指摘も

2026年10月16日 | #その他 | DualShockers

実写版『Street Fighter』新作、Rotten Tomatoesで28%の低評価 ダンの出番が多すぎるとの指摘も

北尾監督(Kitao Sakurai)による新作実写映画『Street Fighter』が、批評集積サイトRotten Tomatoesで28%という厳しい評価を受けています。予告編では原作らしい突き抜けた楽しさが感じられると期待を集めていましたが、公開後の批評では、真面目すぎる作風や間延びしたテンポ、迫力に欠けるアクションなどが問題として挙げられています。

批評で指摘された問題点

批評家からは、作品が極端に生真面目でありながら、愛されてきたキャラクターたちの物語に十分な敬意を払っていないとの声が出ています。とくに目立つのが、ダン(Dan Hibiki)への極端な比重です。ある批評家によると、ダンの出番はケン、リュウ、春麗を合わせたよりも多いとされ、ファンが何を求めているのかが理解されていないという指摘につながっています。

ダンは物語面でもゲームプレイ面でも魅力のあるキャラクターで、そのエピソードは時に真面目に描いても成立するほど堅実だとされています。それでも、主要キャラクターを差し置いて中心に据える構成は疑問視されています。

さらに、唐突な音楽の使い方や、原作の勢いある世界観に合わない遅いテンポも指摘されています。原文筆者は、こうした点から、ゲーム作品の実写化が軌道に乗りつつあった流れにおける大きなつまずきと見ています。また、皮肉混じりに楽しむ余地さえ潰してしまった、創作上の大きな誤解だとも述べています。

過去の映画化作品との比較

『Street Fighter』の映像化は今回が初めてではありません。1994年の実写映画は、チープさを含めたカルト的な人気を持つ作品で、格闘シーンの振り付けや、故ラウル・ジュリア(Raúl Juliá)によるベガ役の演技が高く評価されています。同年のアニメ映画『Street Fighter 2: The Animated Movie』も、複数のキャラクターの背景を描きつつ、物語性の薄いシリーズの設定を丁寧に扱った、アニメーション表現の優れた作品とされています。

原文筆者は、こうした例から「方向性を一つに定めて貫けば、映画化は不可能ではない」と指摘し、新作はそれができていないとしています。

また、ゲーム原作映画には、原作への無理解や俳優の大仰な演技によって「so bad it's good」として楽しまれてきた作品もあります。初代『Mortal Kombat』映画はその代表例で、批評的には高く評価されないものの、当時のゲームらしい楽しいアクション映画として受け入れられています。1994年の『Street Fighter』も同様で、俳優陣が与えられた役を全力で演じたことで、象徴的な成功を収めた面があるとされています。

一方、新作は、ファンが好んだ要素をあまり取り込まないまま、過度に真面目な見せ方を押し出している点が問題だとされています。

アクションにも不満の声

新作には、Cody Rhodesら、WWEのレスラーが出演しており、少なくともアクション面では期待が持たれていました。しかし、実際にはアクションに迫力がないという報告が出ており、原文筆者はこれを最も不可解な点の一つとしています。格闘ゲームを題材にした作品として、本来は最優先で力を入れるべき部分だったためです。

原文筆者は、新作『Street Fighter』はゲーム原作映画の不振作品がまた一つ増える結果になったとの見方を示しています。

作品情報

公開日は2026年10月16日、上映時間は119分です。キャストは、ケン・マスターズ役にNoah Centineo、リュウ役にAndrew Koji、春麗役にCallina Liang、ガイル役にCody Runnelsが名を連ねています。