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『GTA4』が暗く重い作風になった理由、元Rockstarのダン・ハウザーが「『サンアンドレアス』でポップな路線は限界まで行った」と説明

2026年10月20日 | #ゲーム紹介 | GamesRadar+

『GTA4』が暗く重い作風になった理由、元Rockstarのダン・ハウザーが「『サンアンドレアス』でポップな路線は限界まで行った」と説明

元Rockstar Gamesのライターでクリエイティブディレクターのダン・ハウザー氏が、『グランド・セフト・オート4』(GTA4)が前作までと大きく異なる作風になった理由を語りました。同氏によると、従来と同じことを続ければ時代遅れになりかねないと、Rockstarは考えていたとのことです。

『サンアンドレアス』で「ポップな路線は限界まで行った」

Xbox 360とPS3の時代を迎えた当時、GTAシリーズは絶好調でした。『GTA3』『バイスシティ』『サンアンドレアス』の3作はいずれも高く評価されて数百万本を売り上げ、当時を代表する作品として愛されていました。中でも『サンアンドレアス』は、『GTA3』で確立されたスタイルの集大成といえる存在で、より高性能なハードでの続編には期待が高まっていました。しかし『GTA4』は、重苦しい物語と現実的な世界、全体的にはるかに暗いトーンを備えた作品となりました。

ハウザー氏は「『サンアンドレアス』で、あのような『ポップ』なエネルギーは限界まで行ったという認識がありました」と語っています。『サンアンドレアス』は「巨大」で「成功」した作品だったため、「GTAが存在感を保つには、自らを作り直す必要があった」といいます。

作風の一貫性と「変わらないリスク」

『GTA4』は、前後の2作ほどの人気はありません。それでもハウザー氏は「まとまりがありました。ゲームも、アートディレクションも、陰影のある照明も、ミッションの性質も、すべてトーンが一貫していると感じられました」と指摘しています。暗い方向へ舵を切ったことで、「それまでの作品にはなかったトーンの一貫性を見つけられた」とのことです。

PS2時代の3作が成功していたことを考えると、この方向転換はリスクにも見えます。しかしハウザー氏は、Rockstar内ではむしろ逆の見方が強かったと振り返ります。「リスクは、自分たちを作り直さず、新しくて新鮮なことをしなければ、時代遅れになってしまうことだという認識のほうが強かったと思います」と述べています。

筆者の見方

『GTA5』は『GTA4』に比べて軽快でおふざけの要素が増え、売上と人気の両面で大成功を収めました。一方、『GTA4』の重いトーンは、結果的に『レッド・デッド・リデンプション』シリーズの先駆けのようにも感じられると、原文の筆者は述べています。そのうえで、どちらの路線も良かったのではないかとの考えを示しています。