Arrowhead CCO、『Helldivers 2』の最大の競合は続編になると語り『Helldivers 3』の開発は予定せず
Arrowhead Game Studiosの最高クリエイティブ責任者(CCO)であるJohan Pilestedt氏が、Rock Paper Shotgunのインタビューで、新たな『Helldivers』シリーズ作品をすぐに出す予定はないと述べました。同氏は、続編を出せば既存のプレイヤーが最初からやり直すことになる点を理由に挙げています。
開発体制は『Helldivers 2』が中心
今後の計画を尋ねられたPilestedt氏は、スタジオの95%が現在も『Helldivers 2』のアップデートに取り組んでいると答えました。一方で、「小規模なチーム」が次回作のプロトタイプを制作しているとのことです。
ただし、この次回作が『Helldivers 3』になるとは限らないようです。Pilestedt氏は、スタジオの優先事項は既存のプレイヤー層を育て続けることであり、サービスを打ち切ってゼロからやり直すことではないとしています。
続編は「すべてをリセットする」
Pilestedt氏は現時点での考えとして、「続編はすべてをリセットし、プレイヤーに最初からやり直すことを強いるもの」だと述べました。これに対し、ゲームを継続的に育てていく形であれば、「LegoやWarhammerのように、一生の趣味になる」と語っています。
また、「スタジオによっては、プレイヤーを短期的な稼ぎの対象として扱うこともある」としたうえで、同スタジオはプレイヤーをゲームの「本当の原動力」と見ていると説明しました。友人を誘い、ミームを作り、ゲームを生かし続けているのはプレイヤーだからです。「そうした活発なコミュニティがあれば、続編は必要ない」と述べています。
最大の競合は『Helldivers 2』
Pilestedt氏は、『Helldivers 2』の人気が続くなら、大きく異なる内容でない限り3作目を出す意味はないとも話しました。同じようなゲームを出しても、プレイヤー層が分散するだけだという考えです。
同氏は「業界は、従来のライブサービスの手法が通用しなくなったことで慌てている」と指摘しました。そのうえで「『Helldivers 3』にとって最大の競合は『Helldivers 2』になる」と述べています。
続編を作る意味があるのは、2作が並んで存在できるほど内容が異なる場合だけだといいます。「今は、『Helldivers 2』を毎日良くしていくほうが、その勢いを捨てるよりずっと理にかなっている」とのことです。
発売後の状況
『Helldivers 2』は2024年にPS5とPCで発売され、昨年の夏にXbox Series X|S向けにも登場しました。ソニーにとって近年最大級のヒット作の一つで、発売後12週間でPCとPS5向けに合計1200万本を販売しました。これは「期待を大きく上回る」売れ行きで、PlayStationのゲームとして過去最速の売上となりました。
発売当初の非常に好調な時期と比べればプレイヤー数は減っていますが、SteamDBのデータによると、現在も1日あたりのプレイヤー数は堅調に推移しています。