『Helldivers 2』、Easy Anti-Cheat導入後にSteamの直近レビューが「やや不評」まで急落
Arrowhead Game Studiosは『Helldivers 2』で不正行為を減らすため、Easy Anti-Cheatへ切り替えました。しかしこの判断はSteamで物議を醸しており、直近のレビュー評価は「やや不評」にまで落ち込んでいます。不公平な優位を得るMODを防ぐのが狙いでしたが、プレイヤーが不具合を改善するために使っていたMODまで動作しなくなったことが、反発の大きな理由です。
直近の評価は急落、全期間では「やや好評」を維持
アンチチートの変更後、Steamの直近のレビューは「やや不評」に急落しました。一方、全期間のレビューは「やや好評」のままです。
多くのプレイヤーは、開発元が対処してこなかったゲームの問題を、MODで自力で直していたと見ています。そのMODが使えなくなったことで、Arrowheadを批判する声が上がっています。
便利なMODも不正MODと区別されず
問題視されているのは、便利なMODの種類の多さです。たとえば、ヘルポッドの操作を改善するMOD、乗り越えや登りの動きを滑らかにするMOD、AIを改善するMODなどがあります。
Easy Anti-Cheatは、こうしたMODと、たとえば無敵になれるMODを区別しません。そのため、どちらも同じように排除されます。
MODを一切入れていないのに、アンチチートのせいでゲームを起動できなくなったと訴えるプレイヤーもいます。また、現在英国ではSteam上にゲーム自体が表示されなくなっています。
スタジオの説明とプレイヤーの要望
Arrowheadは先週の投稿で、次のように述べています。
「MODはPCゲームやゲームコミュニティ全体のDNAの一部だと理解しています。見た目や、ゲームプレイに関わらないMODは、一緒に遊ぶ人に悪影響を与えずに楽しめるため、その創造性を高く評価しています」
続けて、改善が必要な点については次のように説明しています。
「改善すべきなのは、不公平な優位を生んだり、他のプレイヤーに悪影響を与えたりする改造から、プレイヤーを守る方法です。これはソフトウェアの操作にとどまらず、ゲームそのものへの改ざんにまで及びます」
Steamのレビューには、MODを受け入れる道もあったはずだという意見も見られます。あるレビューは次のように書いています。
「ArrowheadはMODを受け入れることもできたはずです。Workshopに対応する方法もありました。Left 4 Dead 2は今も盛況です。MOD入りのロビーと分けて、MODなしの公開ロビーを用意することもできたはずです。Baldur's Gate 3にはそれがあります」
協力プレイの『Helldivers 2』とMODの関係
『Helldivers 2』は、プレイヤーが協力して銀河各地のさまざまなエイリアン種族と戦う協力型ゲームです。画面には敵があふれ、銃弾が飛び交い、仲間は悲惨で笑える形で倒れていきます。
Arrowheadの立場から見ると、MODには別の問題もあります。実際のお金を払って手に入れることもできるコスメティックアイテムを、MODを使って効率よく解放されてしまう可能性があるためです。
IGNは、Arrowheadにコメントを求めています。