『Chronicles: Medieval』開発のRaw Power Games、資金が途絶え「スタジオ閉鎖の危機」にあると公表
中世オープンワールドのアクション/ストラテジーサンドボックス『Chronicles: Medieval』を開発するRaw Power Gamesが、自社のSNSで厳しい状況を明らかにしました。開発資金が「もはや確保されていない」ため、アーリーアクセス版の公開前にスタジオが閉鎖される可能性があるといいます。
開発元が語った現状
Raw Power Gamesは声明の中で、「自分たちにはどうすることもできない事情により、Raw Power Gamesを支えるために必要な資金が確保されなくなりました。資金がなければ『Chronicles: Medieval』の開発を続けられず、現在スタジオは閉鎖の現実的な危機にあります」と説明しました。さらに「取り繕うつもりはありません。皆さんには率直に、私たち自身の口から伝えるべきだと考えました」と述べています。
声明では、アーリーアクセスの開始が目前に迫っていたことにも触れています。長年作り続けてきた世界がようやく生き生きとしてきたところで、見せたいものもたくさんあったとのことです。コペンハーゲンのスタジオとリモートで働くスタッフが、求められた以上の力を注いできたとし、いま最も重い負担を背負っているのはそのスタッフだと語りました。最後には「この先どうなるかはまだ分かりません。ただ、ゲームの精神にならって、簡単には引き下がりません」と決意を示しています。なお、この件はInsider Gamingが先に伝えたものです。
注目を集めていた作品
『Chronicles: Medieval』は2025年のSummer Game Festで発表され、トム・ハーディさんがナレーションを務めた発表トレーラーは200万回以上再生されました。IGNはこれまでに2度プレビューを行っています。直近の体験プレイでは、当時はまだ初期段階の印象だったとしつつ、「多数の戦闘が同時に展開する規模とディテールは非常に印象的」「地上レベルで指揮官に入り込み、より三人称アクションに近い形で遊べるのは本当に面白い」と評価していました。
ファンへの呼びかけ
Raw Power Gamesはファンに対し、支援したい場合は『Chronicles: Medieval』をウィッシュリストに入れたままにして、話題にし続けてほしいと呼びかけています。「思っている以上に、今はそれが大きな意味を持ちます」とし、「私たちを信じてくれてありがとうございます。このゲームを信じてくれてありがとうございます。私たちが作ってきた世界を、皆さんが遊べる日が来ることを心から願っています」と結んでいます。