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Switch 2版『Call of Duty: Modern Warfare 4』、マルチプレイの入力遅延がPS5版の約2倍に

2026年11月01日 | #レビュー | IGN

Switch 2版『Call of Duty: Modern Warfare 4』、マルチプレイの入力遅延がPS5版の約2倍に

Switch 2版『Call of Duty: Modern Warfare 4』は、競技性の高いマルチプレイで入力遅延が他機種より大きく、プレイヤーが不利になると指摘されています。Digital Foundryの分析では、60fps時の入力遅延がPS5の最大約2倍に達していました。本作は、2013年の『Call of Duty: Ghosts』以来となる任天堂ハード向けのCall of Dutyです。

マルチプレイは60fpsを目指すが、遅延が大きい

Switch 2版のマルチプレイは60fpsを目標にしています。Digital Foundry(以下DF)によると、ほとんどの場面でその目標を達成しているとのことです。ただし、ライオットシールドの透明なバイザー越しに見る場面など、フレームレートが落ちる要因もあります。

Call of Dutyのマルチプレイは、安定した60fpsによる滑らかで反応の良いプレイを特徴としています。6対6のような対戦でK/D比にこだわるプレイヤーにとって、どの機種でも最低60fpsが出ることは公平な環境の条件です。ただしクロスプレイが始まって以来、PCプレイヤーがコンソールより有利かどうかという議論は続いています。

DFによると、VRR(可変リフレッシュレート)に対応したディスプレイでは、フレームレートの落ち込みが「和らげられる」そうです。一方、携帯モードでは性能面でより厳しくなります。

問題は操作への反応の速さです。DFの測定では、入力遅延はドックモードで81ms、携帯モードで100msでした。PS5は49.1msなので、携帯モードはその約2倍です。携帯モードのマルチプレイでは、最良で83ms、最悪で125msの幅があったとのことです。DFはこの数値を「実際にパフォーマンスを損なうもの」と評しています。

DFは、Digital Legendsが移植を担当し、Infinity Wardが支援したSwitch 2版を、全体としては概ね好意的に見ています。それでもマルチプレイを重視するなら、不利は避けられません。どれだけ指が速くても、Switch 2の方が反応に時間がかかるためです。

キャンペーンは30fpsだが、評価は異なる

マルチプレイ以外では状況が違います。キャンペーンは30fpsで動作します。IGNのSimon Cardy氏は、Switch 2版をプレイしてこれで十分だと感じたそうです。

同氏は「確かにテクスチャは精細さに大きく欠け、平らな面や顔は滑らかに処理され、キャンペーンの登場人物が粘土細工のように見えます」と述べています。さらに「決して見栄えのする作品ではありませんが、任天堂の最新機の限られた性能を考えれば、ゲームプレイ自体は滑らかでした。ドック時は4Kで30fpsで動作しています」と語っています。

続けて「PC、PS5、Xbox Series Xと比べれば、映像面でかなりの劣化があるのは事実ですが、それは仕方のないことです。10年以上Call of Dutyから締め出されてきた任天堂ファンだけの人にとっては、任天堂自社作品の鮮明な映像に比べるとやや粗いものの、シリーズらしい軽快さを十分に備えた『Modern Warfare 4』が遊べます」とも述べています。

14年ぶりに任天堂ハードへ登場した経緯

Call of Dutyが任天堂ハードに戻ってきたのは、MicrosoftによるActivision Blizzardの690億ドルでの買収が背景にあります。Microsoftは規制当局の審査に直面していた時期に、買収後10年間、Call of Dutyを任天堂ハードで展開すると約束しました。

当時のXbox責任者Phil Spencer氏は2022年12月に「Microsoftは、より多くの人が好きな方法でゲームを楽しめるよう、より多くのゲームを届けることに取り組んでいます」と述べていました。それから4年がたち、買収が完了した今、Call of DutyはSwitch 2で遊べるようになりました。