アリシゼーション リコリスに関する用語事典。
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- 0.1 0004 アンダーワールドの単位
- 0.2 0008 天命
- 0.3 0009 天職
- 0.4 0010 禁忌目録
- 0.5 0011 神聖語
- 0.6 0012 ステイシアの窓
- 0.7 0018 ギガスシダー
- 0.8 0024 神聖術
- 0.9 0025 術式
- 0.10 0026 神聖力/リソース
- 0.11 0027 素因/エレメント
- 0.12 0030 時告げの鐘
- 0.13 0032 公理教会
- 0.14 0034 オブジェクト・コントロール権限
- 0.15 0035 システム・コントロール権限
- 0.16 0036 ベルクーリと北の白い竜
- 0.17 0042 アインクラッド流
- 0.18 0044 ギガスシダー(2)
- 0.19 0048 流派
- 0.20 0049 秘奥義
- 0.21 0050 ザッカライト流
- 0.22 0051 ノルキア流
- 0.23 0052 ハイ・ノルキア流
- 0.24 0053 バルティオ流
- 0.25 0054 セルルト流
- 0.26 0055 学院則
- 0.27 0062 ノーランガルス北域剣術大会
- 0.28 0064 爵士の等級
- 0.29 0065 法の序列~上級法~
- 0.30 0066 貴族裁決権
- 0.31 0068 帝国基本法
- 0.32 0074 検定試験
- 0.33 0080 心意/イメージの力
- 0.34 0081 聖花
- 0.35 0083 帝国剣武大会
- 0.36 0084 四帝国統一大会
- 0.37 0087 検定試合
- 0.38 0089 限界突破
- 0.39 0090 右眼の封印
- 0.40 0091 飛竜
- 0.41 0098 敬神(パイエティ)モジュール
- 0.42 0099 記憶の欠片
- 0.43 0100 シンセサイズの秘儀
- 0.44 0101 カーディナル・システム
- 0.45 0102 メインプロセス
- 0.46 0103 サブプロセス
- 0.47 0104 システム・コマンド
- 0.48 0105 最終負荷実験
- 0.49 0106 アドミニストレータの支配
- 0.50 0107 アドミニストレータの過ち
- 0.51 0108 天命の操作
- 0.52 0110 メイン・ビジュアライザー
- 0.53 0112 ラース
- 0.54 0113 ライトキューブ
- 0.55 0114 魂の寿命
- 0.56 0117 物質変換術
- 0.57 0119 創世記
- 0.58 0134 ミニオン
- 0.59 0135 形状変化術
- 0.60 0141 ディープ・フリーズ
- 0.61 0146 違反指数
- 0.62 0148 心意の腕(かいな)
- 0.63 0149 コード871
- 0.64 0153 最終負荷実験への対処
- 0.65 0155 システム・コンソール
- 0.66 0157 セルフ・イメージ
- 0.67 0158 ソウル・トランスレーター
- 0.68 0159 フラクトライト
- 0.69 0160 ニーモニック・ビジュアル・データ
- 0.70 0161 フラクトライト・アクセラレーション
- 0.71 0163 ザ・シード
- 0.72 0164 VRMMO
- 0.73 0165 SAO事件
- 0.74 0166 死銃事件
- 0.75 0168 ラース(2)
- 0.76 0170 護衛艦ながと
- 0.77 0179 人工フラクトライト
- 0.78 0180 ボトムアップ型人工知能
- 0.79 0181 トップダウン型人工知能
- 0.80 0182 A.L.I.C.E.
- 0.81 0183 プロジェクト・アリシゼーション
- 0.82 0195 公理教会(2)
- 0.83 0197 対策本部
- 0.84 0201 カラミティ・プラント
- 0.85 0202 過去覗術
- 0.86 0211 カラミティ・プラント・コア
- 0.87 0213 ハイレベル・アカウント
- 0.88 0214 カラミティ・プラント・クラスタ
- 0.89 0218 蘇生術
- 0.90 0228 心意の盾
- 0.91 0240 戦力補充モジュール
- 1 人名の一覧
- 1.1 0003 キリト
- 1.2 0005 ベクタの迷子
- 1.3 0006 修道女/修道士
- 1.4 0007 最高司祭
- 1.5 0013 女神ソルス
- 1.6 0014 女神テラリア
- 1.7 0019 ユージオ
- 1.8 0020 整合騎士
- 1.9 0022 衛士
- 1.10 0023 シスター・アザリヤ
- 1.11 0029 ガスフト・ツーベルク
- 1.12 0031 女神ステイシア
- 1.13 0033 アリス・ツーベルク
- 1.14 0039 セルカ・ツーベルク
- 1.15 0040 ゴブリン族
- 1.16 0041 蜥蜴殺しのウガチ
- 1.17 0046 ユージオ(2)
- 1.18 0047 メディナ・オルティナノス
- 1.19 0056 ゴルゴロッソ・バルトー
- 1.20 0057 練士
- 1.21 0058 傍付き練士
- 1.22 0059 上級修剣士
- 1.23 0061 ザッカリア衛兵隊
- 1.24 0063 貴族
- 1.25 0069 ウォロ・リーバンテイン
- 1.26 0071 ソルティリーナ・セルルト
- 1.27 0072 ライオス・アンティノス
- 1.28 0073 ウンベール・ジーゼック
- 1.29 0075 オルティナノス家
- 1.30 0076 ガリッタ
- 1.31 0077 サードレ
- 1.32 0078 細工師
- 1.33 0085 ロニエ・アラベル
- 1.34 0086 ティーゼ・シュトリーネン
- 1.35 0088 アズリカ
- 1.36 0092 エルドリエ・シンセシス・サーティワン
- 1.37 0094 クィネラ
- 1.38 0111 整合騎士(2)
- 1.39 0115 原初の四人
- 1.40 0120 カーディナル
- 1.41 0121 シャーロット
- 1.42 0123 アドミニストレータ
- 1.43 0126 デュソルバート・シンセシス・セブン
- 1.44 0129 リネル・シンセシス・トゥエニエイト
- 1.45 0130 フィゼル・シンセシス・トゥエニナイン
- 1.46 0131 ファナティオ・シンセシス・ツー
- 1.47 0132 昇降係
- 1.48 0136 元老
- 1.49 0138 アリス・シンセシス・サーティ
- 1.50 0143 ベルクーリ・シンセシス・ワン
- 1.51 0145 自動化元老機関
- 1.52 0147 チュデルキン
- 1.53 0151 リセリス
- 1.54 0152 ソードゴーレム
- 1.55 0156 アスナ/結城明日奈
- 1.56 0167 茅場晶彦
- 1.57 0172 シリカ/綾野珪子
- 1.58 0173 リズベット/篠崎里香
- 1.59 0174 リーファ/桐ケ谷直葉
- 1.60 0175 シノン/朝田詩乃
- 1.61 0176 菊岡誠二郎
- 1.62 0177 神代凛子
- 1.63 0178 エギル
- 1.64 0184 ユイ
- 1.65 0185 比嘉タケル
- 1.66 0186 アリス・ツーベルク(2)
- 1.67 0187 アドミニストレータ(2)
- 1.68 0191 キリト(2)
- 1.69 0192 ユージオ(3)
- 1.70 0193 ベルクーリ・シンセシス・ワン(2)
- 1.71 0194 シェータ・シンセシス・トゥエルブ
- 1.72 0196 下位整合騎士
- 1.73 0198 アリス・シンセシス・サーティ(2)
- 1.74 0199 レンリ・シンセシス・トゥエニセブン
- 1.75 0203 ロニエ・アラベル(2)
- 1.76 0204 ティーゼ・シュトリーネン(2)
- 1.77 0205 ソルティリーナ・セルルト(2)
- 1.78 0206 メディナ・オルティナノス(2)
- 1.79 0208 ジャイアント族
- 1.80 0209 ザクザ
- 1.81 0210 ジクジ
- 1.82 0212 冒険者
- 1.83 0215 ファナティオ・シンセシス・ツー(2)
- 1.84 0217 四旋剣
- 1.85 0219 セルカ・ツーベルク(2)
- 1.86 0220 ハァシリアン
- 1.87 0221 ミリアム・オルティナノス
- 1.88 0222 侍従長ザッパス
- 1.89 0223 オーレシアン
- 1.90 0224 カヨーデ・ノーランガルス
- 1.91 0225 アロード・ノーランガルス
- 1.92 0229 西の守護竜ヴァレントール
- 1.93 0230 ハァシリアン(2)
- 1.94 0231 暗黒騎士
- 1.95 0234 暗黒騎士団長グォンター
- 1.96 0236 レンリ・シンセシス・トゥエニセブン(2)
- 1.97 0238 カルド・シンセシス・トゥエニエイト
- 1.98 0239 ジャレド・シンセシス・トゥエニナイン
- 1.99 0241 ミリアム・オルティナノス(真相)
- 2 地名の一覧
- 2.1 0001 アンダーワールド
- 2.2 0002 人界
- 2.3 0015 ノーランガルス北帝国
- 2.4 0016 北の洞窟
- 2.5 0017 央都セントリア
- 2.6 0021 果ての山脈
- 2.7 0028 ルーリッドの村
- 2.8 0043 ルーリッドの村(2)
- 2.9 0045 ザッカリア
- 2.10 0060 北セントリア帝立修剣学院
- 2.11 0067 四帝国
- 2.12 0070 セントラル・カセドラル
- 2.13 0082 跳ね鹿亭
- 2.14 0096 ダークテリトリー
- 2.15 0097 不朽の壁
- 2.16 0118 大図書室
- 2.17 0122 セントラル・カセドラル(2)
- 2.18 0128 50階『霊光の大回廊』
- 2.19 0133 80階『雲上庭園』
- 2.20 0137 95階『暁星の望桜』
- 2.21 0140 90階『大浴場』
- 2.22 0144 96階~99階『元老院』
- 2.23 0150 100階『神界の間』
- 2.24 0162 リアルワールド
- 2.25 0169 オーシャン・タートル
- 2.26 0171 ラース六本木支部
- 2.27 0188 カセドラル・シダー
- 2.28 0189 セントラル・カセドラル(3)
- 2.29 0190 サザークロイス南帝国
- 2.30 0207 南の回廊
- 2.31 0226 ウェスダラス西帝国
- 2.32 0227 西の峡谷
- 2.33 0232 イスタバリエス東帝国
- 2.34 0235 東の大門
- 3 武器の一覧
0004 アンダーワールドの単位
(世界区分:アンダーワールド)
《アンダーワールド》における通貨の単位は『シア』である。
その他の単位は、基本的に現実世界と近しい響きを持っている。
メートルは『メル』、キロメートルは『キロル』、ミリメートルは
『ミリセ』、センチメートルは『セン』、リットルは『リル』など。
0008 天命
(世界区分:アンダーワールド)
《アンダーワールド》に存在する、あらゆるものが持つ耐久値のこと。
人間の《天命》は体力や寿命を表しており、ゼロになると死亡する。
食べ物やオブジェクトでは、ゼロになると腐敗や破壊が起こる。
0009 天職
(世界区分:アンダーワールド)
《人界》に住む人々に割り当てられる仕事のこと。
仕事の開始時期は地域により異なるが、ユージオは10歳の頃から
《ギガスシダー》の刻み手の《天職》をこなしている。
0010 禁忌目録
(世界区分:アンダーワールド)
《公理教会》により発布されている、人界人にとって絶対の掟。
『教会への反逆の禁止』から始まり、傷害や窃盗や殺人、
《天職》の放棄、闇の国《ダークテリトリー》への侵入など、
千を超える様々な禁止事項が存在し、人界人を縛りつけている。
0011 神聖語
(世界区分:アンダーワールド)
《アンダーワールド》では、公用語である日本語以外の言語や
《神聖術》に使う英語は、呪文のような扱いで《神聖語》と呼ばれる。
ただし『パン』や『ベッド』などの日常的に使われる外来語は
『汎用神聖語』と呼ばれ、《アンダーワールド》でも意味が通じる。
0012 ステイシアの窓
(世界区分:アンダーワールド)
空中で指を『S』の形をなぞると現れる薄紫色の四角形で、
いわゆる『ステータス画面』である。対象物の《天命》の
最大値と現在値や、《オブジェクト・コントロール権限》、
《システムコントロール権限》を見ることができる。
0018 ギガスシダー
(世界区分:アンダーワールド)
『悪魔の樹』と呼ばれる、ルーリッドの村近くにそびえる巨樹の名称。
《リソース》を吸い取る力があり、ギガスシダーの周囲には
草木が生えず、村人の悩みの種となっている。
ユージオは樹の刻み手として斧を振るうが、倒れる気配はない。
0024 神聖術
(世界区分:アンダーワールド)
『システム・コール』から始まる、式句を組み合わせた術式の名称。
明かりを灯す、火をおこす、傷を癒すなど、様々なことができる。
術の発動には空間中に漂う《神聖力》、つまり《リソース》が必要で、
《リソース》のない空間では《神聖術》は使えない。
0025 術式
(世界区分:アンダーワールド)
『システム・コール』を起句に展開される《神聖術》の文言のこと。
素因の生成・変形・解放など、様々な効果を指定できる。
イメージ力が重要なため、紙に書いた《術式》を読み上げるよりも、
暗記した方が《神聖術》の威力は強くなる。
0026 神聖力/リソース
(世界区分:アンダーワールド)
《神聖術》の発動に必要な力の名称。
太陽光や月光、大地の力が空中に漂ったものを《神聖力》と呼び、
これを消費することで《神聖術》を発動する。
《神聖術》に必要な資源という意味で《リソース》とも言われる。
0027 素因/エレメント
(世界区分:アンダーワールド)
《神聖術》によって生成される基本要素のこと。
光素・闇素・熱素・凍素・風素・水素・晶素・鋼素の全八種があり、
それぞれに固有の効果を持っている。《素因》同士を組み合わせたり、
変形させることで、攻撃や治癒術、調理などにも使える。
0030 時告げの鐘
(世界区分:アンダーワールド)
定期的に鐘の音を鳴らし、時間を知らせるための《神器》の名称。
《公理教会》によって製造され、あらゆる町や村に配置されている。
《アンダーワールド》には時計が存在しないため、人界人たちは、
《時告げの鐘》の音で時間を知る。
0032 公理教会
(世界区分:アンダーワールド)
《最高司祭》によって創設された《人界》の統治機関の名称。
《整合騎士》と呼ばれる人界最高の戦力を有しており、
絶対の掟《禁忌目録》により人界人を管理している。
《禁忌目録》違反者は、央都にある《公理教会》へと連行される。
0034 オブジェクト・コントロール権限
(世界区分:アンダーワールド)
武器の使用に必要な権限のこと。武器には『優先度』という値があり、
これを上回る値の《オブジェクト・コントロール権限》を持つ
使い手でないと、武器を使いこなすことができない。
この権限は戦闘や修練によって上昇していく。
0035 システム・コントロール権限
(世界区分:アンダーワールド)
《神聖術》を扱うために必要な権限のこと。
これが高いほど、高難度の強力な《神聖術》を扱えるようになる。
この権限は戦闘や修練によって上昇していく。
0036 ベルクーリと北の白い竜
(世界区分:アンダーワールド)
ルーリッドの村に伝わる、伝説の剣士ベルクーリにまつわる冒険譚。
三百年前に村を拓いた初代入植者の一人であったベルクーリが
《北の洞窟》を探検し、《人界》を守護する白竜のそばにあった
《青薔薇の剣》を拾い去ろうとする物語。
0042 アインクラッド流
(世界区分:アンダーワールド)
キリトが得意とする、臨機応変が身上の実践的な剣術。
片手直剣斜め斬り『スラント』、二連撃技『スネークバイト』、
片手直剣単発技『ヴォーパル・ストライク』などの《秘奥義》がある。
0044 ギガスシダー(2)
(世界区分:アンダーワールド)
『悪魔の樹』と呼ばれる、ルーリッドの村近くにそびえる巨樹の名称。
周囲の《リソース》を吸い取る力を持つ。
ゴブリンの集団を撃退し《オブジェクト・コントロール権限》を
上昇させたキリトとユージオによって斬り倒される。
0048 流派
(世界区分:アンダーワールド)
《人界》には三十種ほどの剣の《流派》が存在すると言われている。
主なものに《ノルキア流》、貴族の正統剣術《ハイ・ノルキア流》、
剛の剣《バルティオ流》、ザッカリアで普及する《ザッカライト流》、
柔の剣《セルルト流》、そして《アインクラッド流》などがある。
0049 秘奥義
(世界区分:アンダーワールド)
各流派に存在する秘伝の技で、SAOでいう『ソードスキル』のこと。
武器の優先度が高いほど、高難度の《秘奥義》を発動できる。
通常技の比ではない高威力だが、発動すると途中で止められない。
0050 ザッカライト流
(世界区分:アンダーワールド)
初代のザッカリア領主が興した、ザッカリアにおける正当な剣術。
ザッカリア剣術大会でキリトと対戦したイゴームが得意としていた。
『蒼風斬』という《秘奥義》を持つ。
0051 ノルキア流
(世界区分:アンダーワールド)
《ノーランガルス北帝国》で広く教えられている剣術。
修剣学院のほとんどの生徒が《ノルキア流》の使い手である。
秘奥義『雷閃斬』は、アインクラッド流『バーチカル』にあたる。
また、上位流派として《ハイ・ノルキア流》が存在する。
0052 ハイ・ノルキア流
(世界区分:アンダーワールド)
貴族が受け継いできた《ノルキア流》の真髄の剣術。
絶対的な自負や剣術への信頼により、強力な技を繰り出す。
使い手はライオス、ウンベール、ウォロなど。
秘奥義『天山烈波』は、アインクラッド流『アバランシュ』にあたる。
0053 バルティオ流
(世界区分:アンダーワールド)
ゴルゴロッソが得意とする、一撃必倒の剛の剣術。
ユージオはゴルゴロッソの《傍付き練士》としてこの剣術を学ぶ。
秘奥義『逆狼』は、アインクラッド流『バックラッシュ』にあたる。
0054 セルルト流
(世界区分:アンダーワールド)
皇帝の不興を買い《ハイ・ノルキア流》の使用を禁じられた
セルルト家が生み出した、実践的な柔の技を持つ剣術。
ソルティリーナが唯一の使い手である。
秘奥義『輪渦』は、アインクラッド流『サイクロン』にあたる。
0055 学院則
(世界区分:アンダーワールド)
修剣学院の生徒が遵守しなければならない規則のこと。
上級生への逸礼行為や門限破りなどの禁則事項が記されており、
これを破ると処罰を受ける。また、《上級修剣士》が他の生徒に対し
教官代行役として懲罰を行使できる権利『懲罰権』も記されている。
0062 ノーランガルス北域剣術大会
(世界区分:アンダーワールド)
毎年八月二十日にザッカリアで開催される剣術大会。
『ザッカリア剣術大会』とも呼ばれる。五十人以上の参加者が
型の披露で八人まで絞られ、以降は試合で勝敗が決する。
勝ち抜いた二名だけが《ザッカリア衛兵隊》に入隊できる。
0064 爵士の等級
(世界区分:アンダーワールド)
爵士の等級には一等から六等までがある。
《貴族裁決権》の存在により、四等以上の『上級貴族』と
五等以下の『下級貴族』の間には大きな権力差が存在しており、
『下級貴族』は平民とほとんど変わらない生活を送っている。
0065 法の序列~上級法~
(世界区分:アンダーワールド)
《人界》に存在する法には明確な序列があり、常に上の序列の法、
つまり上級法を優先しなければならないという鉄則がある。
具体的には、絶対的な掟《禁忌目録》が何よりも優先される。
次いで《帝国基本法》、その下に《学院則》などの規則がある。
0066 貴族裁決権
(世界区分:アンダーワールド)
四等爵士以上の『上級貴族』が、五等以下の爵士と私領地民を対象に
自らの裁量で懲罰を与えることができる権限のこと。
《帝国基本法》により認められた権利である。
0068 帝国基本法
(世界区分:アンダーワールド)
帝国行政府により発布される、帝国の社会制度を定める法。
《貴族裁決権》など身分制にまつわる規則が多数存在する。
《学院則》などの規則よりも序列が高いため優先されるが、
最も優先されるのは絶対の掟《禁忌目録》である。
0074 検定試験
(世界区分:アンダーワールド)
修剣学院において年四回行われる、生徒の実力を審査するための試験。
内容は剣の実技、型の演武、《神聖術》の実技と筆記試験である。
この結果によって生徒の序列が決定する。
0080 心意/イメージの力
(世界区分:アンダーワールド)
《メイン・ビジュアライザー》内に蓄積された記憶情報を
書き換えるほどの強い思念のこと。
キリトはこの力によって、西帝国にしか咲かないゼフィリアの花を
北帝国で咲かせることに成功した。
0081 聖花
(世界区分:アンダーワールド)
干した実を砕くと、周囲に多くの《神聖力》を放出する花のこと。
修剣学院の生徒が《神聖術》の練習に使用する。
春に咲くアネモネ、夏に咲くマリーゴールド、秋に咲くダリア、
冬に咲くカトレアの四つの花をまとめて『四大聖花』と呼ぶ。
0083 帝国剣武大会
(世界区分:アンダーワールド)
帝国最強の剣士を決める大会。修剣学院の卒業時に主席と次席の
生徒が出場できる。《整合騎士》になるためには、この大会で勝ち、
《四帝国統一大会》へと駒を進めなければならない。
0084 四帝国統一大会
(世界区分:アンダーワールド)
各帝国の代表が一堂に会する大会。修剣学院の代表になり、
帝国代表を決める《帝国剣武大会》で勝つことで出場できる。
これに勝利すれば《整合騎士》になれる。
0087 検定試合
(世界区分:アンダーワールド)
修剣学院の《上級修剣士》同士がトーナメント形式で戦い、
主席から十二席までの序列を決定する試合のこと。
《検定試験》と同様、年四回行われる。
0089 限界突破
(世界区分:アンダーワールド)
《禁忌目録》など、自らの上位存在から与えられた掟に逆らい、
右眼の眼球を破裂させることで、《右眼の封印》を破ること。
《限界突破》をしたアンダーワールド人は、法や掟に縛られない
存在となる。
0090 右眼の封印
(世界区分:アンダーワールド)
すべてのアンダーワールド人の右眼にかけられた封印のこと。
《禁忌目録》など上位の存在から与えられた掟に逆らおうとすると
右眼に激しい痛みをもたらし、思考と行動を制限する。
0091 飛竜
(世界区分:アンダーワールド)
アドミニストレータから《整合騎士》に下賜される、空を飛ぶ竜。
《果ての山脈》の警護の際など、遠方への移動手段として使われる。
《飛竜》の発着場は《セントラル・カセドラル》の30階にある。
0098 敬神(パイエティ)モジュール
(世界区分:アンダーワールド)
アドミニストレータが《シンセサイズの秘儀》を行う際、
対象の額に埋め込む紫色の三角水晶柱の名称。
これを埋め込まれた者は、人界の守護のため天界から召喚された
戦士としての記憶を持った《整合騎士》となる。
0099 記憶の欠片
(世界区分:アンダーワールド)
アドミニストレータが《シンセサイズの秘儀》を行う際、
対象から抜き出す『最も大切な記憶』のこと。
抜き出された《記憶の欠片》は、アドミニストレータによって
《セントラル・カセドラル》の最上階に保管されている。
0100 シンセサイズの秘儀
(世界区分:アンダーワールド)
アドミニストレータが《整合騎士》を作る際に行う儀式の名称。
対象から『最も大切な記憶』を抜き出し、そこに紫色の三角水晶柱
《敬神モジュール》を埋め込む。それにより、記憶を奪われた魂と
造られた記憶及び行動原則が統合され、《整合騎士》となる。
0101 カーディナル・システム
(世界区分:リアルワールド)
VRMMOゲームの世界を制御する高機能自律プログラムの名称。
茅場晶彦が開発し、最初のバージョンは『SAO』に用いられた。
《アンダーワールド》もこのシステムによって制御されている。
0102 メインプロセス
(世界区分:アンダーワールド)
《アンダーワールド》を制御している《カーディナル・システム》の
第一の行動原理で、『世界を維持せよ』というもの。
《カーディナル・システム》を魂に焼き付けたアドミニストレータは、
この行動原理に従い、世界を維持するだけの存在と化した。
0103 サブプロセス
(世界区分:アンダーワールド)
《アンダーワールド》を制御している《カーディナル・システム》の
第二の行動原理で、『メインプロセスの過ちを正せ』というもの。
カーディナルは、この《サブプロセス》の役割を担っており、
アドミニストレータの消去をただひとつの行動原理としている。
0104 システム・コマンド
(世界区分:アンダーワールド)
《神聖術》のシステム上の呼称。このコマンドを唱えることで
《神聖術》を発動できる。力を求めたアドミニストレータは、
全ての《システム・コマンド》のリストを発見し、単なる人界人から
管理者への進化を遂げた。
0105 最終負荷実験
(世界区分:アンダーワールド)
近い将来、《アンダーワールド》で起こることが予言されている
《ダークテリトリー》の軍勢による《人界》への侵攻のこと。
現在《人界》が持つ戦力では、闇の軍勢に勝つことはできない。
0106 アドミニストレータの支配
(世界区分:アンダーワールド)
アドミニストレータは、《不朽の壁》の設置により人の流通を減らし、
貴族たちを厚遇することで堕落させ、《人界》の戦力を
《整合騎士》に集中させることで、人界人が強くなる機会を奪った。
こうしてまやかしの平和を実現し、支配を強固なものにした。
0107 アドミニストレータの過ち
(世界区分:アンダーワールド)
アドミニストレータは支配を拡大する過程で、過ちを二つ犯している。
ひとつは《カーディナル・システム》の命令を自身に刻み込んで
しまったこと。もうひとつは、自身と同等の権限を持つ存在の
カーディナルを生み出してしまったことである。
0108 天命の操作
(世界区分:アンダーワールド)
全ての《システム・コマンド》のリストを呼び出すことに成功した
アドミニストレータは、《天命》の操作権限を手に入れた。そして、
自らの《天命》の最大値を回復・凍結し、若返りと不老を得た。
同様に《整合騎士》にも《天命》の最大値の凍結を施している。
0110 メイン・ビジュアライザー
(世界区分:リアルワールド)
《アンダーワールド》の全オブジェクトを記述するデータ形式である
《ニーモニック・ビジュアル・データ》を蓄積する記憶装置の名称。
そのデータを必要に応じて引き出すことで、《アンダーワールド》を
構築している。
0112 ラース
(世界区分:リアルワールド)
魂の翻訳機《STL》を開発した、六本木のベンチャー企業の名称。
キリトは、この世界を訪れる二か月ほど前、菊岡誠二郎の誘いで
《ラース》に赴き、《STL》を用いた仮想世界へのダイブを三日間
行ったが、記憶の制限により仮想世界内でのことは一切覚えていない。
0113 ライトキューブ
(世界区分:リアルワールド)
人間の魂《フラクトライト》を保存するためのメディアの名称。
一辺五センチの立方体で、人間の大脳とほぼ同じ容量を持つ。
《ラース》は人の魂の《ライトキューブ》への複製に成功している。
正式名称は『光量子ゲート結晶体』。
0114 魂の寿命
(世界区分:リアルワールド)
肉体の寿命とは別の、人間の魂《フラクトライト》の寿命のこと。
《フラクトライト》は、保存容量の限界を迎えると劣化が始まり、
知的能力が衰えていく。この《魂の寿命》は150年とされている。
0117 物質変換術
(世界区分:アンダーワールド)
物体の材質そのものを変化させる術式のこと。
材質はそのままで形を変える《形状変化術》とは似て非なるもので、
非常に高度な術であるため、《物質変化術》を使えるのは
アドミニストレータとカーディナルだけである。
0119 創世記
(世界区分:アンダーワールド)
《アンダーワールド》の誕生について記された歴史書のこと。
現在は人界暦380年とされているが、現存の《創世記》は
アドミニストレータによる創作物でしかなく、実際は
《アンダーワールド》が誕生してから450年が経過している。
0134 ミニオン
(世界区分:アンダーワールド)
《ダークテリトリー》の暗黒術師が土塊から作り出す、簡単な命令に
従うだけの魂なき存在。神聖語《手先》や《従属者》を意味する。
0135 形状変化術
(世界区分:アンダーワールド)
物体を別の形状に変化させる《神聖術》のこと。
《セントラル・カセドラル》の外壁にて、アリスはこの術を用いて
自らの籠手を鎖に変化させた。物体の材質そのものを変化させる
《物質変換術》はさらに高難度で、限られた術師しか使えない。
0141 ディープ・フリーズ
(世界区分:アンダーワールド)
チュデルキンを始めとする高位の神聖術師のみが使える、
対象の活動を停止させ、石のように固めてしまう術の名称。
通常、解除には特殊な術式が必要である。
0146 違反指数
(世界区分:アンダーワールド)
法を遵守する度合いを、その人の発言や行動によって数値化した指数。
《自動化元老機関》は、人界人を監視し《禁忌目録》に懐疑的な人間、
つまり《違反指数》が高い者を洗い出している。
0148 心意の腕(かいな)
(世界区分:アンダーワールド)
強烈な《心意》で《メイン・ビジュアライザー》内の記憶情報を
書き換え、見えざる腕があるかのように物を移動したりする力のこと。
整合騎士となったユージオは、この力でキリトから《青薔薇の剣》を
奪い取った。
0149 コード871
(世界区分:リアルワールド)
アンダーワールド人の右眼にかけられた封印のシステム的な名称。
このコードによって、《禁忌目録》などの掟に逆らおうとすると
右眼に激しい痛みをもたらし、思考と行動を制限する。
アンダーワールド人はこの呼び名を知らない。
0153 最終負荷実験への対処
(世界区分:アンダーワールド)
アドミニストレータは、《最終負荷実験》への対抗策として、
殺戮兵器《ソードゴーレム》を作り上げる計画を練っていたが、
これは多くの人界人を犠牲にするものだったことから、
キリトたちによって阻止された。
0155 システム・コンソール
(世界区分:アンダーワールド)
《アンダーワールド》と《リアルワールド》間の連絡手段である
水晶でできたノートPC型のシステム端末の名称。
アドミニストレータの部屋に存在する。
0157 セルフ・イメージ
(世界区分:リアルワールド)
人間の魂《フラクトライト》の主体となる自己像のこと。
人間は『自分はそれを行うか否か』という自己像の回路を経由して
意思決定をする。そのため、この回路が機能しなくなると
《フラクトライト》の活動が止まり、自閉状態に陥ってしまう。
0158 ソウル・トランスレーター
(世界区分:リアルワールド)
人間の魂《フラクトライト》を直接読み書きする機械の名称。
人の記憶から構成した情報を脳に直接送り込むことにより、
限りなく現実に近い仮想世界を体感させる『魂の翻訳機』。
《ラース》により開発され、《STL》の略称で呼ばれている。
0159 フラクトライト
(世界区分:リアルワールド)
量子脳力学の理論を元に見出された、人間の魂の名称。
脳細胞の構造内を流れる光の集合体こそが人間の魂の本質だとして、
《ラース》によって名付けられた。
0160 ニーモニック・ビジュアル・データ
(世界区分:リアルワールド)
《アンダーワールド》に暮らす者の意識から読み取った
記憶情報データの名称。《メイン・ビジュアライザー》に蓄積され、
必要に応じて引き出すことで《アンダーワールド》を構築している。
『記憶的視覚情報』とも言われる。
0161 フラクトライト・アクセラレーション
(世界区分:リアルワールド)
《STL》に搭載された時間加速機能の名称。略称は『FLA』。
仮想世界の基準時間とダイブした者の意識を加速し、
実際のダイブ時間よりも長い時間を仮想世界内で体験できる。
《ラース》によると、最大加速倍率は3倍とされている。
0163 ザ・シード
(世界区分:リアルワールド)
『SAO』の世界を自律制御していた《カーディナル・システム》の
機能を縮小した、ゲーム作成支援パッケージの名称。
開発者の茅場晶彦からこれを託されたキリトが世界に公開したことで、
世界中で様々なVRMMOゲームが開発されるようになる。
0164 VRMMO
(世界区分:リアルワールド)
ヘッドギアで仮想世界にダイブし、深い没入感を味わいながら
多数のプレイヤーが同時に楽しめるゲームジャンルのこと。
《SAO事件》により危険性が叫ばれたが、依然として『ALO』
『SA:O』『GGO』などのVRMMOゲームは人気を集めている。
0165 SAO事件
(世界区分:リアルワールド)
VRMMOゲーム『ソードアート・オンライン』、通称『SAO』にて
開発者の茅場晶彦が引き起こした、ログアウト不可のデスゲーム。
二年半にもわたる悲劇はキリトたちの尽力により幕を閉じたが、
一万人のプレイヤーのうち四千人以上が死亡し、世界に衝撃を与えた。
0166 死銃事件
(世界区分:リアルワールド)
VRMMOゲーム『ガンゲイル・オンライン』、通称『GGO』にて
発生した、ゲーム内で撃たれたプレイヤーが現実でも死ぬという
出来事。《死銃事件》と呼ばれ恐れられたが、キリトやシノンの
活躍により事件は収束した。
0168 ラース(2)
(世界区分:リアルワールド)
二等陸佐・菊岡誠二郎が責任者を務める機関の名称。
ベンチャー企業を装っているが、実態は政府による人工知能の
研究機関である。適応性を持った人工知能《A.L.I.C.E.》を
生み出し、軍事利用することを目的としている。
0170 護衛艦ながと
(世界区分:リアルワールド)
《ラース》の研究施設が置かれている《オーシャン・タートル》の
護衛を受け持つ、海上自衛隊のイージス艦の名称。
0179 人工フラクトライト
(世界区分:リアルワールド)
現実世界の人間から複製された、人工的な《フラクトライト》のこと。
新生児の魂から作られたまっさらな魂『精神原型』を複製したもので、
全てのアンダーワールド人の魂は《人工フラクトライト》である。
上位の存在から与えられた規則や命令に逆らえないという特徴を持つ。
0180 ボトムアップ型人工知能
(世界区分:リアルワールド)
人間の意識の構造を人工的に再現し、そこから知性を発生させる、
という考え方で作られるAI(人工知能)のこと。意志と感情を持ち、
真に人間に近づく可能性を秘めたアプローチである。
《ラース》は、《人工フラクトライト》としてこれを完成させた。
0181 トップダウン型人工知能
(世界区分:リアルワールド)
単純な質疑応答プログラムに知識と経験を積ませ、学習によって
本物の知性に近づけるというアプローチのAI(人工知能)のこと。
現在の人工知能のほぼ全てが《トップダウン型》であり、
ユイもこれに該当する。
0182 A.L.I.C.E.
(世界区分:リアルワールド)
アーティフィシャル・レイビル・インテリジェント・
サイバネーテッド・イグジスタンスの頭文字を取った語で、
『人工高適応型知的自律存在』の意。《禁忌目録》を自ら破るなど、
状況に応じて掟や倫理に逆らうことができる適応性を持った人工知能。
0183 プロジェクト・アリシゼーション
(世界区分:リアルワールド)
《ラース》が研究を進めているプロジェクトの名称。
高度な適応性を持った人工知能《A.L.I.C.E.》を開発し、
自律型無人兵器として軍事利用する計画。
二等陸佐・菊岡誠二郎が主導し、比嘉タケルが統括を務める。
0195 公理教会(2)
(世界区分:アンダーワールド)
最高司祭アドミニストレータによって創設された《人界》の統治機関。
アドミニストレータの計画がキリトたちによって阻止された後、
カーディナルが最高司祭代理となり、《カセドラル・シダー》や
各地に現れた魔獣などの問題に対応すべく《対策本部》を設立する。
0197 対策本部
(世界区分:アンダーワールド)
《セントラル・カセドラル》に突如現れた《カセドラル・シダー》や、
各地に出現する魔獣に対処すべく、カーディナルとベルクーリを筆頭に
組織された団体。主に《整合騎士》、カセドラルの《修道士》たち、
キリトたちリアルワールド人、有志の剣士たちから構成されている。
0201 カラミティ・プラント
(世界区分:アンダーワールド)
《人界》各地に発生した、リソース吸収能力を持った植物の名称。
アドミニストレータの心意を宿しており、根から魔獣を生み出す。
『魔獣を生み出す災厄の植物』の意味を込めてアスナが命名した後、
キリトが《カラント》と省略し、その呼び名が定着した。
0202 過去覗術
(世界区分:アンダーワールド)
過去を覗くことができるという秘術中の秘術。特定の場所で
数時間から数日前に起きた状況を、視覚的に捉えることができる。
《自動化元老機関》が違反者を特定する際も、この術式が使われる。
0211 カラミティ・プラント・コア
(世界区分:アンダーワールド)
《人界》各地に発生する植物《カラント》の核となっている、
大型の《カラント》の名称。これを斬ることによって、各地の
《カラント》の出現を防ぐことができる。
キリトによって《カラント・コア》と略される。
0213 ハイレベル・アカウント
(世界区分:リアルワールド)
《アンダーワールド》にログインする際のアカウント種別のひとつ。
通常よりも高位のアカウントで、『聖騎士』は光素の扱いに長けるなど
それぞれ特殊能力を有する。最高位アカウントとしてステイシア、
ソルス、テラリアの三女神の『スーパーアカウント』も存在する。
0214 カラミティ・プラント・クラスタ
(世界区分:アンダーワールド)
《カラント》の集合体の名称。
周囲の《カラント》とつながりを持ち、その地帯すべての
《カラント》を斬らないと何度でも再生してしまう。
略称は《カラント・クラスタ》。
0218 蘇生術
(世界区分:アンダーワールド)
完全に失われた《天命》を、《フラクトライト》が消滅する前に
回復させる術。アドミニストレータは三十人の子どもたちを使って
この術の実験を繰り返したが、生還者はリネルとフィゼルだけだった。
やがて、アドミニストレータはこの実験を中止した。
0228 心意の盾
(世界区分:アンダーワールド)
ハァシリアンが使う技の名称。
強烈な《心意》で《メイン・ビジュアライザー》内の記憶情報を
書き換え、見えざる盾があるかのように攻撃を防ぐ力のこと。
0240 戦力補充モジュール
(世界区分:リアルワールド)
《最終負荷実験》に向け《人界》の戦力が不足している場合、
《リアルワールド》の情報で作られた人格を持つNPCを召喚し、
戦力を補う機能を持ったモジュールのこと。
《オルティナノス家》の者は、代々このモジュールを継承している。
人名の一覧
0003 キリト
(世界区分:リアルワールド)
《ベクタの迷子》としてルーリッドの村にやってきた現実世界の少年。
この世界が《STL》の作り出した仮想世界であると理解しつつも、
なぜ自分がここにいるのかを思い出せない。
ログアウト方法を探るため、《央都セントリア》を目指す。
0005 ベクタの迷子
(世界区分:アンダーワールド)
《人界》の言い伝えによると、闇の神ベクタに記憶を抜かれ
遠くの土地に放り出された人間のこと。
《STL》を介して《アンダーワールド》へやってきたキリトも
《ベクタの迷子》として扱われている。
0006 修道女/修道士
(世界区分:アンダーワールド)
各地に存在する教会に所属し、職務に当たる者のこと。
《神聖術》に精通しており、人々の治癒などを行うこともある。
女性なら『シスター』、男性なら『ブラザー』と呼ばれる。
0007 最高司祭
(世界区分:アンダーワールド)
《人界》を統治する機関《公理教会》の最高権力者。
《天命》そのものを増加させるなどの高位の神聖術を操るという。
通常、人界人がその姿を見ることはなく、謎に包まれた存在である。
0013 女神ソルス
(世界区分:アンダーワールド)
《アンダーワールド》における太陽神の名称。
『ソルス』の名はアンダーワールドにおいて『太陽』を指す。
0014 女神テラリア
(世界区分:アンダーワールド)
《アンダーワールド》における地神の名称。
『テラリア』の名はアンダーワールドにおいて『大地』を指す。
0019 ユージオ
(世界区分:アンダーワールド)
北帝国北部にあるルーリッドの村で暮らす少年。
悪魔の樹《ギガスシダー》の刻み手を《天職》としている。
かつて《禁忌目録》違反で央都に連行された幼馴染・アリスのことが
忘れられない。
0020 整合騎士
(世界区分:アンダーワールド)
《公理教会》所属の、《人界》の秩序を維持する役割を持った騎士。
闇の軍勢の侵入を防ぐため《果ての山脈》を警護したり、人界内での
魔獣の討伐を請け負うなどして、《人界》の平和を守っている。
0022 衛士
(世界区分:アンダーワールド)
町や村を守る仕事を《天職》とする剣士のこと。
《アンダーワールド》では《禁忌目録》により盗みや殺人等が
禁じられているので、基本的に犯罪は発生しない。
そのため、《衛士》は獣や闇の軍勢から町や村を守る役割を担う。
0023 シスター・アザリヤ
(世界区分:アンダーワールド)
ルーリッドの村の、セルカが暮らす教会の修道女。
厳格そうな風貌だが慈愛に満ちた人物で、《ベクタの迷子》として
村にやってきたキリトをあっさり受け入れた。
0029 ガスフト・ツーベルク
(世界区分:アンダーワールド)
アリスとセルカの父親で、ルーリッドの村長。
村長としての責任感からあまり感情を表に出さないが、内心では
娘のアリスとセルカ、その幼馴染のユージオを心配している。
0031 女神ステイシア
(世界区分:アンダーワールド)
《アンダーワールド》における創世神の名称。
《ステイシアの窓》の名称にもなっており、人界人にとって
信仰の対象である。
0033 アリス・ツーベルク
(世界区分:アンダーワールド)
ルーリッド出身の明るく面倒見の良い少女で、ユージオの幼馴染。
《神聖術》の才能に溢れ、村始まって以来の天才と言われていたが、
ある日、闇の国《ダークテリトリー》に侵入してしまい、
《禁忌目録》違反で央都に連行されてしまう。
0039 セルカ・ツーベルク
(世界区分:アンダーワールド)
アリスの妹。ルーリッドの教会でシスター・アザリヤから
《神聖術》を教わりながら、孤児たちの面倒を見る修道女見習い。
《神聖術》の才能があった姉と自分を比べ、引け目を感じている。
アリスが連れ去られてから笑顔を失ったユージオを心配している。
0040 ゴブリン族
(世界区分:アンダーワールド)
闇の国《ダークテリトリー》に棲む五種族のうちのひとつ。
多種族に比べて体が小さく、非力であることから生まれる
強烈な劣等感を憎しみに換えることで、自己を保っている。
人界人のことを『イウム』または『白イウム』と呼び、見下している。
0041 蜥蜴殺しのウガチ
(世界区分:アンダーワールド)
闇の国《ダークテリトリー》から《北の洞窟》に侵入し、
潜んでいたゴブリン族の隊長。
洞窟にやってきたセルカを誘拐しようとしていたところを、
助けに来たキリトによって討ち倒された。
0046 ユージオ(2)
(世界区分:アンダーワールド)
ルーリッドで悪魔の樹《ギガスシダー》の刻み手をしていた少年。
《ギガスシダー》を斬り倒したことで刻み手の《天職》から解放され、
かつて《禁忌目録》違反で連行された幼馴染・アリスを探すため
キリトとともに《央都セントリア》を目指す。
0047 メディナ・オルティナノス
(世界区分:アンダーワールド)
二等爵家《オルティナノス家》九代目当主の少女。
基本的に穏やかな性格だが、戦闘になると人が変わり、好戦的になる。
『欠陥品』と呼ばれる《オルティナノス家》の汚名を雪ぐため
強くなって武功を立てるという使命を持っている。
0056 ゴルゴロッソ・バルトー
(世界区分:アンダーワールド)
修剣学院の《上級修剣士》で、ユージオを傍付きに選んだ男。
キリト、ユージオと同じく平民出身で、衛兵隊を経て学院に入学した。
《バルティオ流》の豪壮な剣の使い手で、学院ではウォロ、
ソルティリーナに次ぐ第三位の実力者。
0057 練士
(世界区分:アンダーワールド)
修剣学院の生徒である剣士の総称。
一年目は『初等練士』、二年目は『高等練士』として、
剣や《神聖術》の鍛錬、歴史の勉強などに明け暮れる。
0058 傍付き練士
(世界区分:アンダーワールド)
初等練士の中で上位十二名に入ると、《傍付き練士》として
《上級修剣士》の身の回りの世話や稽古相手を務めることになる。
これにより、キリトはソルティリーナの、ユージオはゴルゴロッソの
《傍付き練士》となった。
0059 上級修剣士
(世界区分:アンダーワールド)
高等練士の中で上位十二名に入ると《上級修剣士》となり、
寮の部屋が広くなるなど特別な待遇を受けられる。
また、《初等練士》の成績優秀者の中から《傍付き練士》を指名し、
身の回りの世話や稽古相手を命ずることができる。
0061 ザッカリア衛兵隊
(世界区分:アンダーワールド)
《ノーランガルス北域剣術大会》に勝ち抜くことで入隊が許される
北帝国の町ザッカリアを守護する衛兵隊。
キリトとユージオは大会で勝利し、この隊に半年間所属した。
0063 貴族
(世界区分:アンダーワールド)
帝国に存在する特権階級のこと。
皇帝に仕える武官や文官の仕事をしている者が多いが、一部の貴族は
権力に甘え、法の穴を突くような行動を取る者もいる。
修剣学院を無条件で受験できる等の特権もある。
0069 ウォロ・リーバンテイン
(世界区分:アンダーワールド)
修剣学院の《上級修剣士》主席の男。二等爵家出身。
自らの剣に絶対的な誇りと自信を持つ、《ハイ・ノルキア流》の
恐るべき剛剣の使い手。
0071 ソルティリーナ・セルルト
(世界区分:アンダーワールド)
修剣学院の《上級修剣士》で、キリトを傍付きに選んだ女性剣士。
三等爵家セルルト家の娘で、実戦的な剣術《セルルト流》の使い手。
状況に応じた柔軟な戦い方から、『歩く戦術総覧』の異名を取る。
0072 ライオス・アンティノス
(世界区分:アンダーワールド)
修剣学院の生徒で、三等爵家アンティノス家の長子。
貴族が受け継いできた流派《ハイ・ノルキア流》の使い手。
自らが『上級貴族』であるという絶対的な自負を抱いており、
平民出身であるキリトやユージオを見下している。
0073 ウンベール・ジーゼック
(世界区分:アンダーワールド)
修剣学院の生徒で、四等爵家ジーゼック家の長子。
貴族が受け継いできた流派《ハイ・ノルキア流》の使い手。
ことあるごとにキリトとユージオに突っかかるなど、自分よりも
下級の爵家や平民を馬鹿にすることで自尊心を満たしている。
0075 オルティナノス家
(世界区分:アンダーワールド)
《オブジェクト・コントロール権限》が高く、武に優れた一族。
かつて、アドミニストレータからある特殊な任務を賜っていたが、
突如『欠陥品』と呼ばれ、一等爵家から二等へと格下げされた。
そのことで、他の貴族たちから強い差別を受けている。
0076 ガリッタ
(世界区分:アンダーワールド)
ユージオの前任者にあたる《ギガスシダー》六代目刻み手の老人。
北セントリア市街に店を構える金細工師サードレとは旧知の仲で、
《ギガスシダー》の枝を強力な剣に仕立ててもらうよう告げ、
キリトたちにサードレを紹介した。
0077 サードレ
(世界区分:アンダーワールド)
北セントリア市街で金細工店を営む、強い職人魂を持った細工師。
ガリッタとは旧知の仲で、《ギガスシダー》の枝を手に入れたら
知らせてほしいと頼んでいた。そして、キリトが持ち込んだ
《ギガスシダー》の枝を一年かけて剣に仕立てた。
0078 細工師
(世界区分:アンダーワールド)
ノミやヤスリ等で金属素材を加工する《天職》を仕事とする者のこと。
北セントリア市街に金細工店を構えるサードレも《細工師》である。
金属素材を金槌で叩く『鍛冶師』との違いは、使う道具だけである。
一般的には、叩いて作った武器の方が強いとされている。
0085 ロニエ・アラベル
(世界区分:アンダーワールド)
修剣学院の初等練士で、キリトの傍付きを務める少女。
六等爵家出身。心優しく、正しいと思ったことを貫く強さを持つ。
0086 ティーゼ・シュトリーネン
(世界区分:アンダーワールド)
修剣学院の初等練士で、ユージオの傍付きを務める少女。
六等爵家出身。明るい性格で、真面目で頑張り屋の面を持つ。
0088 アズリカ
(世界区分:アンダーワールド)
修剣学院・初等練士寮の寮監を務める、厳めしい雰囲気を持った女性。
学院の卒業生で、《ノルキア流》剣術の達人。
0092 エルドリエ・シンセシス・サーティワン
(世界区分:アンダーワールド)
整合騎士第31号の青年で、鞭の神器《霜鱗鞭》の使い手。
《四帝国統一大会》で優勝後、最新の《整合騎士》となった。
プライドが高く、与えられた使命に誇りを持っている。
アリスを師と仰ぎ、並々ならぬ想いを寄せている。
0094 クィネラ
(世界区分:アンダーワールド)
かつて、反目していた領主家同士の政略結婚によって生まれた、
それまでの全フラクトライトの中で最大級の利己心を持った少女。
《神聖術》の解析をする中で権限を上昇させ、『管理者』を意味する
《アドミニストレータ》を名乗り、《人界》を支配するに至った。
0111 整合騎士(2)
(世界区分:アンダーワールド)
《公理教会》に所属する、人界最高の戦力を持つ一騎当千の騎士。
最高司祭アドミニストレータの術《シンセサイズの秘儀》により
絶対的な忠誠を強いられている。特に、アドミニストレータから
《神器》を下賜された騎士は『上位整合騎士』と呼ばれる。
0115 原初の四人
(世界区分:アンダーワールド)
《人工フラクトライト》をまっさらな状態から育てるため、
《アンダーワールド》に降り立った四人の《ラース》スタッフのこと。
その四人は、現在の《禁忌目録》の礎となる倫理観を子供たちに
教え込んだ後、《アンダーワールド》からログアウトした。
0120 カーディナル
(世界区分:アンダーワールド)
アドミニストレータと同等の権限を持つ『世界の調律者』。
《カーディナル・システム》の《サブプロセス》として
《メインプロセス》の過ちを正すこと、すなわち
アドミニストレータの消去を行動原理としている。
0121 シャーロット
(世界区分:アンダーワールド)
元は黒い蜘蛛のネームドモンスターで、カーディナルが《人界》の
各地に放った監視用ユニットのひとつ。
監視対象であるキリトとユージオに強く入れ込んでいる節があり、
時折、観察者以上の介入をしてしまう。
0123 アドミニストレータ
(世界区分:アンダーワールド)
《公理教会》の最高司祭にして《人界》の支配者。
研究の末、《神聖術》の全てのリストを呼び出すことに成功し、
管理者権限を手に入れた。《禁忌目録》や《整合騎士》を作り出し、
人界人の反乱の芽を摘み、支配を盤石なものにした。
0126 デュソルバート・シンセシス・セブン
(世界区分:アンダーワールド)
整合騎士第7号の男で、弓の神器《熾焔弓》の使い手。
口数は少なく、憮然とした態度を貫くが、正義の心は人一倍強い。
アリスを罪人として連行した張本人だが、最高司祭から記憶を
消去されているため、本人は覚えていない。
0129 リネル・シンセシス・トゥエニエイト
(世界区分:アンダーワールド)
前任の《整合騎士》を殺し、整合騎士第28号の座を得た少女。
現在はまだ騎士見習いのため、《神器》は持っていない。
相棒のフィゼルとともに、幼少期から殺しの技術を磨いてきた。
基本的には大人しい性格だが、殺しの技術への自負は強い。
0130 フィゼル・シンセシス・トゥエニナイン
(世界区分:アンダーワールド)
前任の《整合騎士》を殺し、整合騎士第29号の座を得た少女。
現在はまだ騎士見習いのため、《神器》は持っていない。
相棒のリネルとともに、幼少期から殺しの技術を磨いてきた。
時に不遜に見えるほど物怖じしない、明るい性格の持ち主。
0131 ファナティオ・シンセシス・ツー
(世界区分:アンダーワールド)
整合騎士第2号の副騎士長で、鏡を鍛えた神器《天穿剣》の使い手。
毅然とした口調で、揺るがない騎士の矜持を感じさせるが、
自身が女性であることを強く意識し、兜で隠していた。
0132 昇降係
(世界区分:アンダーワールド)
《最高司祭》から《天命》を凍結され、百年以上の間《セントラル・カセドラル》
の50階から80階の昇降を《天職》としている少女。
金属の円盤を風素で浮かせることによって昇降させる。
名前はなく、単に《昇降係》と呼ばれている。
0136 元老
(世界区分:アンダーワールド)
《公理教会》の上級文官の役職名。
《人界》から拉致した中で《神聖術》に秀でた者が《元老》となり、
人界人が《禁忌目録》を遵守しているかの監視を行う。
元老長はチュデルキン。
0138 アリス・シンセシス・サーティ
(世界区分:アンダーワールド)
《禁忌目録》違反により連行された後《整合騎士》となった少女。
整合騎士第30号。『永劫不朽』の性質を持つ神器《金木犀の剣》の
使い手で、騎士内ではベルクーリに次ぐ実力の持ち主。
0143 ベルクーリ・シンセシス・ワン
(世界区分:アンダーワールド)
整合騎士第1号の騎士長で、時を司る神器《時穿剣》の使い手。
冒険譚《ベルクーリと北の白い竜》のモデルにもなった伝説的豪傑で、
アドミニストレータにより作られた最初の《整合騎士》である。
0145 自動化元老機関
(世界区分:アンダーワールド)
人界人の《違反指数》を監視し、《禁忌目録》違反者を探し出す機関。
元老たちは元は人間だったが、現在は体を箱に押し込められ、
流動食のみを与えられるという非人道的な扱いを受けながら、
意思のない監視装置として働かされている。
0147 チュデルキン
(世界区分:アンダーワールド)
赤と青の派手な道化服を着た、《公理教会》元老長の小男。
あらゆる人間を石に換えてしまう《ディープ・フリーズ》などの
高位の術式を操る、最高司祭に次ぐ実力を持つ術者。
アドミニストレータを偏執的なまでに溺愛している。
0151 リセリス
(世界区分:アンダーワールド)
《フラクトライト》の寿命を悟ったアドミニストレータが、
自身の魂を上書き複写するために用意した、修道女見習いの少女。
結果的に、リセリスはアドミニストレータと同等の権限を獲得し、
現在のカーディナルとなった。
0152 ソードゴーレム
(世界区分:アンダーワールド)
神器級の優先度を持つ剣を三十本組んで作られた、殺戮兵器の名称。
アドミニストレータは、これを量産して《最終負荷実験》に対処する
計画を立てていたが、多くの人界人の犠牲を前提とした
ものであることがわかり、キリトたちによって阻止された。
0156 アスナ/結城明日奈
(世界区分:リアルワールド)
キリトの恋人。《SAO》では最強の細剣使いとして知られ、
《閃光》と呼ばれていた。キリトを助けるため《オーシャン・タートル》に
乗り込み、《アンダーワールド》にログインしてきた。
ハイレベル・アカウント『聖騎士(パラディン)』を使用している。
0167 茅場晶彦
(世界区分:リアルワールド)
VRMMOゲーム《ソードアート・オンライン》の開発者にして、
《SAO》を前代未聞のデスゲームに陥れた張本人。自身もゲームに
参加していたが、キリトに打ち倒され、自ら脳を焼ききって死亡した。
しかし、彼の意識データは現在もネットワーク上を漂っている。
0172 シリカ/綾野珪子
(世界区分:リアルワールド)
《SAO》ではビーストテイマーをしていた、心優しい少女。
アスナからキリトの現状を聞かされ、ラース六本木支部にある
《STL》から《アンダーワールド》にログインしてきた。
ハイレベル・アカウント『賢者(ラーニング)』を使用している。
0173 リズベット/篠崎里香
(世界区分:リアルワールド)
《SAO》では鍛冶師をしていた、活発な少女。
アスナからキリトの現状を聞かされ、ラース六本木支部にある
《STL》から《アンダーワールド》にログインしてきた。
ハイレベル・アカウント『鍛冶屋(マシニスト)』を使用している。
0174 リーファ/桐ケ谷直葉
(世界区分:リアルワールド)
《SAO》帰還者の少女で、キリトの義妹。
キリトを助けるため、《オーシャン・タートル》内の《STL》から
《アンダーワールド》にログインしてきた。
ハイレベル・アカウント『戦士(アタッカー)』を使用している。
0175 シノン/朝田詩乃
(世界区分:リアルワールド)
《SAO》帰還者の少女。銃や弓など遠距離攻撃を得意とする。
キリトを助けるため、《オーシャン・タートル》内の《STL》から
《アンダーワールド》にログインしてきた。
ハイレベル・アカウント『弓使い(ハンター)』を使用している。
0176 菊岡誠二郎
(世界区分:リアルワールド)
総務省に出向中の二等陸佐であり、《ラース》の責任者。
現在は比嘉タケルとともに《オーシャン・タートル》に駐在している。
キリトに《死銃事件》の調査を依頼するなど、キリトの仮想世界への
適応力を高く買っている。
0177 神代凛子
(世界区分:リアルワールド)
茅場晶彦、比嘉タケルと同じ重村研究室出身で、茅場の元恋人。
医療用フルダイブ機『メディキュボイド』の技術提供者でもあり、
現在はカリフォルニアにある大学の博士である。
アスナの要請に応じ、《オーシャン・タートル》へとやってくる。
0178 エギル
(世界区分:リアルワールド)
喫茶店兼バー『ダイシー・カフェ』の店主。
《SAO》帰還者の一人であり、アインクラッドでは斧使いとして
前線に出つつも、武具屋も営んでいた。
本名はアンドリュー・ギルバート・ミルズ。
0184 ユイ
(世界区分:リアルワールド)
世界最高のトップダウン型AIの少女。
《SAO》でキリトとアスナに救われ、それ以降二人を
『パパ』『ママ』と呼んで深く慕っている。
0185 比嘉タケル
(世界区分:リアルワールド)
茅場晶彦と同じ、東都工業大学の重村研究室出身の青年。
《ラース》による《プロジェクト・アリシゼーション》の統括を担当。
現在は菊岡誠二郎とともに《オーシャン・タートル》に駐在している。
0186 アリス・ツーベルク(2)
(世界区分:アンダーワールド)
ルーリッド出身の明るく面倒見の良い少女で、ユージオの幼馴染。
《ダークテリトリー》に侵入した罪で央都に連行された後、
最高司祭により大事な記憶を抜き取られ《整合騎士》にされてしまう。
抜き取られた記憶は《セントラル・カセドラル》の最上階に存在する。
0187 アドミニストレータ(2)
(世界区分:アンダーワールド)
《公理教会》の最高司祭にして《人界》の支配者だった女。
《最終負荷実験》への対抗策として、多くの人界人を犠牲にする
計画を練っていたが、キリトたちによって阻止された。
突如現れた《カセドラル・シダー》からは、彼女の心意が感じられる。
0191 キリト(2)
(世界区分:リアルワールド)
《ベクタの迷子》としてルーリッドの村にやってきた現実世界の少年。
ユージオ、アリスとともに最高司祭アドミニストレータと戦い、
多くの人界人を犠牲にする計画を阻止した。現在は《対策本部》の
一員として、《カセドラル・シダー》や魔獣の対応にあたる。
0192 ユージオ(3)
(世界区分:アンダーワールド)
ルーリッドで悪魔の樹《ギガスシダー》の刻み手をしていた少年。
アリスと再会を果たすも、アリスは大切な記憶を抜き取られ、
ユージオのことも忘れてしまっていた。現在は、アリスの記憶を
取り戻すべく《カセドラル・シダー》や魔獣の対応にあたる。
0193 ベルクーリ・シンセシス・ワン(2)
(世界区分:アンダーワールド)
整合騎士第1号の騎士長で、時を司る神器《時穿剣》の使い手。
冒険譚《ベルクーリと北の白い竜》のモデルにもなった伝説的豪傑で、
アドミニストレータにより作られた最初の《整合騎士》である。
現在は騎士長として《対策本部》を取りまとめる。
0194 シェータ・シンセシス・トゥエルブ
(世界区分:アンダーワールド)
整合騎士第12号の女性で、剣の神器《黒百合の剣》の使い手。
口数が少なく、周囲からは『無音』と呼ばれている。
見たものすべてを切断したくなる衝動を持つ、生粋の剣士である。
キリトたちがアドミニストレータを倒した後、凍結から解放された。
0196 下位整合騎士
(世界区分:アンダーワールド)
《整合騎士》の中で《神器》を下賜されていない者のこと。
最高司祭から《神器》を下賜された者は『上位整合騎士』と呼ばれ、
それ以外は《下位整合騎士》と呼ばれる。
ファナティオの弟子・四旋剣も《下位整合騎士》に該当する。
0198 アリス・シンセシス・サーティ(2)
(世界区分:アンダーワールド)
《禁忌目録》違反により連行された後《整合騎士》となった少女。
整合騎士第30号。『永劫不朽』の性質を持つ神器《金木犀の剣》の
使い手で、騎士内ではベルクーリに次ぐ実力の持ち主。現在は、
《対策本部》の一員としてキリトやユージオと行動を共にする。
0199 レンリ・シンセシス・トゥエニセブン
(世界区分:アンダーワールド)
整合騎士第27号の少年で、投刃の神器《雙翼刃》の使い手。
キリトたちがアドミニストレータを倒した後、凍結から解放された。
過去のトラウマから、戦闘になると体が動かなくなってしまう。
0203 ロニエ・アラベル(2)
(世界区分:アンダーワールド)
修剣学院でキリトの傍付きを務めていた六等爵家出身の少女。
心優しく、正しいと思ったことを貫く強さを持つ。
魔獣討伐を担う協力者としてティーゼとともに《対策本部》に参加し、
キリトとユージオとの再会を果たす。
0204 ティーゼ・シュトリーネン(2)
(世界区分:アンダーワールド)
修剣学院ではユージオの傍付きを務めていた六等爵家出身の少女。
明るい性格で、真面目で頑張り屋の面を持つ。
魔獣討伐を担う協力者としてロニエとともに《対策本部》に参加し、
キリトとユージオとの再会を果たす。
0205 ソルティリーナ・セルルト(2)
(世界区分:アンダーワールド)
修剣学院時代にキリトを傍付きに選び指導していた女性剣士。
三等爵家セルルト家の娘で、実戦的な剣術《セルルト流》の使い手。
状況に応じた柔軟な戦い方から、『歩く戦術総覧』の異名を取る。
《人界》を守るため志願した《対策本部》でキリトとの再会を果たす。
0206 メディナ・オルティナノス(2)
(世界区分:アンダーワールド)
二等爵家《オルティナノス家》九代目当主の少女。
基本的に穏やかな性格だが、戦闘になると人が変わり、好戦的になる。
『欠陥品』と呼ばれる《オルティナノス家》の汚名を雪ぐため
《対策本部》に志願し、キリトとユージオとの再会を果たす。
0208 ジャイアント族
(世界区分:アンダーワールド)
闇の国《ダークテリトリー》に棲む五種族のうちのひとつ。
その名の通り巨大な体躯が特徴で、『力ある者が支配する』という
《ダークテリトリー》唯一の法を最も純粋に体現する存在。
強くあることにこだわり、力によって厳密に序列が決まる。
0209 ザクザ
(世界区分:アンダーワールド)
《カラント》によって蘇ったジャイアント族の男。ジクジの弟である。
兄弟で最強だという思いと、自分こそが最強だという思いの矛盾で
《フラクトライト》が崩壊してしまう。
0210 ジクジ
(世界区分:アンダーワールド)
《カラント》によって蘇ったジャイアント族の男。
一族の強さを証明するため戦い続けている。
自らが兄弟を殺めてしまったことに気づき、《フラクトライト》が
崩壊してしまう。
0212 冒険者
(世界区分:アンダーワールド)
《リアルワールド》の情報で作られた人格を持つNPCのこと。
記憶を持たないが、積極的に魔獣討伐や探索を行う。
メディナに触れられた《冒険者》は、メディナのモジュールの作用で
メディナに対して忠実になる。
0215 ファナティオ・シンセシス・ツー(2)
(世界区分:アンダーワールド)
整合騎士第2号の副騎士長で、鏡を鍛えた神器《天穿剣》の使い手。
かつては自身が女性であることを強く意識し、兜で隠していたが、
キリトとの死闘を経て、現在は口調や物腰が柔らかくなっている。
0217 四旋剣
(世界区分:アンダーワールド)
ファナティオによって編成された《下位整合騎士》四人組の部隊。
反撃の隙を与えないほどの高度な連携技『環刃旋舞』を繰り出す。
ただし、選りすぐりの精鋭部隊というわけではなく、単独での戦闘には
心許ない騎士を集め、戦場での生存率を高めるという意図がある。
0219 セルカ・ツーベルク(2)
(世界区分:アンダーワールド)
アリスの妹。ルーリッドの教会でシスター・アザリヤから
《神聖術》を教わりながら、孤児たちの面倒を見る修道女見習い。
自分の才能を見つけて、キリトとユージオからも頼られるような
神聖術師になるため、さらなる成長を誓う。
0220 ハァシリアン
(世界区分:アンダーワールド)
『元老院統括代理』を名乗り、メディナに接触してきた男。
最高司祭アドミニストレータの復活を目論んでおり、メディナを
『救世主様』と呼ぶが、その正体は謎に包まれている。
0221 ミリアム・オルティナノス
(世界区分:アンダーワールド)
オルティナノス家の五代目当主だが記録が殆ど残っていない謎の女性。
当主を務めた期間は二年と短く、男子出産後すぐに当主を辞任。
子(後の七代目当主ユルナ)の成人までは夫が後を継ぎ、六代目当主を
務めた。そのため血縁関係としては、彼女はメディナの曾祖母に当たる。
0222 侍従長ザッパス
(世界区分:アンダーワールド)
元ノーランガルス北帝国皇帝カヨーデに仕える侍従長。
カヨーデの命で、オーレシアンが誘拐してきた子供たちを
皇帝にふさわしい人間に教育する役割を担う。
0223 オーレシアン
(世界区分:アンダーワールド)
元ノーランガルス北帝国皇帝カヨーデの命で、旧帝城の管理を
任されていたオーレシアン家の男。
村の子供たちを誘拐し、城に連れ込んでいた。
0224 カヨーデ・ノーランガルス
(世界区分:アンダーワールド)
《カラント》によって蘇った、元ノーランガルス北帝国皇帝。
厳しい教育を施した末に死なせてしまった息子のアロードのことが
忘れられず、誘拐した子供たちを教育しようとしていたところを、
キリトたちによって阻止された。
0225 アロード・ノーランガルス
(世界区分:アンダーワールド)
元ノーランガルス北帝国皇帝カヨーデの息子。
かつて、皇帝の跡目争いを放棄して平民として暮らしていたが、
母のカヨーデによって城に連れ戻され、厳しい教育を受けた末
城の屋上から飛び降りて命を落とす。
0229 西の守護竜ヴァレントール
(世界区分:アンダーワールド)
《西の峡谷》の守護竜。かつてアドミニストレータの命で
《整合騎士》に殺されたが、《カラント》によって蘇った。
雷の力で人間を支配しようとするが、キリトたちに阻止された。
0230 ハァシリアン(2)
(世界区分:アンダーワールド)
『元老院統括代理』を名乗り、メディナに接触してきた男。
最高司祭アドミニストレータの復活のため、各地に《カラント》の
種をまき、《神聖力》を集めて回っている。
得意とする心意技《心意の盾》は、いかなる攻撃も防ぐ。
0231 暗黒騎士
(世界区分:アンダーワールド)
《ダークテリトリー》に棲む暗黒界人の騎士の名称。
黒い鎧を全身にまとっているのが特徴。
過去に何度か《人界》の侵攻を試みるも、《整合騎士》たちに
退けられている。
0234 暗黒騎士団長グォンター
(世界区分:アンダーワールド)
《カラント》によって蘇った、元暗黒騎士団長。
部下を支配することで《整合騎士》を討ち倒そうとするも、
ベルクーリをはじめとする整合騎士団やキリトに退けられる。
0236 レンリ・シンセシス・トゥエニセブン(2)
(世界区分:アンダーワールド)
整合騎士第27号の少年で、投刃の神器《雙翼刃》の使い手。
キリトたちがアドミニストレータを倒した後、凍結から解放された。
過去のトラウマから戦闘になると体が動かなくなっていたが、
キリトと関わる中で騎士としての力に目覚め、それを克服した。
0238 カルド・シンセシス・トゥエニエイト
(世界区分:アンダーワールド)
《カラント》によって蘇った、元整合騎士第28号の男。
かつてリネルとフィゼルにより殺され、整合騎士の座を奪われた
過去を持つ。相棒のジャレドのことは『レド』と呼んでいる。
0239 ジャレド・シンセシス・トゥエニナイン
(世界区分:アンダーワールド)
《カラント》によって蘇った、元整合騎士第29号の男。
かつて、リネルとフィゼルにより殺され、整合騎士の座を奪われた
過去を持つ。相棒のカルドのことは『ルド』と呼んでいる。
0241 ミリアム・オルティナノス(真相)
(世界区分:アンダーワールド)
オルティナノス家五代目当主でありメディナの曾祖母。望まずして
ハァシリアンの子を身ごもった悲しき事件が原因で心を病んでしまい、
自ら記録に残されることを拒んだ。子(後の七代目当主ユルナ)の
出産後はすぐに当主を退き、夫リーヴァが後継の六代目当主を務めた。
地名の一覧
0001 アンダーワールド
(世界区分:アンダーワールド)
キリトが降り立った仮想世界の名称。
独自の歴史・文明が築かれた世界で、《ラース》が開発した
魂の翻訳機《STL》で入ることができる。
0002 人界
(世界区分:アンダーワールド)
《アンダーワールド》の中で、人間が住む領域の名称。
帝国が四つあり、中央に《央都セントリア》という名の首都がある。
周囲を円形の《果ての山脈》に囲まれており、その外側には
闇の国《ダークテリトリー》が広がっている。
0015 ノーランガルス北帝国
(世界区分:アンダーワールド)
皇帝クルーガ・ノーランガルスが治める人界北部の帝国。
アリス・ユージオの故郷ルーリッドがある。
肥沃な草原や森、多くの湖があるのが特徴で、帝国北端には
闇の国《ダークテリトリー》へと繋がる《北の洞窟》がある。
0016 北の洞窟
(世界区分:アンダーワールド)
《ノーランガルス北帝国》の北端にある、闇の国《ダークテリトリー》
へと続く洞窟の名称。
ルーリッドに伝わる冒険譚《ベルクーリと北の白い竜》の舞台にも
なっており、《人界》を守る守護竜が棲んでいるという伝承がある。
0017 央都セントリア
(世界区分:アンダーワールド)
《人界》の首都の名称。真円形で、周囲を城壁に囲まれている。
内部には東西南北に分かれた四つの町が存在し、その中心に
《人界》を統治する《公理教会》の塔《セントラル・カセドラル》が
そびえ立つ。
0021 果ての山脈
(世界区分:アンダーワールド)
《人界》を円形に取り囲む山脈の名称。
《北の洞窟》《東の大門》《西の峡谷》《南の回廊》のいずれかを
通って《果ての山脈》を抜けると、闇の国《ダークテリトリー》が
広がっている。
0028 ルーリッドの村
(世界区分:アンダーワールド)
《ノーランガルス北帝国》の北部にある辺境の村。
ユージオが生まれ育った村で、村長はアリスとセルカの父ガスフト。
村の近くには悪魔の樹《ギガスシダー》がそびえている。
0043 ルーリッドの村(2)
(世界区分:アンダーワールド)
《ノーランガルス北帝国》の北部にある辺境の村。
ユージオが生まれ育った村で、村長はアリスとセルカの父ガスフト。
村の近くには悪魔の樹《ギガスシダー》がそびえていたが、キリトと
ユージオによって斬り倒された。
0045 ザッカリア
(世界区分:アンダーワールド)
《ノーランガルス北帝国》の、ルーリッドの南にある町。
領主のケルガム・ザッカライトによってお治められており、
《ノーランガルス北域剣術大会》の開催地である。
この町の近くにウォルデ農場がある。
0060 北セントリア帝立修剣学院
(世界区分:アンダーワールド)
北セントリア市街にある、帝国最高峰の剣士養成機関の名称。
普段は『修剣学院』と省略して呼ばれる。生徒は入学試験、検定試験、
卒業試験まで幾度となく競わされ、明確に序列を決められる。
キリトとユージオは《ザッカリア衛兵隊》を経て、この学院に入った。
0067 四帝国
(世界区分:アンダーワールド)
《不朽の壁》により東西南北に隔てられた帝国のこと。
《ノーランガルス北帝国》《イスタバリエス東帝国》
《ウェスダラス西帝国》《サザークロイス南帝国》の四つがある。
0070 セントラル・カセドラル
(世界区分:アンダーワールド)
《人界》を統治する《公理教会》が所有する白亜の塔の名称。
《央都セントリア》から人界全体を監視するかのようにそびえ立つ。
内部がどのようになっているかは一切謎に包まれている。
0082 跳ね鹿亭
(世界区分:アンダーワールド)
北セントリア市街にある老舗料理店の名称。
名物の蜂蜜パイは絶品で、キリトはこのパイが大好物である。
0096 ダークテリトリー
(世界区分:アンダーワールド)
《果ての山脈》の外に広がる、闇の軍勢が棲む領域。ゴブリン、
ジャイアント、オーク、オーガ、闇の人族の五種族が存在する。
闇の軍勢による《人界》への侵攻は整合騎士によって防がれており、
通常は人界人が《ダークテリトリー》の種族を目にすることはない。
0097 不朽の壁
(世界区分:アンダーワールド)
《人界》を東西南北に四分割する巨大な壁の名称。
自らの力を見せつける目的と、民の交流を制限するために
最高司祭アドミニストレータが一瞬で出現させた。
0118 大図書室
(世界区分:アンダーワールド)
カーディナルが暮らす巨大な図書室。《アンダーワールド》の歴史や
全ての《システム・コマンド》など、あらゆる記録が収められている。
元はカセドラル内部に存在していたが、現在は空間が切り離され、
カーディナルが用意した扉からしか入ることができない。
0122 セントラル・カセドラル(2)
(世界区分:アンダーワールド)
《人界》を統治する《公理教会》が所有する白亜の塔の名称。
《央都セントリア》から人界全体を監視するかのようにそびえ立つ。
内部では、《最高司祭》《元老》《整合騎士》の他に、
統治に必要な業務に従事する修道士や司祭が生活している。
0128 50階『霊光の大回廊』
(世界区分:アンダーワールド)
《セントラル・カセドラル》の50階の部屋の名称。天井が高く、
左右の壁に設けられた大きな窓からはソルスの光が降り注ぐ。
深紅の絨毯が入口から突き当たりの巨大な扉まで続いており、
『大回廊』の名にふさわしい荘厳な空間となっている。
0133 80階『雲上庭園』
(世界区分:アンダーワールド)
《セントラル・カセドラル》の80階の部屋の名称。
生い茂る芝の各所に色とりどりの聖花が咲いている。
ほぼ中央に小川に囲まれた小高い丘があり、
庭園の趣を醸し出す優美な空間となっている。
0137 95階『暁星の望桜』
(世界区分:アンダーワールド)
《セントラル・カセドラル》の95階の部屋の名称。
巨大な展望デッキのような造りで、フロア外周には壁がなく、
等間隔の円柱で天井を支える構造になっている。
0140 90階『大浴場』
(世界区分:アンダーワールド)
《セントラル・カセドラル》の90階は大浴場となっている。
入口からまっすぐ延びた通路の左右が巨大な浴槽になっており、
部屋中が湯気に包まれている。
0144 96階~99階『元老院』
(世界区分:アンダーワールド)
《セントラル・カセドラル》の96階から99階の4フロアの名称。
元老が仕事をする場所だが、元老たちはアドミニストレータによって
意思なき監視装置《自動化元老機関》に作り替えられていた。
0150 100階『神界の間』
(世界区分:アンダーワールド)
《セントラル・カセドラル》の最上階である100階の部屋の名称。
最高司祭アドミニストレータが居住するドーム状の大部屋で、
部屋の中央に円形のベッドが置かれている。
0162 リアルワールド
(世界区分:リアルワールド)
仮想世界《アンダーワールド》に対する、現実世界の名称。
アンダーワールド人は、《アンダーワールド》を仮想世界だと
認識していないため、《リアルワールド》の存在を知らない。
0169 オーシャン・タートル
(世界区分:リアルワールド)
伊豆諸島の遥か沖合に浮かぶ、大型海洋研究母船の名称。
底面が400×250メートルの巨大なピラミッド型で、
その名の通り、表面は亀の甲羅のように黒いパネルで覆われている。
表向きは海洋研究目的だが、実態は《ラース》の研究施設である。
0171 ラース六本木支部
(世界区分:リアルワールド)
東京・六本木にある偽装ベンチャー企業《ラース》の分所。
《ラース》本部は沖合に浮かぶ《オーシャン・タートル》にあるが、
六本木支部のスタッフはその実態を知らないまま《STL》の
研究・開発のみを行っている。
0188 カセドラル・シダー
(世界区分:アンダーワールド)
キリトたちがアドミニストレータを討ち倒した直後に発生した、
《セントラル・カセドラル》を覆う巨大な樹の名称。
なぜか、その樹からはアドミニストレータの心意が感じられる。
0189 セントラル・カセドラル(3)
(世界区分:アンダーワールド)
《人界》を統治する《公理教会》が所有する白亜の塔の名称。
《央都セントリア》から人界全体を監視するかのようにそびえ立つ。
キリトたちがアドミニストレータを討ち倒した後、巨大な樹
《カセドラル・シダー》に覆われ、最上階が切り離されてしまった。
0190 サザークロイス南帝国
(世界区分:アンダーワールド)
人界南部に位置する帝国。
広大な密林や砂地、火山などの多様な環境を有している。
帝国南端には《ダークテリトリー》へと繋がる《南の回廊》がある。
0207 南の回廊
(世界区分:アンダーワールド)
《サザークロイス南帝国》の南端にある、《ダークテリトリー》へと
続く回廊の名称。
火山地帯と湖を抜けた先にあり、内部は複雑な構造をしている。
0226 ウェスダラス西帝国
(世界区分:アンダーワールド)
皇帝アルダレス・ウェスダラスが治める人界西部の帝国。
大きな湖、鉱山や雪山などがある。
帝国西端には《ダークテリトリー》へと繋がる《西の峡谷》がある。
0227 西の峡谷
(世界区分:アンダーワールド)
《ウェスダラス西帝国》の西端にある、《ダークテリトリー》へと
続く峡谷の名称。
雷を操る巨大な竜が棲んでいて、人々は畏怖の念を抱いていた
という伝承がある。
0232 イスタバリエス東帝国
(世界区分:アンダーワールド)
皇帝ホーザイカ・イスタバリエスが治める人界東部の帝国。
切り立った崖や谷が目立ち、その間をいくつもの川が流れている。
帝国東端には《人界》と《ダークテリトリー》を隔てる
巨大な門《東の大門》がある。
0235 東の大門
(世界区分:アンダーワールド)
《イスタバリエス東帝国》の東端にある、《人界》と
《ダークテリトリー》を隔てる巨大な門の名称。
《東の大門》が崩壊した時、《ダークテリトリー》の軍勢による侵攻
《最終負荷実験》が始まるとされる。
武器の一覧
0037 神器
(世界区分:アンダーワールド)
強力な神聖術師が形にするか、神が創り出した高優先度の器物。
《青薔薇の剣》などの神器級の武器を使いこなすには、
その高い優先度を越える《オブジェクト・コントロール権限》を
持っていなければならない。
0038 青薔薇の剣
(世界区分:アンダーワールド)
ユージオが《北の洞窟》から持ち出した、剣の《神器》の名称。
ルーリッドに伝わる冒険譚《ベルクーリと北の白い竜》にも登場する。
0079 黒いやつ
(世界区分:アンダーワールド)
悪魔の樹《ギガスシダー》の枝を元に作られた、キリトの愛剣のこと。
《央都セントリア》の細工師サードレが一年かけて削りだした。
剣の銘はまだ決まっておらず、キリトは《黒いやつ》と呼んでいる。
0093 霜鱗鞭
(世界区分:アンダーワールド)
整合騎士エルドリエが扱う、鞭の《神器》の名称。
東帝国最大の湖の主であった双頭の大蛇を、アドミニストレータが
武器に転換したもの。
記憶を解放すると、分裂・収縮するなど、変幻自在の攻撃を見せる。
0095 神器(2)
(世界区分:アンダーワールド)
高リソースのオブジェクトを由来とした、高優先度を誇る器物のこと。
神器級の武器は、代償となったオブジェクトの性質を色濃く受け継ぎ、
その記憶を解放するとすさまじい攻撃力を発揮する。ただし、
使いこなすには高い《オブジェクト・コントロール権限》が必要。
0109 カーディナルの短剣
(世界区分:アンダーワールド)
カーディナルが自らの頭髪を変換して作った二本の短剣のこと。
この短剣を刺された者は、カーディナルとの間に切断不可能な
経路が接続され、カーディナルの《神聖術》が必中となる。
0116 青薔薇の剣(2)
(世界区分:アンダーワールド)
ユージオが《北の洞窟》から持ち出した、剣の《神器》の名称。
ルーリッドに伝わる冒険譚《ベルクーリと北の白い竜》にも登場する。
永久氷塊と青薔薇をリソースとしており、この剣で悪魔の樹
《ギガスシダー》を斬り倒して以降、ユージオの愛剣となっている。
0124 記憶解放術
(世界区分:アンダーワールド)
《武装完全支配術》の精髄の術。
神器級の武器の記憶をすべて目覚めさせ、荒ぶる力を解き放つ。
『リリース・リコレクション』を結びの句とする術式を唱える
だけでなく、武器の解放された姿を強くイメージする必要がある。
0125 武装完全支配術
(世界区分:アンダーワールド)
神器級の武器が保持する性質や記憶を部分的に呼び覚まし、
新たな攻撃力を発現させる術。長大な術式を唱える必要があり、
その結びの句は『エンハンス・アーマメント』である。
0127 熾焔弓
(世界区分:アンダーワールド)
整合騎士デュソルバートが扱う、弓の《神器》の名称。
南帝国で最大最古の火山に棲んでいたという伝説の不死鳥を
武器に転換したもの。
記憶を解放すると、弓全体が深紅の炎をまとう。
0139 金木犀の剣
(世界区分:アンダーワールド)
整合騎士アリスが扱う、剣の《神器》の名称。
古の時代、《始まりの地》に生えていた一本の金木犀の樹を
リソースとして作られたもので、『永劫不朽』の属性を持つ。
記憶を解放すると、刀身が無数の小刃となって対象を斬る。
0142 時穿剣
(世界区分:アンダーワールド)
整合騎士ベルクーリが扱う、剣の《神器》の名称。
《アンダーワールド》が生まれた瞬間から存在した『時計』の
長針と短針を、アドミニストレータが剣として鍛え直したもの。
振った剣の威力がその場に保たれるなど、時間に関係する能力を持つ。
0154 夜空の剣
(世界区分:アンダーワールド)
悪魔の樹《ギガスシダー》の枝を元に作られた、キリトの愛剣の名称。
《央都セントリア》の細工師サードレが一年かけて削りだした。
《ギガスシダー》由来のリソース吸収能力を持つ。
ユージオによって《夜空の剣》と命名された。
0200 雙翼刃
(世界区分:アンダーワールド)
整合騎士レンリが扱う、投刃の《神器》の名称。
左右それぞれの翼を失った二羽の神鳥を武器に変換したもので、
二枚の刃を組み合わせることで、すさまじい攻撃力を発揮する。
しかし、レンリはまだ《雙翼刃》の力を十分に引き出せていない。
0216 天穿剣
(世界区分:アンダーワールド)
整合騎士ファナティオが扱う、剣の《神器》の名称。
ソルスの光を束ねて放つ、千枚の鏡から作られた光線兵器を
アドミニストレータが剣として鍛え直したもの。
記憶を解放すると、強力な光線を放つ。
0233 黒百合の剣
(世界区分:アンダーワールド)
整合騎士シェータが扱う、剣の《神器》の名称。
シェータが《ダークテリトリー》の古戦場から持ち帰った一輪の
黒百合を、アドミニストレータが剣に鍛え直したもの。
刀身は極細で、紙一枚ほどの厚さだが、最大級の優先度を秘めている。
0237 雙翼刃(2)
(世界区分:アンダーワールド)
整合騎士レンリが扱う、投刃の《神器》の名称。
左右それぞれの翼を失った二羽の神鳥を武器に転換したもので、
二枚の刃を組み合わせることで、すさまじい攻撃力を発揮する。
キリトの協力の末、レンリは《雙翼刃》の力を解放することに成功。
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