Valveが『Steam Machine』の「4K/60fps」表記をサイレント修正、実際の性能に疑問符が投げかけられる結果に
2026年06月29日 | #ゲーム #ハード・周辺機器 | Eurogamer
Valveが販売する「Steam Machine」について、これまで公式ページで謳われていた「FSRを用いて4K/60fpsでのゲームプレイが可能」という表記が、「FSR 4.1を用いて最大4Kでのゲームプレイが可能」にひっそりと変更されていたことが明らかになりました。この変更は事前の告知なしに行われ、ユーザーからの指摘で発覚したとのことです。
Steam Machineの性能表記が変更された背景
今回の表記変更は、Steam Machineが発売され、そのハードウェア性能が詳細に検証されるようになったタイミングと重なっています。Valveはつい最近の2月まで、「ほとんどのSteamタイトルがSteam MachineでFSRを適用すれば4K/60fpsで快適に動作する」と説明していました。しかし、「一部タイトルではより高いアップスケールが必要で、VRRを使ってフレームレートを下げ、内部解像度を1080pに維持する方が良い場合もある」とも補足しています。メディアの先行プレビュー記事でも、Valveから提供された情報に基づいて「PS5やXbox Series Xと同様に、レイトレーシングを用いた現代のゲームをFSRアップスケーリング(通常1440pベース)で4K/60fpsで動かすのが目標」と報じられていました。
実際のところSteam Machineはどの程度の性能なのか
Valveがなぜこの変更を行ったのか、具体的な時期も含め、現時点では不明です。しかし、専門家からはSteam Machineを「1080pデバイス」として考えるのが最適だという意見も出ています。RPSの副編集長であるJames Archer氏は、「確かに1080p向けに作られているが、設定を下げて十分なアップスケーリングを行えば驚くほどの性能を発揮する」としつつも、主要なゲームでは「パフォーマンスモードでFSRアップスケーリングを使用しないと、まともなフレームレートに到達しないだろう」と語っています。Eurogamerのレビューでは、Steam Machineでのゲーム体験は単純なハードウェアスペックだけではないと指摘されており、高価なデバイスであることを納得して購入するユーザーであれば、性能に関してそこまで神経質にならない可能性もあるとのことです。