『Fallout: New Vegas』のディレクターがAmazon版ドラマ『Fallout』を絶賛! 「最高のゲーム原作映像化作品の一つ」と評価、シーズン2の舞台設定とファンからの指摘にも言及
2026年06月29日 | #ゲーム #アニメ・漫画 #発売 | IGN
Amazon Prime Videoで配信中の実写ドラマ『Fallout』について、ゲーム『Fallout: New Vegas』のディレクターであるジョシュ・ソイヤー氏が、映像作品としての評価を語りました。同氏は、このドラマが「これまでのビデオゲーム原作の映像化作品の中で最高峰の一つ」と絶賛しており、ファンから物議を醸した一部の描写についても自身の見解を述べています。
シーズン2の舞台設定と細部へのこだわり
ソイヤー氏は、ドラマ『Fallout』シーズン2の舞台が、自身が手掛けた『Fallout: New Vegas』と同じく「ニューベガス」であることに言及しつつ、制作陣のロケーション再現度を高く評価しています。特に、シーズン2で登場するフリーサイドの金庫や、ヌバックの街にあるDinkyというT-レックスの像について触れ、「ゲームにそっくりで、非常に忠実に再現されている」とコメントしています。ただし、一部のレイアウトはゲームと完全に同じではないものの、全体的には驚くほど似ているとのことです。
ファンからの指摘にも理解を示す制作陣の意図
ヌバックの街にあるT-レックス像「Dinky」の向きが、ゲームとは異なり180度回転していたことについて、一部のファンから「間違いだ」との声が上がっていました。これに対しソイヤー氏は、「ルーシーがモーテル外の敵を狙撃するシーンを成立させるためには、あの向きである必要があった」と説明し、制作上の都合による変更であることに理解を示しています。個人的にはこの変更を気にしないとしながらも、もしかしたらファンからは「裏切り者」と見なされるかもしれないと冗談交じりに話しています。ソイヤー氏は、ドラマがゲームの象徴的な要素をうまく表現していると感じており、今後の展開にも期待しているとのことです。
シーズン3で描かれる新たなフロンティア
『Fallout』ドラマのシーズン2のエンディングでは、シーズン3の舞台が「コロラド」になることが示唆されています。コロラドは、過去に開発が中止された『Fallout 3』の初期バージョン(コードネーム「Van Buren」)で描かれる予定だった場所であり、ソイヤー氏もこのプロジェクトに携わっていた経験があります。そのため、シーズン3で描かれるコロラドの描写は、ゲーム本編では未踏の地となることから、ファンにとってまったく新しい体験となるでしょう。ドラマはゲームのタイムラインに含まれる正史として位置づけられており、これまでのストーリーをさらに拡張する内容になると考えられます。
シーズン3の主要キャストと制作状況
Bethesdaのトッド・ハワード氏によると、シーズン3はすでにプレプロダクション段階に入っており、今月からロサンゼルスで撮影が開始される予定とのことです。Amazonは、新キャストとして『スター・ウォーズ:アコライト』のマニー・ハシント氏、『ジョジョ・ラビット』のトーマシン・マッケンジー氏、『ニュースルーム』のエミリー・モーティマー氏、そして『ブレイキング・バッド』のアーロン・ポール氏が参加することを発表しています。ハワード氏はアーロン・ポール氏を「古くからのFalloutファン」と表現しており、その演技にも期待が高まります。