DeNA開発の新作アプリ『Pokémon TCG Pocket』に日本政府が15億円の補助金を支給、その妥当性を巡りインターネット上で熱い議論が展開中
2026年06月29日 | #ゲーム #ニュース | Eurogamer
DeNAが開発する新作アプリ『Pokémon TCG Pocket』に対し、日本政府が15億円の補助金を支給したことが明らかになりました。この補助金は、経済産業省が国内の新しいIP開発を支援し、コンテンツ産業の国際競争力強化を目指す「IP360プログラム」の一環として決定されたものです。しかし、『Pokémon』という世界的に著名なIPを扱うDeNAへの多額の補助金支出に対し、インターネット上では様々な議論が巻き起こっています。
多額の補助金に対するXユーザーの声
今回の補助金支給について、X(旧Twitter)では多くの日本人ユーザーから疑問の声が上がっています。特に「美術館や博物館の予算が削減される一方で、DeNAのような大企業がさらに利益を得ることに何の意味があるのか」といった意見や、「新しい才能を育成するどころか、既存の巨大IPにばかり投資している」といった批判が目立ちます。DeNAは株式会社ポケモンとは別会社ですが、2024年に「ポケモンカードDスタジオ」へと名称変更されたDeNA Digital Productionには、株式会社ポケモンが33.4%出資しているため、一般的なインディー開発者とは異なる立場にあると見られています。
ゲーム業界関係者からの異なる視点
一方で、日本のゲーム業界関係者からは、異なる視点も提示されています。一部の意見では、ソロや小規模なインディー開発者が、もしプロジェクトが失敗した場合の負債リスクを懸念し、十分な開発資金を得るのが難しい現状があることが指摘されています。このような背景から、政府による大規模な資金援助の必要性自体は理解できるものの、その対象が本当に「新しいIP」や「インディー開発者」に届いているのかという点は、今後の議論の焦点となりそうです。