『Fallout: New Vegas』リードデザイナーが明かす! 幻の『Fallout 3』(Van Buren)は、もしパブリッシャーが「クールなデモ」を見ていればキャンセルされなかったかもしれないという衝撃の事実
2026年06月30日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
かつてBlack Isle Studiosが開発を主導していた幻の『Fallout 3』、通称「Van Buren」が、もし当時のパブリッシャーであるInterplayにデモがきちんと評価されていれば、キャンセルされずに発売されていたかもしれないという衝撃的な事実が明らかになりました。これは『Fallout: New Vegas』のリードデザイナーであるジョシュ・ソーヤー氏が、YouTubeチャンネル「The Examined Game」のインタビューで語ったものです。同氏によれば、チームは「非常にクールなデモ」を制作していたにもかかわらず、パブリッシャーからの関心が得られず、最終的にプロジェクトは日の目を見ることなく終わってしまったとのことです。
幻のデモが示す可能性
ソーヤー氏は、「Van Buren」のリードシステムデザイナーとして開発に携わっていましたが、チームは徐々に縮小され、最終的にはごく少数のメンバーしか残らなかったと説明しています。しかし、その限られたリソースの中で制作されたデモは、彼曰く「非常にクール」な内容だったそうです。デモは2003年頃に完成しており、現在見ると古く感じるかもしれませんが、初代『Fallout』シリーズの雰囲気を受け継ぎつつ、野心的な要素が盛り込まれていたとのこと。ソーヤー氏は、「本当に素晴らしいデモだったし、非常に斬新なことをやっていた」と振り返っています。
パブリッシャーとのすれ違い
ソーヤー氏によると、プロジェクトのキャンセル後、ようやくInterplayがデモを目にする機会があったそうです。その際、パブリッシャー側からは「もしこのデモがあることを知っていたら、キャンセルしなかったかもしれない」という言葉があったとのこと。ソーヤー氏と彼の元同僚たちは、デモの承認を「何度も何度も」求めていたにもかかわらず、パブリッシャーは全く興味を示さなかったと語っており、このすれ違いが「Van Buren」の運命を決定づけてしまったことへの無念さを滲ませています。この証言は、過去に『Fallout』の共同制作者であるティム・ケイン氏が「本来の『Fallout 3』は出荷され、本当に良いゲームになっていたはずだ」と語っていた内容とも一致しており、幻の傑作が存在した可能性を強く感じさせます。