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ValveのSteam Machine向け『Portal』コンパニオンキューブ型アクセサリー、無許諾製造が原因で販売中止に! Dbrand社が経緯を説明、全予約者へ返金対応へ

2026年06月30日 | #ゲーム | Polygon

ValveのSteam Machine向け『Portal』コンパニオンキューブ型アクセサリー、無許諾製造が原因で販売中止に! Dbrand社が経緯を説明、全予約者へ返金対応へ

Valveが発表したキューブ型Steam Machine向けの『Portal』コンパニオンキューブ型アクセサリーが、まさかの販売中止になったことが明らかになりました。このアクセサリーはDbrand社が開発し、予約開始からわずか1週間で同社史上2番目の売り上げを記録するなど、ゲーマーからの期待値はかなり高かったのですが、Valveからの正式な許諾を得ずに製造・販売を進めていたことが原因とのことです。Dbrand社は、すでに予約した全顧客への返金対応を進めているとしています。

無許諾製造が招いた悲劇

Dbrand社は、Valveが昨年11月にキューブ型Steam Machineを発表した際、「コンパニオンキューブ型だったら面白いのでは?」というアイデアをもとに、このアクセサリーの開発を進めたとのこと。なんと1万5000人以上が購入にサインアップするほどの人気ぶりで、YouTubeでのプロモーション動画も公開されていました。しかし、先週突如として動画が削除され、製品ページも閉鎖されていました。そして今週月曜日、Dbrand社がRedditで事の経緯を説明。Valveの著作権を侵害するデザインであったにもかかわらず、Valveからの許可を事前に取得していなかったことが原因と明かしています。

惜しまれる情熱と時間、そして費用

Dbrand社は、このコンパニオンキューブ型アクセサリーの開発に、なんと1000時間以上のエンジニアリング時間と44セットもの射出成形金型を投入したと述べています。コンソールを完璧に包み込むように設計し直す作業を何度も繰り返し、ローンチビデオ撮影のために大学キャンパスを貸し切るほどの情熱を注いでいたそうです。最終的には1つ売れるごとに赤字になっていたものの、会社全体にとって情熱を注ぎ込むプロジェクトになっていたとのこと。しかし、どれだけ情熱を注ぎ、素晴らしいものを作ったとしても、知的財産権の尊重は当然のこと。Dbrand社は「自分たちが作ったものに誇りを持つことが、それを作る権利を与えるわけではない」と苦渋のコメントをしています。Valve側はDbrand社に対し、コンパニオンキューブがValveの知的財産であることを指摘し、販売中止を要請したとのこと。Dbrand社は事後ライセンス取得を試みたものの、Valveはこれを拒否しました。Dbrand社は今回の件について「多くの人々が熱狂したものを生み出しながら、市場に投入する機会を燃やしてしまった。公に学ぶには厳しい教訓だ」とコメントしています。

項目 内容
販売中止理由 Valveの知的財産権侵害(無許諾製造)
返金対象 予約購入者全員
開発時間 1000時間以上