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『Portal』の「コンパニオンキューブ」スキン、Valveへの無許可販売が発覚し販売中止に! 情熱が空回りしたdbrandの顛末が明らかに

2026年06月30日 | #ゲーム #ハード・周辺機器 | DualShockers

『Portal』の「コンパニオンキューブ」スキン、Valveへの無許可販売が発覚し販売中止に! 情熱が空回りしたdbrandの顛末が明らかに

人気ゲーム『Portal』シリーズに登場する象徴的なアイテム「コンパニオンキューブ」をモチーフにしたSteam Machine用スキンが、メーカーdbrandの情熱が空回りした結果、販売中止となりました。この製品はValveからのライセンス許諾を得ずに製造・販売されていたため、全注文がキャンセルされ、購入者には返金が行われることになりました。

ライセンス不在のまま開発された「コンパニオンキューブ」スキン

事の発端は、2025年11月12日にValveがSteam Machineを発表した日、dbrandがコンパニオンキューブのコンセプト画像を公開し、関心を示すユーザー向けの登録ページを設けたことでした。初日で1万5000人以上が登録するなど大きな反響がありましたが、dbrandはこの時点ではValveに正式な許諾を得ることなく、開発を強行してしまいました。その後7ヶ月間、同社のデザインチームは1000時間以上を費やし、44種類もの射出成形金型を開発するなど、惜しみなく情熱を注ぎ込んだといいます。発売時には、利益度外視のまさに「情熱プロジェクト」だったことを同社も認めています。

発売と同時に中止へ、そして明らかになる経緯

「コンパニオンキューブ」スキンは、2026年6月22日にSteam Machineの公式価格発表の数時間前にローンチされ、dbrandの15年の歴史の中で2番目に売れた製品となりました。しかし、その直後にValveの法務チームから連絡が入り、コンパニオンキューブがValveの知的財産であり、dbrandがライセンスを保有していないことが確認されました。Valveは製品とローンチ動画の即時削除を要請。dbrandはライセンス取得によるプロジェクト継続の道を模索しましたが、Valveはこれを拒否。製品開発を先行させ、許可を後回しにしたdbrandの姿勢を考慮すれば、当然の結論だったと言えるでしょう。dbrandは今回の件について、Valveの対応は「直接的で公平、そして敬意を持っていた」と述べ、自社の非を認めています。

項目 内容
製品名 Steam Machine用コンパニオンキューブスキン
開発元 dbrand
販売状況 販売中止、全注文返金済み