Xboxの事業再編で『Doom』シリーズ開発のid Softwareが大規模な人員削減を実施、DLCリリース直前の発表に業界で衝撃が走る
2026年07月07日 | #ゲーム #アプデ #発売 | Eurogamer
Xboxの事業再編に伴い、大手ゲーム開発会社id Softwareで大規模な人員削減が実施されたことが明らかになりました。特に、『Doom: The Dark Ages』のダウンロードコンテンツ(DLC)「Revelations」のリリース直前というタイミングでの発表となり、ゲーム業界に衝撃が走っています。
id Softwareに及ぶ大規模な人員削減
今回の人員削減はXboxが2027年度末までに3200人の従業員を削減する計画の一環として行われたものです。id Softwareでは、従業員約185人のうち半数近くにあたる95人が解雇されたと報じられています。元Bethesdaのプロジェクトリードであるジェフ・ガーディナー氏の報告によると、解雇対象には「ほとんどの(もし全てではないにしても)プログラマーが含まれる」とのことです。
id Techの今後への懸念
長年にわたりFPSゲームエンジンとして高い評価を受けてきた「id Tech」は、id Softwareの核となる技術です。今回のプログラマー中心の大量解雇は、この重要な技術の知識やノウハウの喪失に繋がりかねません。もしid SoftwareがUnreal Engineのような汎用エンジンへの移行を迫られることになれば、同スタジオの創造性と技術力にとって大きな打撃となる可能性が指摘されています。Digital Foundryのジョン・リネマン氏もこの状況に「失望は計り知れない」とコメントしています。
長年貢献したアーティストも対象に
id Softwareで12年以上プリンシパルコンセプトアーティストを務め、『DOOM』シリーズや『Wolfenstein II: The New Colossus』に貢献してきたコリン・ゲラー氏も、今回のレイオフの対象となったことをLinkedInで明かしています。彼は「スタジオの本当に特別な点は、チームの純粋なスキルと、ゲームを特別で成功に導いた刺激的で集中的なコラボレーションだった」と語り、長年のスタジオへの貢献とチームへの思いをにじませています。