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『Doom』共同制作者ジョン・ロメロ氏がXboxによるid Softwareの人員削減に言及し、スタジオの歴史とデジタル保存の重要性を訴える

2026年07月07日 | #ゲーム | Eurogamer

『Doom』共同制作者ジョン・ロメロ氏がXboxによるid Softwareの人員削減に言及し、スタジオの歴史とデジタル保存の重要性を訴える

Xboxによる大規模な人員削減は、ゲーム業界に大きな波紋を広げています。特に、『Doom』シリーズの開発元であるid Softwareも今回の影響を大きく受けており、ちょうど新作DLC『The Dark Ages』のリリース時期と重なったことで、その動向に注目が集まっています。そんな中、『Doom』の共同制作者でありid Softwareの共同創設者であるジョン・ロメロ氏が、今回の状況について自身の見解を表明しました。

id Softwareへの深い思いとデジタル保存の重要性

ロメロ氏は、自身のBlueskyアカウントで「今回のレイオフで影響を受けたid Softwareの皆さんに、心からお見舞い申し上げます」と述べ、id Softwareを離れることの辛さについて語りました。彼が言うには、自身の作品や友情、歴史が詰まった場所から離れるのは「奇妙で、そして痛みを伴うもの」とのこと。また、彼がid Softwareを離れた後も開発が続けられてきた『Doom』、『Quake』、『Wolfenstein』といったタイトルについて、「直近の数タイトルは、それらの世界が人々にとって何を意味するかを、真に配慮し、技術と敬意をもって示している」と称賛しています。さらに、ロメロ氏は、業界を定義するようなid Softwareの歴史と作品を保存することの重要性を強調しており、id Techが消滅する可能性に関する噂が流れる中、その歴史的な資料やアセットが失われることのないよう、デジタル保存の重要性を訴えています。

業界全体が直面する課題とロメロ氏の活動

ロメロ氏自身のスタジオであるRomero Gamesも、およそ1年前に大規模なレイオフを経験しましたが、2025年末には『ELDEN RING』にインスパイアされた新作シューターの開発が順調に進んでいると報じられています。しかし、ロメロ氏とその妻は、現在のゲーム業界が1980年代に起こった「ビデオゲームの墜落」よりも「壊滅的な」クラッシュに直面していると考えているとのこと。今回のXboxによる人員削減は、業界全体が抱える構造的な問題の一端を露呈しているとも言えるでしょう。