『DOOM』開発のid Softwareが大規模リストラで「サポートスタジオ規模に縮小」元アーティストがマイクロソフトの戦略に強い批判を表明
2026年07月09日 | #ゲーム #ニュース | GamesRadar+
マイクロソフトによる大規模な人員削減により、『DOOM』や『Quake』の開発で知られるid Softwareが、実質的にサポートスタジオの規模に縮小されたと報じられています。今回の人員削減では、スタジオの従業員185名のうち136名が解雇され、特にid Techエンジンチームはたった1名の従業員で構成される事態になったとのこと。この状況に対し、元主要VFXアーティストのデレク・ベスト氏はLinkedInで「マイクロソフトはチームを壊滅させ、サポートスタジオ規模にまで縮小した」と批判的なコメントを投稿しています。
衝撃的な大規模人員削減の内幕
今回のレイオフは、XboxがBethesdaに対し、『The Elder Scrolls 6』や『Fallout 5』などの主要フランチャイズの早期リリースを推進していると報じられる中で発生しました。結果として、オブシディアンが『Avowed』の続編をキャンセルし、『Fallout』ゲームの制作に取り組むという話もある一方で、id Softwareは壊滅的な打撃を受けています。元VFXアーティストのデレク・ベスト氏は、約12年間在籍したid Softwareを解雇された経験を語り、DLCのローンチ前日に突然の解雇通告を受けたことに「未だに衝撃を受けている」と述べています。
失われた数十年の技術と知識
ベスト氏によると、今回のレイオフによって「数十年分の知識がスタジオから一掃された」とのこと。特にVFXチームは、リードやプロデューサー不在のまま、たった1名のアーティストにまで縮小されたと明かされています。ベスト氏は、id Techエンジンのような「大規模な技術的成果を投げ捨て、チームを壊滅させ、サポートスタジオ規模にまで縮小する」マイクロソフトのやり方を強く非難しています。id Techエンジンは、『Quake』や現代の『DOOM』シリーズだけでなく、『Call of Duty』シリーズのIW EngineやTreyarch NGLエンジンにも影響を与え、『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』でもその優秀性を示した重要な技術です。今回の件は、単に『DOOM』や『Quake』の将来だけでなく、ゲーム業界の歴史において非常に重要なスタジオがその魂を失い、数十年分の技術的知識が失われることを意味していると言えるでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 解雇人数 | 136名 |
| 在籍従業員数 | 185名中 |