『ドラゴンエイジ』シリーズの元リードライターがEA傘下でのシリーズ継続に悲観的な見解を表明、今後の展開に懸念の声が上がる中、シリーズの未来は未だ不透明な状況が続いている模様
人気RPGシリーズ『ドラゴンエイジ』について、初代から3作目までリードライターを務めたデイビッド・ガイダー氏が、パブリッシャーであるエレクトロニック・アーツ(EA)が関わる限り、シリーズは「事実上死んだ」と考えていることを明らかにしました。2024年にリリースされた『The Veilguard』がEAの期待に応えられなかったことを受け、シリーズの今後について様々な憶測が飛び交う中での発言として注目されています。
シリーズの「冷遇」と『The Veilguard』の評価
ガイダー氏はPC Gamerのインタビューで、EAの傘下では『ドラゴンエイジ』が継続する希望は薄いと語っています。バイオウェア在籍時、EAは『ドラゴンエイジ』を「冷遇」し、よりアクション志向のSFシリーズである『Mass Effect』を常に優先していたとのこと。具体的には、『ドラゴンエイジ』の売上が好調でも「偶然」と片付けられ、『Mass Effect』の売上が芳しくなくても「言い訳」がされたと振り返っています。一方で、『The Veilguard』は開発に10年近くを要し、方向転換も複数回あったとされていますが、リリース後は概ね好意的なレビューを獲得しており、最初の2ヶ月で150万人のプレイヤーを獲得しました。しかし、EAのCEOアンドリュー・ウィルソン氏は2025年2月の決算説明会で、同作が「競争の激しい市場で十分な層のプレイヤーに響かなかった」として、失敗に終わったと発言しています。
開発チームの再編と今後の展望
『The Veilguard』の発売後、EAは複数の開発者を他のプロジェクトへ異動させており、バイオウェアの主要チームは現在、2020年に発表されながらもほとんど情報が更新されていない次期『Mass Effect』の開発を進めているとのことです。このような状況にもかかわらず、ガイダー氏はEAが関与しないのであれば、再び『ドラゴンエイジ』シリーズに携わることに意欲を示しています。シリーズに新たな命を吹き込むことは挑戦的であるとしつつも、「そもそも『ドラゴンエイジ』が多くの人を惹きつけた原点に戻りたい」と語っており、「暗く危険な場所へ向かい、人々を動揺させるようなことをしたい」という構想も明かしています。現状では、『ドラゴンエイジ』の未来は不透明なままです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 『The Veilguard』発売年 | 2024年 |
| 『The Veilguard』初動プレイヤー数 | 150万人 |