『ドラゴンエイジ』シリーズの元プロデューサーがEAのIP管理体制に警鐘!新作の実現は「非常に困難」と厳しい見方を示す
2026年07月27日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
人気RPG『ドラゴンエイジ』シリーズの元プロデューサーであるマーク・ダラー氏が、EAによるIP(知的財産)の管理体制に言及し、シリーズの今後について厳しい見方を示しました。同氏によると、EAは多くのIPを抱えながらも、それらを有効活用できていない状況にあるとのこと。特に『ドラゴンエイジ』は、前作『Dragon Age: The Veilguard』の発売までに長い期間を要し、複数の内部的な再始動を経てようやくリリースされた経緯があり、その販売も芳しくなかったとされています。この状況から、ダラー氏は今後の新作展開について「非常に困難だろう」と述べています。
EAの「おぞましい」休眠IPの墓場
ダラー氏が指摘するのは、EAが多くのIPを保有しながらも、その多くが休眠状態にあるという問題です。同氏はEAを「ビデオゲームという趣味にあまりお金をかけたくないヘッジファンド」と形容し、その経営姿勢がシリーズの展開を難しくしている要因だと分析しています。実際、『Dragon Age: The Veilguard』の苦戦も、EAのゲーム発売に対する複雑な関係性が影響している可能性を指摘しています。ダラー氏の見解では、『タイタンフォール』や『ミラーズエッジ』といった他の人気IPと同様に、『ドラゴンエイジ』もまた休眠IPの列に加わる可能性があるとのことです。
新作企画のハードルとBioWareの現状
さらに、ダラー氏は新作企画が立ち上がること自体が難しいと見ています。BioWare内部で『ドラゴンエイジ』の新作を提案する人物がいないこと、そしてもしEA内の他部署が企画を提案したとしても、BioWareが反発する可能性が高いと語られています。これはBioWareが近年、EAによる大規模な人員削減に複数回見舞われており、現在進行中の『Mass Effect』新作の開発と並行して『ドラゴンエイジ』を手掛けるリソースがないことも関係しているようです。加えて、サウジアラビアの政府系投資ファンドを中心とした投資会社グループによるEA買収提案も、今後のスタジオやIPの行方に不確実性をもたらしているとのこと。ダラー氏は、新しいオーナーシップがBioWareや『ドラゴンエイジ』シリーズに興味を持つかどうかも疑問視しており、この複雑な状況がシリーズの将来をさらに不透明にしています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| シリーズ元プロデューサー | マーク・ダラー氏 |
| 前作 | Dragon Age: The Veilguard |
| 発売時期 | 2024年 |