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『DOOM』『Quake』のId Softwareで大規模な人員削減、共同創設者ジョン・カーマック氏が「Microsoftはブランドの良い管理者になる」発言の変遷と、ゲーム業界の厳しい現実について言及

2026年07月10日 | #ゲーム #ニュース | VGC

『DOOM』『Quake』のId Softwareで大規模な人員削減、共同創設者ジョン・カーマック氏が「Microsoftはブランドの良い管理者になる」発言の変遷と、ゲーム業界の厳しい現実について言及

先日、Xboxの大規模な事業再編の一環として、人気シューティングゲーム『DOOM』や『Quake』で知られるId Softwareが大規模な人員削減に踏み切ったとの報道がありました。このニュースに対し、Id Softwareの共同創設者であるジョン・カーマック氏が自身の見解を表明しています。テキサス州のリチャードソンを拠点とするId Softwareでは、96人の従業員が解雇され、さらに40のリモート職も削減されたとのことです。

大規模な人員削減についてカーマック氏の見解

カーマック氏は、今回の人員削減について「悲しんでいる」としつつも、詳細が分からないため「怒りや憤りを感じることはできない」と述べています。かつて「Microsoftはブランドの良い管理者になるだろう」と発言したことについて、「その発言はあまり良い形で時を経ていない」と認めつつも、「Id SoftwareはMicrosoftの視点から見れば、おそらく収益性が低いビジネスだったのだろう」と推測しています。また、Bloombergの記事で報じられた「『Minecraft』の収益が他のいくつかのスタジオを支えている」という主張を引用し、「長期的にゲームが制作され続けるためには、愛されるだけでなく成功する必要がある」と、ゲーム業界の厳しい競争状況に言及しています。

経営戦略と未来への期待

カーマック氏は、「幹部が愚かである可能性を排除することはできない」としながらも、それを「既定の信念とすべきではない」と語っています。Idゲームの収益を倍増させるような明確な道筋はなかったとし、価格戦略、ファン向けの追加コンテンツ、効果的なマーケティング、ゲームデザインの変更、低コストでの制作といった様々な可能性について言及しつつも、「本当に分からない」と正直な胸の内を明かしています。そして、「ゲームはまだ終わっていない。スタジオがこの困難を乗り越えることを願っている」と、Id Softwareの未来に期待を寄せています。また、XユーザーからId SoftwareやそのIPを買い戻す可能性について尋ねられた際、カーマック氏は「IPの価値は私の個人資産をはるかに超えるだろう」としながらも、「現代のゲームスタジオを率いるのに私が適任だとは思わない」と答えています。