id Softwareの共同創設者ジョン・カーマック氏、Xboxによる大規模な人員削減に言及 - 『Doom』開発スタジオの未来に懸念示す
2026年07月10日 | #ゲーム #発売 | Eurogamer
伝説的なゲーム『Doom』や『Quake』の開発元として知られるid Softwareの共同創設者であるジョン・カーマック氏が、Xboxの大規模な人員削減について自身の見解を明らかにしました。Xboxによる「再編」と報じられている中で、かつての自身のスタジオで起きた「大量解雇」について言及しており、ゲーム業界に大きな波紋を広げています。
Xboxの大規模な人員削減とスタジオの未来
Xboxの新たなCEOであるアシャ・シャルマ氏は、初期段階で1,600人の従業員が解雇され、さらに来年中に1,600人が削減されると発表しました。この再編の一環として、Double Fine、Compulsion Games、Ninja Theory、Undead Labs、そしてArkaneを含む一部のスタジオは、Xboxから独立するか、新たな経営陣の下で運営されることになります。さらに、Activision、Bethesda/ZeniMax、Blizzard、Kingなど、Xbox Game Studios傘下の数多くの開発チームも影響を受けることが確認されており、特にid Softwareは甚大な被害を受けているとのことです。公式のWARN通知によると、id Softwareの従業員136人が解雇され、昨年12月時点で185人だった従業員のうち、残るのは49人となっています。
共同創設者たちの思いとゲームの未来
id Softwareの共同創設者であるジョン・ロメロ氏も、Microsoftによる今回の削減について「影響を受けたすべての人々に申し訳なく思う」と述べており、同スタジオの最近の作品が「idの愛される世界に対する真の配慮、技術、敬意を示している」と称賛しました。そして今回、ジョン・カーマック氏も自身の見解を表明。「Microsoftはブランドの良い管理者になるだろうという私の発言は、あまり良い結果になっていない」と語り、来月開催されるQuakeConでの創設者再会イベントの雰囲気が「間違いなく暗くなるだろう」と懸念を示しました。また、カーマック氏は「id SoftwareはMicrosoftの視点からすれば、利益がぎりぎりのビジネスだったのではないか」と推測しています。「Minecraftの収益が他のいくつかのスタジオを支えてきたという報告を信じている。長期的に生産され続けるためには、ゲームは愛されるだけでなく、成功する必要がある」と、現代のゲーム業界における競争の厳しさを指摘しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 解雇人数(id Software) | 136名 |
| 発表されたXbox全体の初期解雇人数 | 1,600名 |
| 発表されたXbox全体の来年の追加解雇人数 | 1,600名 |