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「誰も好きにならない」と酷評されたバトルシステムが、結果的に大成功を収めたRPG『Clair Obscur: Expedition 33』開発者が語る開発秘話と不完全さの魅力

2026年07月12日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+

「誰も好きにならない」と酷評されたバトルシステムが、結果的に大成功を収めたRPG『Clair Obscur: Expedition 33』開発者が語る開発秘話と不完全さの魅力

先日、RPG『Clair Obscur: Expedition 33』の開発元であるSandfall Interactiveのクリエイティブディレクター、Guillaume Broche氏が、本作のリリース前に受けた評価について語りました。なんと、ゲームの根幹をなすバトルシステムについて「誰も好きにならないだろう」と言われていたとのこと。しかし、蓋を開けてみれば本作は『バルダーズ・ゲート3』に次いで、主要5つのGame of the Year賞をすべて獲得する快挙を達成しています。

発売前の懸念と開発チームの決断

Broche氏によると、開発チームはリリース前、「アクションゲームの挑戦的な要素(回避やパリィなど)とターン制バトルを組み合わせたゲームを開発しているが、誰も好きにならないだろう。ターン制ゲームのプレイヤーはターン制を好み、アクションゲームのプレイヤーはアクションを好むものだ」と警告されていたそうです。確かに、それぞれのジャンルに特化したプレイヤー層は存在します。しかし、Broche氏はこの警告に対し、「私たちは気にしなかった」と断言しています。開発チーム自身が「クールだ」「楽しい」と感じていたため、その組み合わせを実現した結果、見事に成功を収めました。

不完全さの魅力と今後のゲーム開発への展望

Broche氏は、ゲームにおける「不完全さ」が魅力につながるとも語っています。すべての欠点を修正しようと完璧を目指したゲームは、往々にして退屈になりがちだという見解です。彼自身、『Clair Obscur: Expedition 33』も完璧ではないと認めつつ、一部のミニゲームについては「耐えられない」とさえ表現しています。さらに、Broche氏は将来的に開発者が「5秒でゲームを作り出せるようになるだろう」と予測しつつも、それらのゲームが面白くないことを願っているとのこと。これは、人の手による開発の重要性や、完璧ではないからこその魅力を追求する姿勢が、今後のゲーム業界において一層重要になるというメッセージとも受け取れます。