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『Clair Obscur: Expedition 33』のディレクターがJRPGの「リニアな物語」を高く評価、「より強固なストーリーと記憶に残るキャラクターを生み出す」と語る

2026年07月29日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+

『Clair Obscur: Expedition 33』のディレクターがJRPGの「リニアな物語」を高く評価、「より強固なストーリーと記憶に残るキャラクターを生み出す」と語る

JRPGにインスパイアされた話題作『Clair Obscur: Expedition 33』のディレクターが、広大なオープンワールドの物語よりも、リニアなストーリー展開を好むと語っています。この発言は、ゲーム業界で長年議論されているJRPGとWestern RPG(WRPG)の物語性に関する興味深い見解として注目されています。

ディレクターが語るJRPGの魅力

『Clair Obscur: Expedition 33』のディレクターであるギヨーム・ブロシュ氏は、海外メディア「Automaton Media」のインタビューに対し、「RPG」という言葉が非常に広範なジャンルを指すとしつつも、Western RPGと聞いて思い浮かべるのは、『Baldur's Gate』や『Fallout』、『Skyrim』のような、プレイヤーの選択によって物語が変化し、プレイヤー自身が主人公となるゲームだと述べています。これらのゲームでは、プレイヤーの選択が他のキャラクターの反応や物語の結末に影響を与え、自分だけの物語を作り上げることができます。しかし、ブロシュ氏が好むのは、日本のRPGに見られるような、比較的リニアなストーリー展開とのことです。

強固な物語と記憶に残るキャラクター

ブロシュ氏は、JRPGの「リニアな物語」が、「より強固なストーリーと、より記憶に残るキャラクターを生み出すことができる」と感じていると説明しています。プレイヤーが主人公となり物語を形成するWRPGのキャラクター(『Baldur's Gate』のTav、『Skyrim』のDragonborn、『Fallout 3』のLone Wandererなど)は、ある意味で「空白のキャンバス」のような存在です。それに対し、『Clair Obscur: Expedition 33』のMaelle、Gustave、Versoといったキャラクターは、JRPGらしい明確な個性を持ち、物語を通じて深く描写されることで、プレイヤーの心に強く残る存在となっているようです。プレイヤーの選択とキャラクターの主体性が、JRPGとWRPGの主な違いであるとブロシュ氏は考えており、WRPGではプレイヤーが物語を「指示」している感覚が強い一方で、JRPGでは小さな選択肢はあれど、全体的にストーリーは一貫して「AからZまで」進むことが大きな特徴であると語っています。