『グランド・セフト・オートVI』もし舞台がバイスシティ以外の場所だったら? 月や古代ローマ、ファンタジー世界などユニークなアイデアが浮上!
『グランド・セフト・オートVI』(以下、『GTA VI』)の舞台がバイスシティに決定していますが、「もし他の場所だったら?」というもしもの設定について、さまざまなアイデアが海外メディアで提唱されています。これまでバイスシティは何度か登場しているものの、リバティーシティほど明確なアイデンティティを確立できていなかったため、今回の『GTA VI』でそのイメージが変わることを期待する声も聞かれます。しかし、もし『GTA VI』が単なる大都市ではない、これまでとは異なる設定だったとしたら、シリーズ全体にどのような変化があったか、想像力を掻き立てられる意見が多数見受けられました。
新たな舞台がもたらす可能性
いくつかのユニークなアイデアが挙げられており、例えば「月」を舞台にするというSF的な設定です。もちろん、現代の月ではなく、人類が居住している未来の月が想定されています。そこでは惑星間を移動する犯罪者が、地球で起こした事件から逃れて新しい生活を築く様子が描かれるとのこと。ロックスター・ゲームスの社会批判的な視点は、SFの世界でも十分に通用し、現実の制約に縛られずに、よりクールな未来の武器や乗り物を使ったオフプラネット強盗など、新たなゲームプレイの可能性が広がると期待されています。また、大都市だけでなく「地方」を舞台にする案も注目されており、田舎町特有の人間関係や貧富の差、衰退する産業といった社会問題が、犯罪物語の背景として深く描かれる可能性が示唆されています。
多様な時代とジャンルへの挑戦
他にも、歴史的な時代設定として「紀元1世紀のローマ」や「1980年代」を挙げる声もありました。古代ローマでは、政治腐敗が蔓延し、社会が不安定だった時代を背景に、異邦人の主人公たちがローマの価値観を逆手に取って成り上がっていく物語が考えられています。1980年代については、文化、社会、経済、政治、そしてコカインが入り乱れた混沌とした時代であり、現代社会の問題の多くがこの時代に起源を持つことから、犯罪ゲームの舞台として非常に魅力的だとされています。また、ジャンルの転換として、プレイヤーが刑事として犯罪者を追う『L.A.ノワール』のような「探偵もの」や、政治的な陰謀に巻き込まれる「政治スリラー」としての『GTA VI』も提案されており、ロックスター・ゲームスならばこれらのジャンルも高いクオリティで実現できるだろうと期待が寄せられています。
ファンタジー世界での『GTA』
異色のアイデアとしては、人気RPG『バルダーズ・ゲート』に代表される「ファンタジー世界」を舞台にする案もありました。『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の世界観を借りて、盗賊や悪党がはびこる巨大都市での犯罪を描くというもので、車がない世界での『GTA』がどのようなものになるのか、興味深い想像が広がっています。
おなじみの都市の新しい側面
過去シリーズに登場した都市にも言及があり、「リバティーシティ」は『GTA IV』でアメリカ文化の欠陥と偽りの約束の象徴として描かれ、より深い物語性を生み出したと評価されています。一方、バイスシティは「ただのフロリダ」で、極端な富と貧困が同居し、まるでラスベガスのように何もかもが自由という感覚が強いと分析されています。どちらの都市も犯罪ゲームの舞台としては魅力的ですが、語れる物語の深さには差があるという意見も示されています。