『スーパーマリオブラザーズ』の宮本茂氏が語る開発秘話:伝説のゲームは「一人では成し遂げられない」チームの結晶だった!バグから生まれた「Bダッシュ」や若手デザイナーのアイデアが名作を彩る
2026年08月04日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
任天堂の宮本茂氏は、初代『スーパーマリオブラザーズ』が「一人では成し遂げられない」からこそ素晴らしいゲームになったと語っています。宮本氏は、もしこのゲームが一人の責任で作られていたら、特に苦しんだだろうと考えているとのこと。チームでの議論と協力が、数々の革新的な要素を生み出したと明かしています。
開発秘話:バグから生まれたBダッシュ
『スーパーマリオブラザーズ』には、プレイヤーに愛される多くの要素がありますが、その中には開発中の「バグ」から生まれたものもあると宮本氏は説明しています。例えば、マリオがダッシュ中にBボタンを押すことで、地形の隙間を滑るように進む「Bダッシュ」は、元々は地面との衝突判定の不具合が原因だったとのこと。プログラマーが修正しようとしたところ、宮本氏が「いやいや!ダッシュで駆け抜けられるのは楽しいから、このままでいこう!」と提案し、そのまま採用されたそうです。
チームワークが生んだ「ゲッソー」と「プクプク」
また、敵キャラクターである「プクプク」も、宮本氏一人では思いつかなかったと話しています。当時の若手デザイナーだった手塚卓志氏が、「突然飛び出してきて、また戻る魚が欲しい、空も飛べて泳ぎもできるような」という面白いアイデアを出したとのこと。宮本氏はこのアイデアを取り入れるため、『スーパーマリオブラザーズ』のステージ2-3で、マリオがプクプクを避けやすいように足場の高さを調整しました。低い場所では不意打ちのように現れますが、高い足場にいると魚が飛び跳ねる様子が見えるように工夫されているのです。宮本氏は、こうした要素が「一人では決してできなかったこと」であり、チームでの議論や意見のぶつかり合いがあったからこそ、このゲームが誕生したと強調しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ゲームタイトル | スーパーマリオブラザーズ |
| 発売年 | 1985年 |
| 開発元 | 任天堂 |