『Doom』開発元id Softwareのベテラン開発者がXboxの経営陣を強く批判、大規模リストラがスタジオの未来に影を落とす状況を語る
2026年08月08日 | #ゲーム #発売 | GamesRadar+
Xboxによる大規模なリストラがゲーム業界を揺るがす中、『Doom』シリーズの開発元であるid Softwareもその影響を大きく受けています。同スタジオのベテラン開発者クリス・ヘイズ氏は、Xboxの経営陣がゲーム開発の本質を理解していないと強く批判しており、リストラによってスタジオが今後どのように運営されていくのか、不安の声が上がっています。
id Softwareが受けた大規模な人員削減
Xboxが行った計1,600人規模のリストラは、id Softwareにも及び、同スタジオではスタッフの半数が解雇されたと報じられています。ヘイズ氏は、「彼らは根本的にアートを理解していません。ゲームを理解していません。ビジネスモデルを理解していません」と指摘しており、数年かけて育むアートとしてのゲーム開発と、四半期ごとの財務目標を重視する企業経営との間に大きな隔たりがあると述べています。特に、空の背景を描くアーティストやインフラチーム、エンジン開発チームなど、特定の専門分野の担当者が一掃されたことで、今後のゲーム開発に支障をきたす可能性が懸念されています。
今後のゲーム開発への不安とスタジオの現状
ヘイズ氏は、多くの部門が「根こそぎにされた」状態では、これまでのような規模のゲームを開発するのは困難だと語っています。現在開発中の『Doom: The Dark Ages』のディレクター、ヒューゴ・マーティン氏は「『Doom 2016』を開発した時と同じ規模に戻っただけで、id Techは健在だ」と反論しているものの、ヘイズ氏は「私たちはもはや同じidではない、半分のidだ」と述べ、現状に対する厳しい認識を示しています。Xboxが人員削減後のid Softwareに、これまでと同様のクオリティと規模のゲーム開発をどのように進めるのか、具体的な説明がないことも開発者の不安を募らせる要因となっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リストラ人数(Xbox全体) | 1,600人 |
| id Softwareスタッフ削減割合 | 約50% |