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『Doom』開発元id SoftwareのリードプログラマーがXboxの大量解雇を痛烈批判「アートを根本的に理解していない」と語り、開発体制の危機を訴える

2026年08月09日 | #ゲーム #発売 | IGN

『Doom』開発元id SoftwareのリードプログラマーがXboxの大量解雇を痛烈批判「アートを根本的に理解していない」と語り、開発体制の危機を訴える

人気FPSシリーズ『Doom』を開発するid Softwareのリードサービスプログラマーであるクリス・ヘイズ氏が、Microsoftによる大量解雇を受けてXboxを厳しく批判しています。ヘイズ氏は、Xboxが「アートを根本的に理解していない」と語り、スタジオが直面している困難な現状を明らかにしました。

半減した開発体制と見えない未来

ヘイズ氏は、id Softwareが7月のレイオフで136名のスタッフを削減されたことに対し、AAAタイトルの開発は「半分の人数では不可能」だと断言しています。特に、開発に必要な部門や専門分野が丸ごと失われた状況では、これまでのようなゲームを作るのは極めて難しいとのことです。スタジオが「同じidではない」と語るヘイズ氏は、「我々を特別なものにしていたのは、人とその関係性だった」と述べ、人員削減がスタジオの根幹を揺るがしていることを示唆しました。現在、MicrosoftやXboxからは具体的な新計画が伝えられておらず、スタジオ内部では不安が広がっています。

Game Passモデルへの疑問とアートへの無理解

ヘイズ氏は、MicrosoftとXboxが「アートを根本的に理解していない」と強く批判しています。特にGame Passのビジネスモデルに対しては深刻な問題を抱えているとしており、Microsoftの財務報告で「Bethesdaの売り上げ不振」と報告されても、Game Passがある中で「売り上げ」の定義が曖昧になっていると指摘しました。ゲームの売り上げではなくサブスクリプションが主となるモデルでは、彼らがゲームやアートをどう評価しているのか理解できないとのことです。半数のスタッフを解雇し、開発チームの結束やゲーム制作のプロセスを考慮しない姿勢が、ヘイズ氏が指摘する「アートへの無理解」に繋がっているようです。

『Doom』シリーズの現状と目標

id Softwareは『Doom 2016』でFPSスタジオとしての地位を確立し、『Doom Eternal』、そして昨年の『Doom: The Dark Ages』と、立て続けに成功を収めてきました。しかしヘイズ氏は、これらのゲームが「以前の2倍の人数」で開発されたものであり、現在のスタッフ数は『Doom 2016』の開発時よりも少ないと明かしています。この状況で、Xboxから設定される目標を達成したいという思いはあるものの、具体的な目標が明確に共有されていないとのことです。スタジオのメンバーは「可能な限り最高のゲームを作る」という指示を受けているものの、現在のリソースでは、過去の作品と同等のクオリティを維持できるのか疑問を呈しています。

項目 内容
関係スタジオ id Software
関連企業 Microsoft、Xbox
関連シリーズ 『Doom』