id Softwareのリード開発者がMicrosoftによる大規模人員削減に言及、『Doom』のようなAAAタイトル制作は「不可能」と断言し、Game Passとビジネスモデルに疑問を投げかける
2026年08月11日 | #ゲーム | Eurogamer
id Softwareのリードサービスプロバイダーであるクリス・ヘイズ氏が、Microsoftによる同スタジオでの大規模な人員削減について言及しました。2016年にリリースされた『Doom』のようなAAAタイトルを、現在の半分のスタッフ数で制作することは「不可能」だと主張しています。今回の発言は、スタジオに影響を与えた一連のレイオフ(人員削減)とその後の組合結成の動きに焦点を当てた約90分間のインタビューの中で語られました。
『Doom』のようなAAAタイトルは「不可能」に
ヘイズ氏は、以前のようにAAAタイトルを半分の人員で制作するのは「困難、いや不可能」であると断言しています。ゲーム制作に必要な部署全体、専門分野がごっそり失われている状況では、作品を完成させること自体が非常に難しいとの見解を示しています。Microsoftからは「私たちは今も同じidだ」との再保証があったとされていますが、ヘイズ氏はこの意見に対し、「私たちは同じidではない。半分のidだ」と反論しました。この再保証は、残された開発者が離職するのを防ぐためのものであり、Microsoftがスタジオ責任者に提供した説明の一部だと推測しています。
Game Passとビジネスモデルへの疑問
ヘイズ氏はGame Passについても言及し、id Softwareがこのサービスに対して抱える問題点を指摘しました。「Bethesda傘下での売り上げ不振を示す財務報告を目にするたびに疑問に思う」と述べ、Game Passがある環境下での「販売」の定義について疑問を呈しています。ゲームの販売数を基盤としたビジネスモデルではないため、販売数減少を「不振」と捉えること自体が適切ではない、との考えを示しました。さらに、人員削減を行った決定者たちは「アートを理解していない、ゲームを理解していない、ビジネスモデルを理解していない」とまで言い切っています。スタジオの半分を削減し、ゲームがどのように作られるかを考慮しないことは、チーム間の結束が成功の鍵であることを理解していない証拠だと強調しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 影響を受けたスタジオ | id Softwareを含む複数のMicrosoft傘下開発元 |
| 削減されたポジション | 3,200人(うち1,600人は即時、残りは今後) |