『Wardogs』開発元、大手ゲームショーケースのトレーラー枠に約1,500万円の費用提示を明かす
ゲームショーケースへの出展費用は高額であり、インディーゲーム開発者にとって大きな障壁となっていることが、FPSゲーム『Wardogs』の開発元BulkheadのCEOジョー・ブラマー氏とUI/UXデザイナーのハワード・フィルポット氏の発言から明らかになりました。両氏は、大手ゲームショーケースで60秒のトレーラー枠を得るために、日本円で約1,500万円もの費用を提示されたと明かしています。
高額な出展費用が開発者を悩ませる
Bulkheadは、新作FPSゲーム『Wardogs』を多くの人に知ってもらうため、大手ゲームショーケースへの出展を検討していました。しかし、60秒のトレーラー枠に提示された費用は10万ドル、日本円にして約1,500万円という高額なものでした。フィルポット氏は「隣には大規模なシングルプレイヤーゲームや、有名人の推薦があるような作品が並ぶことになる」と述べ、費用対効果の面でも懸念を示しています。
両氏が具体的にどのショーケースを指しているかは明言されていませんが、時期的にGamescomのOpening Night Liveである可能性が高いと原文筆者は推測しています。昨年後半には、The Game Awardsへの参加費用が15万ドル(約2,250万円)と報じられており、今回の10万ドルという金額はそれよりも安いものの、インディー開発者にとっては依然として大きな負担です。
費用ゼロの独自ショーケース「The FPS Games Show」を立ち上げ
この高額な費用を回避するため、ブラマー氏は「自分たちでショーを立ち上げたらどうだろう?」というアイデアを思いつきました。この発想から生まれたのが、FPSゲーム専門のショーケース「The FPS Games Show」です。
このショーケースの最大の特徴は、参加費用が一切かからない点です。フィルポット氏は「金銭のやり取りは一切なく、FPSゲームを作り、愛する情熱だけで成り立っている」と説明しています。ブラマー氏も「唯一のルールは、ゲームがFPSであること、そして独占的なコンテンツがあること。そうすれば誰もが勝者になれる」と付け加えています。
「The FPS Games Show」には、Beautiful Light、Escape From Tarkov、Gray Zone Warfareといったタイトルが参加を表明しており、Ubisoftも人気タイトルRainbow Six Siegeでの参加を希望しているとのことです。フィルポット氏は、このショーケースを「ちゃんとしたショーケースだ。気まずい寸劇やライブ音楽はなく、FPS開発者によるFPSプレイヤーのためのFPSゲームだけだ」と、他の人気イベントをやや批判的に評しています。