『No Man's Sky』10年間のアップデート継続はプレイヤーの存在あってこそ、Hello Games創設者が語る
2026年08月20日 | #その他 | GamesRadar+
Hello Gamesの創設者であるショーン・マーレイ氏は、同スタジオが開発したSFアドベンチャーゲーム『No Man's Sky』が10年もの間コンテンツアップデートを継続できたのは、プレイヤーの存在があったからだと語りました。ライブサービス型ゲームの運営が困難を極める現代において、本作が長期的なサポートを実現できた背景には、プレイヤーコミュニティとの関係性が深く関わっているようです。
プレイヤーの存在がモチベーションに
マーレイ氏はGamesRadar+のインタビューに対し、「正直なところ、もし『No Man's Sky』をプレイしている人がいなかったら、アップデートを続けたいとは思わなかったでしょう」と述べ、プレイヤーの存在が開発チームのモチベーションの源であることを明かしました。誰もゲームをプレイしていなければ、アップデートの意義も薄れるという考えを示しています。
フィードバックと改善の繰り返し
本作の初期開発段階では、コンテンツ追加よりもプレイヤーからのフィードバックへの対応に注力していたとマーレイ氏は振り返ります。チームには「このゲームを愛してくれるであろう人を想像し、その人にとってより良いものにする」というアドバイスを送っていたとのことです。この姿勢が、多くのプレイヤーに支えられ、長期的な運営へと繋がったとマーレイ氏は分析しています。
Steamの統計では、発売から10年が経過した現在も、本作は常にトップ100〜150位にランクインしており、これは多くのゲーム開発者にとって羨ましい状況だといえるでしょう。
10年後もアップデートの可能性
今後10年間、Hello Gamesが同じペースや規模で本作のアップデートを継続するかは保証できないとしながらも、マーレイ氏は「いつかアップデートを停止したとしても、その10年後に『No Man's Sky』のアップデートをしようと思うかもしれない」と語り、本作への強い愛着を示しました。
現在のゲーム業界では、ゲームが消費されるものとして捉えられ、次々と新しいタイトルへと移っていく傾向がある一方で、マーレイ氏は「個人的には、お気に入りのゲームが新しいプラットフォームでリリースされたりすると、再びプレイし直すのが本当に好きだ」と述べ、古いゲームを生き永らえさせることの美しさを強調しました。