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『Marvel Tokon: Fighting Souls』PC版の技術的問題が評価を阻む、革新的な格闘ゲーム体験

2026年08月20日 | #レビュー | Polygon

『Marvel Tokon: Fighting Souls』PC版の技術的問題が評価を阻む、革新的な格闘ゲーム体験

アークシステムワークスが開発を手がける新作格闘ゲーム『Marvel Tokon: Fighting Souls』は、PC版の技術的な問題が指摘されながらも、その革新的なゲームプレイと魅力的なストーリーモードが高く評価されています。特に、従来のマーベル格闘ゲームとは異なるチーム戦のシステムは、ジャンルのベテランから初心者まで幅広い層にアピールする可能性を秘めていると原文筆者は述べています。

4人チームで戦う新たな格闘ゲーム体験

本作は、従来のマーベル格闘ゲームとは一線を画し、4人チームでのタッグバトルを採用しています。プレイヤーは1人の「ポイント」キャラクターを操作しつつ、チームメイトをアシスト攻撃に呼び出したり、キャラクターを交代させたりできます。この4人という人数は、タッグシステムがゲームプレイの核となることを示唆しており、アシストを最大限に活用しなければ、本作の魅力は十分に引き出せないと原文筆者は指摘しています。

試合開始時には4人のうち2人しか使用できませんが、ラウンドを落としたり、特定の技で「ウォールブレイク」を成功させたりすることで、残りのチームメイトが使用可能になります。全キャラクターで体力ゲージを共有するため、試合が進むにつれてチームが強化されていく感覚は、これまでのタッグゲームとは逆のアプローチで、戦闘に進行感を生み出しているとのことです。

奥深い戦略性とキャラクターデザイン

本作は、初心者向けのオートコンボや、操作を覚えるのが1人のポイントキャラクターだけで済むといった配慮がある一方で、チームを同期したスーパーグループのように操りたいプレイヤーには奥深い戦略性を提供します。例えば、スパイダーマンで相手を崩し、ブレイドに交代して高ダメージのコンボを狙うといった連携が可能です。

また、各スーパーヒーローはコミックでの個性を反映したユニークな能力を持っており、キャプテン・アメリカがシールドを跳ね返して空間を制御したり、ロキが幻影のクローンで相手を欺いたりするなど、キャラクターデザインも高く評価されています。

魅力的なビジュアルとストーリーモード

アークシステムワークスらしい、コミックの影響とアニメ的な表現を融合させたビジュアルは、本作独自のクールさを生み出しています。アイアンマンのプロトンブラストやキャプテン・アメリカのヴィブラニウムシールドは、シャープなアニメーションによってその衝撃が伝わり、デッドプールは他の格闘ゲームへのオマージュを散りばめた派手なコンボと気の利いたセリフで、原作への愛情を表現しているとのことです。

さらに、本作は多くの格闘ゲームが苦手とする「魅力的なストーリーテリング」にも成功しています。5つのエピソードで構成される「エピソードモード」では、それぞれ異なる4人のヒーロー(またはヴィラン)チームの物語が展開されます。これらの物語は、アニメのカットシーンと、異なるアーティストによって描かれたモーションコミックを組み合わせて語られます。脚本はキエロン・ギレン氏が担当しており、各ヒーローの本質を深く理解した、満足のいくキャラクターアークと心に響く瞬間が描かれていると原文筆者は評価しています。

PC版の技術的な問題

しかし、PC版には「ギャラクタス級の」大きな問題が横たわっていると原文筆者は指摘しています。発売後のアップデート後も、エピソードモードでの頻繁なクラッシュや、セーブファイルを削除しないとオープニングメニューから進めなくなるようなゲームを破壊するエラーが発生したとのことです。

さらに深刻なのは、格闘ゲームにおいてタイミングがすべてであるにもかかわらず、フレームレートが不安定である点です。高性能なグラフィックカードを搭載していても、オンラインプレイでは相手のフレームレート問題が自分のプレイに影響を与え、カクつきが発生する可能性があるとされています。また、特にランクマッチではマッチメイキングの問題も報告されており、人口の多い地域でも15分から20分の待ち時間が発生することがあるとのことです。アークシステムワークスはパッチを配信し、一部のユーザーでフレームレートとCPU使用率がわずかに改善したものの、PC版の現状は「到底受け入れられるものではない」と原文筆者は強く批判しています。

『Marvel Tokon: Fighting Souls』は、PlayStation 5とWindows PC向けに発売中です。