『The Duskbloods』熟練者と初心者のマッチング格差をスキルベースマッチメイキングで解消へ
2026年08月23日 | #ゲーム | Eurogamer
フロム・ソフトウェアの新作『The Duskbloods』は、熟練プレイヤーと新規プレイヤー間の格差問題に対し、スキルベースマッチメイキング(SBMM)を導入することで対応すると、宮崎英高氏がIGNのインタビューで明らかにしました。本作はNintendo Switch 2独占タイトルとしてリリース予定です。
スキルベースマッチメイキングで新規プレイヤーを保護
フロム・ソフトウェアの宮崎英高社長兼『The Duskbloods』ディレクターは、本作がランクシステムを採用し、熟練プレイヤー同士、新規プレイヤー同士をマッチングさせると説明しています。これにより、ゲームのスキル差が拡大しても、一方的な試合になるのを防ぐ狙いがあるとのことです。SBMMは、Call of DutyやApex Legendsといったマルチプレイヤーゲームで、ロビーが不必要に厳しくなるとの批判に直面してきました。宮崎氏は、非常に優れたプレイヤーは他の優れたプレイヤーと、新規プレイヤーは他の新規プレイヤーとマッチングされるように計画していると述べています。
試合以外の楽しみとベテラン・新規プレイヤー間の交流
宮崎氏は、試合に常に勝てなくても、ストーリーコンテンツやキャラクターのカスタマイズなど、ゲームプレイを通じてアンロックできる要素があることを強調しました。これにより、戦闘以外でもゲームを楽しめるようにし、新規プレイヤーがゲームの世界観やストーリーを楽しみ、そこから試合で上達したいと思えるようになることを期待しているとのことです。
また、ベテランプレイヤーと新規プレイヤーがポジティブな関係を築けるような仕組みも検討していると宮崎氏は語っています。例えば、ベテランプレイヤーと一緒にプレイすると、特定のゲーム内イベントの発生確率が高まるようなイベントカスタマイズや、熟練プレイヤーとのマッチングを希望できるアライアンスシステムなどが挙げられています。ベテランプレイヤーが新規プレイヤーを助けたい場合、マッチング設定で新規プレイヤーとのペアリングを優先できるようにすることも検討されており、これはフロム・ソフトウェアの他のゲームでボス前にサインを残すのと似ていると説明しています。宮崎氏は、この仕組みが両方のプレイヤーにとってポジティブなものになることを望んでおり、ベテランは貢献していると感じ、新規プレイヤーは受け入れられ楽しんでいると感じられるようにしたいと述べています。
今後の調整と開発の方向性
宮崎氏は、これらのマッチメイキングに関する仕組みは、現在のネットワークテスト版には含まれておらず、後から導入される可能性があると強調しました。フロム・ソフトウェアは、シジルやヴァーチューポイントシステムといった実験的なシステムがプレイヤーにどのように受け入れられるかを注視し、長期的なマッチメイキングの進化を最終決定する予定とのことです。
フロム・ソフトウェアは、本作を従来のシングルプレイヤー中心の作品からの脱却と位置づけています。宮崎氏は以前、本作とELDEN RING: Nightreignの開発が完了した後は、シングルプレイヤーゲームに戻りたい意向を示しており、これら2作のマルチプレイヤー要素は偶然の一致であり、開発の方向転換ではないと主張しています。