『The Elder Scrolls VI』の舞台候補としてSentinelが浮上
2026年09月01日 | #ゲーム紹介 | DualShockers
長年ほとんど情報が出ていない『The Elder Scrolls VI』について、舞台がHammerfellの首都Sentinelになるのではないかという見方が強まっています。正式タイトルはまだ明らかになっていませんが、開発者同士のやり取りをもとに、Sentinelという名称が本作を指している可能性が高いと原文筆者は分析しています。『The Elder Scrolls Online』で描かれた設定を踏まえると、砂漠だけではない広大な地域と、Redguardの歴史を中心にした物語が展開されることになりそうです。
SentinelはRedguardの古都
SentinelはHammerfell王国の首都であり、都市そのものだけでなく、王国全体を指す名称として本作のタイトルに使われる可能性もあるとされています。砂漠地帯に築かれた古代の拠点で、Redguardにとって重要な都市のひとつです。原文では、シリーズ作品は舞台となる場所をタイトルにすることが多いため、Sentinelという名称が採用されるなら、都市と周辺地域の双方が物語の中心になる可能性を指摘しています。
Sentinelを築いたのは、Redguardの祖先にあたるYokudaの人々です。彼らは独自の文化や歴史、Tamrielで広く信仰されている宗教に対する独特な考え方を持っており、その影響は遺跡やRedguardの社会に残されています。都市部と砂漠に暮らす人々の間には大きな文化的な違いもあり、単一の民族文化だけでは説明できない社会構造が描かれるとみられています。
Hammerfellは砂漠だけではない
HammerfellはRedguardの故郷で、Cyrodiil、Skyrim、High Rockに接しています。広い海岸線と複数の島を持つ大規模な地域で、最もよく知られているのはAlik'r Desertです。ただし、Hammerfellを砂漠だけの土地として捉えるのは不十分で、ジャングルや山岳地帯なども存在すると原文は説明しています。SkyrimやOblivionとは異なる景観が、舞台の大きな特徴になりそうです。
Redguardは、Hammerfell沖の大陸YokudaからTamrielへ渡ってきたYokudanの末裔です。彼らは高い戦闘能力で知られ、Nordとは異なる剣術や戦士文化を発展させてきました。各地にはYokudanの遺跡が残されており、SkyrimにおけるNordの遺跡と同じように、探索や物語の手がかりを提供する場所になる可能性があります。
その代表例として挙げられているのがHall of Heroesです。Redguardにとって神聖な古代墓所で、死後の世界であるFar Shoresへの門が存在する可能性があるとされています。また、Yokudanの宗教はRedguardにも受け継がれていますが、Eight Divinesは他地域とは異なる形で捉えられています。魔法に対してNord以上に厳しい姿勢を持つことや、死者に対する独自の考え方も、地域の文化を形作る要素です。
遺跡探索で掘り下げられる古代史
Hammerfellでは、Yokudan遺跡に加えてAyleidやDwemerの遺跡も重要な舞台になるとみられています。AyleidはTamrielの初期から存在したエルフ族で、当時の人間であるNedeを奴隷にしていました。St. Alessiaが率いた反乱によって支配は崩れ、その後Pelinal Whitestrakeによって滅亡へ追い込まれたため、現在残っているのは主に遺跡です。
Ayleid遺跡は白い石材や独特の建築様式、Welkynd Stoneによって識別できます。SkyrimではAyleidの存在感が薄かった一方、『The Elder Scrolls Online』ではHammerfellにいくつかの遺跡が登場するため、本作でも再び姿を見せる可能性があると原文は述べています。
Dwemer遺跡はTamrielの多くの地域にありますが、HammerfellはかつてDwemer文明の中心地だったため、特に数が多い地域です。SentinelやStros M'kaiなどの主要都市はDwemer遺跡の上に築かれており、SkyrimのMarkarthに似た立地になっています。砂漠には放棄された遺跡も残されており、地上の都市と地下文明の痕跡を結び付ける探索が期待されます。
Dwemerの社会、魔法、そして彼らが姿を消した理由については、現在も確定していない部分が多くあります。Hammerfellを舞台にするなら、これまで推測にとどまっていた謎に新たな情報が加わる可能性があります。VolenfellはDwemerとDaedric artifactのVolendrungに深い関係を持つ遺跡として知られ、物語上の重要地点になる候補のひとつです。
Thalmorとの対立とSentinelの社会
Hammerfellでは、Skyrim以上にAldmeri DominionおよびThalmorとの対立が物語の軸になりそうです。帝国がWhite-Gold Concordatを結んだ際、ThalmorはHammerfellをAldmeri Dominionの属国として引き渡すよう要求しました。帝国がその要求を受け入れたことでHammerfellは裏切られたと判断し、帝国を離れて単独でDominionとの戦争を続けることになります。
その後、両者の間では複数の条約が結ばれていますが、本作の時代設定によっては対立が未解決のまま残っている可能性があります。SkyrimのクエストではHammerfellとThalmor、帝国の関係が一部描かれるものの、原文筆者は実際の確執の深さまでは十分に伝わっていないとしています。Hammerfellを舞台にすることで、Redguardが帝国から離反した背景や、Dominionへの敵意がより直接的に描かれることになりそうです。
Sentinelの社会には、Prince HakmirとPrince Sameerという2人の王子にまつわる悲劇的な歴史もあります。都市に住む人々は、王位を保持した王子に従った者たちの子孫で、砂漠に暮らすAsh'abaは追放された兄弟の子孫とされています。この分裂は単なる身分差ではなく、生活様式や政治的立場の違いにまで影響を及ぼしました。
原文では、この2人の王子の物語がSentinelの社会と政治を大きく変えたため、本作でも少なくとも言及される可能性が高いとしています。MorrowindのGreat Housesと同じ仕組みになるとは限りませんが、都市と砂漠に分かれた2つの文化、そして両者の緊張関係がゲームプレイや物語に組み込まれる可能性はあります。
Redguardの戦士文化を象徴する人物としては、Frandar Hundingの存在も挙げられています。彼はRedguardの偉大な英雄のひとりで、戦士として生きるための教えを残した人物です。Hall of Heroesに埋葬されているとされ、Redguardの剣士たちからは伝説的な存在として語り継がれています。
原文筆者は、Frandar HundingがSkyrimにおけるWulfharthのように、伝承や戦士たちの信仰を通じて登場する可能性を指摘しています。本人の霊がゲーム内に現れる可能性も考えられますが、より現実的には墓所や遺品、彼に由来する武器を通じて存在が示される展開です。現時点でこれらは公式発表ではなく、既存の設定と開発者のやり取りから導かれた予測にとどまります。