『GTA 6』犯罪プロフィールは限界を超えると破綻しプレイ中の判定が失われるか
『GTA 6』では、プレイヤーの犯罪行為を測る「犯罪プロフィール」が一定の限界を超えると破綻し、その後のプレイ全体で行動を評価しなくなる可能性があるようです。プレビューで得られた情報によると、本作は善悪を単純に判定するのではなく、どのような犯罪者として振る舞っているかや、行動に正当な理由があるかを重視するシステムを採用しています。さらに、主人公2人には別々のプロフィールが設定されます。
犯罪プロフィールは4段階で変化
YouTubeチャンネルTGGは、関係者向けの非公開プレビューで確認した情報を動画で紹介し、本作の犯罪プロフィールには「Professional」「Aggressive」「Violent」「Psycho」という4つの状態があると説明しています。最上位のProfessionalは、プロフィール上でもっとも穏当で名誉ある状態です。そこからAggressive、Violentへと移り、最低の段階であるPsychoに近づくほど、プレイヤーはより危険な犯罪者として扱われます。
この4段階とは別に、名称が明かされていない状態も存在します。RockstarはTGGに対し、プレイヤーがシステムを極端に無視し続けると、この状態に亀裂が入り、最終的には「shatter(破砕)」する可能性があると伝えたとのことです。そこまで到達するのは非常に難しいものの、プロフィールが壊れた場合、ゲームはプレイヤーの行動を以後測定しなくなるとされています。あらゆる相手を殺す遊び方を選んでも、システムから継続的に罰を受けているように感じさせないための仕組みとみられます。
正当防衛と無差別な暴力を区別
Rockstarは、すべてのゲームシステムに必ず関わる必要はない設計を目指していると説明しています。犯罪プロフィールの状態を知らせる通知はオフにできるため、プレイヤーは自分の行動がどのように評価されているかを意識せずに遊ぶことも可能です。
一方で、通知を切っていても内部の判定そのものがなくなるわけではありません。プロフィールが測るのは、犯罪の種類だけでなく、その行動が状況に照らして正当化できるかどうかです。たとえば店を襲っている最中に相手から撃たれた場合、その相手を殺してもプロフィールへの悪影響はないとされています。しかし、抵抗していない店員をいきなり撃ったり、理由もなく事態をエスカレートさせたりすれば、判定はより暗い方向へ傾きます。
この仕組みによって、同じ殺人行為でも、銃撃戦のなかでの反撃と、無抵抗の人物に対する一方的な暴力が区別されます。自由に犯罪を実行できる作品でありながら、プレイヤーが選んだ状況や振る舞いを細かく反映する、ロールプレイ寄りのシステムになっているようです。
ジェイソンとルシアの関係にも個別の数値
主人公のジェイソンとルシアは、それぞれ独立した犯罪プロフィールを持ちます。そのため、片方を比較的慎重に、もう片方を極端に暴力的に操作するといった遊び分けも可能です。ただし、このプロフィールが物語の展開やエンディングをどの程度変えるのかは、現時点では明らかになっていません。Red Dead Redemption 2の名誉システムのように結末へ影響するかどうかも不明です。
さらに、2人がどれほど愛し合っているかを行動から判断する「関係メーター」も用意されます。犯罪プロフィールとは別のシステムとして、プレイヤーの選択がジェイソンとルシアの関係性に反映されるとのことです。この要素をめぐっては、現実の配偶者よりゲーム内のパートナーを優先するのではないかという冗談交じりの反応が、SNS上で一部のプレイヤーの配偶者から出ていると伝えられています。
今回の情報からは、本作が犯罪行為の結果だけでなく、動機や状況、主人公同士の関係まで追跡する、幅広いロールプレイ要素を備えていることがうかがえます。ただし、これらの数値がストーリーに与える具体的な影響や、プロフィールが破綻した後に起きる変化の詳細は、まだ明らかになっていません。