『Nodusfall』はガチャなしでキャラクターを入手できる協力アクションゲーム
2026年09月03日 | #発売情報 | GamesRadar+
HoYoverseが手がける新作アクションゲームNodusfallは、Genshin ImpactやHonkai: Star Railとは大きく異なる重厚なビジュアルと、最大の特徴になりそうなガチャなしのキャラクター入手方法で注目を集めています。原文筆者の短時間の試遊では、Elden Ring Nightreignを思わせる協力型のボス戦を体験できた一方、難度は比較的低く、より幅広いプレイヤーを意識した作品に仕上がっているとのことです。
ダークな世界観と既視感のある要素
本作は、鮮やかな色使いとアニメ調のキャラクターを前面に出してきた従来のHoYoverse作品とは異なり、暗く緊張感のあるPvEアクションゲームとして描かれています。試遊を担当した原文筆者は、同じスタジオの作品だとはすぐに信じにくいほど雰囲気が違うとしながらも、短いプレイだけで続きを遊びたくなったとしています。
その一方で、ゲームプレイや演出にはElden Ring、とりわけ協力プレイに対応したNightreignとの共通点が目立ちます。口笛で呼び出す騎乗生物、休息に使う焚き火、回復用のポーションなど、両作を連想させる要素が複数登場します。さらに、あるキャラクターは戦闘中に巨大で硬質な翼を持つ姿へ変身します。原文筆者は、この姿がElden Ringに登場するMaleniaの第2形態を思わせると説明しています。
ただし、見た目や仕組みが似ていても、難しさは大きく異なります。試遊では巨大なドラゴンや、中国神話に登場する角と翼を持つ虎のような怪物Qiongqiを含む3体のボスと戦いましたが、原文筆者は一度も戦闘不能になった記憶がないとしています。回復手段が非常に豊富だったこともあり、勝利の達成感は、より厳しい戦いを乗り越えた場合ほど強くはなかったとのことです。
回復役が参加できる協力プレイ
試遊で選ばれたのは、味方の支援を専門とするヒーラータイプのキャラクターでした。小型の飛翔弾や氷を使った攻撃、巨大なレーザーなど、攻撃手段も複数用意されていますが、チーム内での主な役割は味方の回復です。
回復方法は2種類あり、特定の味方をロックオンして継続的に体力を回復するものと、自分の周囲にいる複数の味方をまとめて回復するものを使い分けます。前者はOverwatchのMercyが持つCaduceus Staffに近い感覚だったと、原文筆者は説明しています。前線に立って敵へ接近することが得意ではないプレイヤーにとって、味方を支えながら戦える役割が用意されている点は、本作の大きな特徴になりそうです。
ただし、味方のロックオンには扱いにくさも残されています。試遊中には、助けを必要としていない味方が別の仲間の前に立っていたため、後ろにいる瀕死の味方ではなく、手前の味方を回復してしまう場面が何度もあったとのことです。回復役そのものは魅力的である一方、混戦時の対象選択は改善の余地があるようです。
原文筆者は、ほかのプレイアブルキャラクターも試して戦闘の感触を確かめたかったとしています。実際に遊んだ範囲ではアクションを楽しめたものの、攻撃にはもう少し重量感や手応えが欲しいと感じたとのことです。敵を攻撃したときの感触については、今後さらに調整されるかが気になる部分でしょう。
多段階で展開するボス戦
ボス戦の演出面については、原文筆者は高く評価しています。各戦闘では複数のフェーズを進み、最後に戦ったドラゴンのMaldrake戦では、背中に乗っていた騎士が途中で降り、地上からプレイヤーたちを攻撃し始めました。これにより、チームはドラゴンと騎士の2体を同時に相手にする必要が生じ、戦力を分散させる展開になったとしています。
協力プレイでは、仲間と連携して繰り出す派手なJoint Executionも登場します。原文筆者は、大剣を協力して怪物の頭部へ突き立てるような演出を例に挙げており、ソロプレイではこうした見せ場を体験できない可能性があるため、基本コンテンツの多くを1人で遊べるとしても、協力プレイを選ぶ価値は大きいとしています。
今回の試遊は協力PvEに限られていましたが、HoYoverseは長期的な計画としてPvPとPvPvEのモードも検討していることを明らかにしています。現時点でそれらの詳細は示されていないものの、対人戦やプレイヤー同士の協力と対立が混在するルールまで視野に入れているようです。
ガチャに頼らないキャラクター入手
本作は基本プレイ無料のゲームとして展開される予定ですが、プレイアブルキャラクターをガチャで入手する仕組みにはしない方針です。HoYoverseは、キャラクターは「継続してプレイすることで」解除できると説明しており、Genshin Impactのようなガチャシステムとは異なる形を採用するとしています。
一方で、コスチュームなどの外見要素を収益化する可能性は検討されています。試遊では、ヒーラーの衣装を変更したり、光るケープを含むアクセサリーを装着したりできました。原文筆者は、こうしたカスタマイズ要素がマイクロトランザクションに結びつく可能性を指摘し、その方向性を好意的には受け止めていないものの、ゲームの中核となるキャラクターや戦闘ではなく、外見要素に課金を組み込むほうが望ましいとしています。
対応プラットフォームとして記事内で示されているのはPCです。発売時期は未定で、今後の情報公開では、キャラクターの解除条件、ソロプレイ時の具体的な仕様、PvPおよびPvPvEの内容、そしてコスメティック要素の収益化がどのように設計されるかが焦点になりそうです。Elden Ring Nightreignに近い雰囲気を持ちながら、難度を抑え、回復役を含む協力プレイとガチャなしのキャラクター入手を打ち出す本作が、独自の立ち位置を築けるかが注目されます。